Step forward one step!(夢の実現へ)

新たな「夢の更新&実現」への一歩を踏み出す息子!

護られるべき時代 (2010-05-13)

2019-10-18 |  _(思春期)

 育てたように 子は育つ

(相田 みつを)

 深い言葉だと思います。

 未だ 私に子どもがいなかったころ
 親しくさせて頂いていた年上の女性


 彼女の一人娘が 高校の受験期に入った頃に
 母親の本音(?)をポロリ。。。

実社会は 競争の世界なのよ
受験に始まり 
世の中は 好き嫌いに関係なく
自分の意に反して
競争の渦に巻き込まれる。。。

そして
やはり 勝つためには
それなりのテクニックが必要なのよ。。

あの子の性格は 最高なんだけれど
競争の社会には向いていない。。。
でもねぇ・・・、
やっぱり 私がそういう風に望んでいたのよ。。。
あの子の現在(いま)を観ていると
間違いなく 私がそういう風に育てた!
って 思うもの。。。。

 当時の私には
 漠然としていて 深意を理解することはできませんでした。

 でも・・・、
 息子の現在(いま)を観ていると
 その言葉の意味がよくわかる。。 

 無意識のところで 以心伝心があるように思う。。
 鳶 が鷹 を 生むはずがない
 と 言うとネガティブな感じがしますけれど
 それを DNA という言葉に置き換えれば
 なんとなく 納得できる。。
 
 それが! 親子というものでしょう。。。

 女性=母性としては
 自分が産んで 育てて来ているのだもの
 基礎的な人格は やはり 親が仕立てているのです。


*******************************

 
 悲しいニュースが耳に入る。。 
 中学生の自殺

 内向的で 友達ができない。。。
 その子の震える心の痛みを感じます。。

 
 思春期と言われる年代は 思いのほか長い
 子どもから大人への 長~いトンネルを抜ける時に
 一人一人の心の成長が整うための時間は
 それぞれに違うでしょう。。

 何も怖がらずに 真っすぐに走り抜ける子もいれば
 孤独な暗闇から なかなか抜けられない子もいる

 そんな時期を 誰が護ってやるべきか?

 そういうデリケートな時期に
 本来の物事を見失って将来 という事に捕らわれすぎて
 あれもこれも と 余計な荷物を背負わせたりはしていないだろうか。。

 この長いトンネルを抜けようとする時に
 しっかり 前を向いて歩むことができるよう
 また 出口に立って 新たな世界に一歩踏み出す時に
 自信に溢れた気持ちに満たされるよう
 送り出してやることが 親の役割だろう・・・ と。。 

その闇の中で 道に迷った時には
そっと 手を引いてやったり
目印を示してやったり
呼びかけたり

そういう導きが無ければ
ただ ただ 不安な気持ちが募るだけ。。。


思春期にある子どもたちは
護られるべき時期なのです。。

それは・・・過保護という意味ではなく
当然 受けるべき保護。。


親と子との縁は 深いもの
現代! 護られていない子どもたちが多いように思う。
表面的な競争社会に対応することばかりを強いられて
本心を偽りながら 順応して行かなければならない
そのことのフラストレーションを
様々な方法で晴らそうとする。。

自暴自棄 という言葉がある
非行 と言われる行動に走る子も
内向して 自殺に走る子も
救われない思いを抱えているように思う。。

つまづいたっていいじゃないか
人間だもの 

そのままでいいがな

 

救えるのは・・親(家庭)でしかない。。。

 



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