大谷くんの大ファンの夫。
いつか生で大谷くんの試合をみたい話してました。
そして昨年、
「来年、大谷くんの試合を見に行こう」
と誘われました。
が、断りました。
それほど大谷くんに興味ないし
猫いるし
夏は暑いし、
コロナで面倒だと思うし。
そうしたところ、夫は会社の後輩二人を誘い
1年がかりでアメリカ観戦ツアーを計画しました。
こんな時期にわざわざ外国なんて、って思う人もいるでしょう。
私も、どちらかと言うとそんな気持ちでした。
でも、夫が熱心にしたくをする姿を見て
これ、全力で止めて、夫が不慮の事故や急病で死んだら…
死なないまでも飛行機に乗れない体になったら…
きっと私はすごく後悔するだろうな、と思うようになりました。
これには、3年前に夫が脳梗塞になったことが
影響していると思います。
あの日の夫は、ぬる湯につかって
帰りにほうとうを食べて
家の玄関前で脳梗塞を発症。
でも、それとは気づかず、診断されたのは翌日。
幸い、ほんの少しの後遺症ですんで
今は以前と変わりなく暮らしているけれど、
梗塞の場所が違っていたら…
梗塞の規模がもっと大きかったら…
そんなことを思います。
来年も再来年も
元気に変わらず暮らせることを信じている人は
「こんな時に行かなくても」
と言うんじゃないかと思ったりしています。
で、夫、出かけました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/5c/72f17eaec12a3a1a6d5d8a97f1084d5c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/98/9815a35bca74db07238600faad216c1b.jpg)
ちっちゃいけど、どっちかが大谷くんらしいです。
大谷くんは指名打者で出場、
でも凡退ばかりで見どころはなかったようです。
そしてその翌日、飛行機に乗って帰ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/be/3fcad58da6a13ba8a977e3767ee7ee12.jpg)
自分用の記念の品、
夫の葬儀の時にはお棺に入れてあげようと思います。
凡退ばかりだったけれど
遠目ではあったけれど
夫は動く大谷くんを見ることができて
非常に満足そうでした。
大人になってからは
「夢が叶う」って言葉
使ったこともなかったけれど
これはまさに夫の夢が叶った瞬間だったんだなと
感無量になりました。
ただね、
時節柄、一筋縄ではいかなくって
同行者がコロナに感染したんですよ…
この話続きます。
そこを承知で生大谷クンを観に行ったとは。ご主人の大谷クン愛を感じるよ。
生大谷クンに会えてよかったね~
同行者は帰ってこれなくなってしまって
まさにぽんきちさんの言う通りなんだよ。
そこを承知って言うか
思いついたのが去年で
あんまり考えてないってのが正解?