デッドストック

銀行とか、製薬会社の銘入りのタオル。

最近は、こういうタオルをもらうことはめっきり減った。

 

小学校の始業式の際には、こういうタオルから雑巾を縫ってもらって、持っていったが、最近のお母さんたちは、１００円ショップで買うのだそうだ。

 

おばあちゃんの箪笥整理にまた出かけた。

桐の箪笥のなかの着物は整理できたが、まだまだ押入れにたくさん布がしまってあるから、片づけを請け負っているのだ。

 

たくさんのウールの反物がどっさり出てきたが、ほとんど虫が食べていて、しかもその虫たちの死骸や糞と思われる粉で汚れていたから、処分の対象となった。

 

で、今回、それらと一緒に発掘されたのが、このタオルである。

いわゆるデッドストック。

写真はその一部。

 

従姉妹は「いらなーい。捨てる」と言ったが、入院中にお世話になった看護助手さんやお掃除のおばさんたちのお掃除ぶりをみていたから、ひょっとして・・・と思って、貰い受けてきた。

 

予想どおり、助手さんたちは両手を上げて喜んでくださった。

いまは、経費削減とかで、会社からは雑巾も支給されなくなったらしく、病院では使い捨てのペーパータオルで掃除をしているのだとか。

これも、エコじゃないよね。

 

よかった！

おばあちゃん、喜んでね！