11月7日(水)に日本大学動物病院に
放射線治療2クール目が終わって1か月検診に行ってきました。
無麻酔CTでの検査です。
結果は良好でした
これは鼻先を輪切りにしたものです。
鼻の中は空洞なはずですが
右上写真の2018年8月は
右鼻が腫瘍で ほぼほぼ白くなっています。
左上の今回では放射線治療により
右下1年前の同じ時期と
同じ状態になっています。
こちらは 目のあたりの様子です。
左上の今回は 白い部分がほぼ無くなりました。
今回のをアップしてみます。
↓ 黄色い丸で囲んだ
白い部分ですが
真白く映っているものは正常組織に
石灰化といってミネラル分がついているの、と思われるそうです。
でも そこにもしかしたら腫瘍細胞も入っているかもしれないそうです。
このぽっちは1クール目後からずっと残っていましたが
こういう状況が2年間続いていたのですが
おそらく今回はこれが大きくなったのでしょう、
との事でした。
つまり、
今回の腫瘍の再発は ここが元凶だったのかもしれないようです。
で、これを放っておけばまた大きくなる可能性がある訳で、。。。
鼻腔内腫瘍には放射線治療が一番効果があって
手術や抗がん剤はあまり適しません。
ただジャッキーはもう放射線を2クールもあてているので
これ以上はもう放射線は当てられないそうで。
で、
やるとしたら、
麻酔をかけてCTを見ながら
電極を鼻の穴にさして ここの黄色い部分と他の一か所の小さい所を
熱で焼き切るラヂオ派での治療が残されています。
ラヂオ派をやるんであれば腫瘍が小さいうちにやったほうがいいと思う
と 先生はおっしゃっていました。
では 何故1クール目で 元凶をラヂオ派でやっつけてもらえなかったのか
当時 石灰化した何か(腫瘍?かも)が
篩板(しばん)という鼻と目の境いの骨に 腫瘍がくっついていたので
ラヂオ派は 目や篩板がやけどになる危険があるので出来なかったのです。
今回は石灰化した何か(?)が
篩板から離れているので
前回よりもやりやすい場所にあるそうなので
やっても良いかも、という見解です。
ラヂオ派のデメリットですが
熱をかけるので
やけどみたいな状況になるので
そのことによって2週間くらい鼻水と腫瘍組織が壊れますので汚い鼻水が出ます。
メリットは 熱に勝てる腫瘍はないので
熱の当たったところは全部死ぬということです。
もう一か月待って 放射線の治療から
組織が回復するのを待って そのくらいに
ラヂオ派をやるのはどうでしょう。
というお話でした。
あとは他に心配なのは
晩発障害で
右眼の白内障がさらに徐々に進んでいくことは確実なようです。
放射線治療は放射線が当たった部分に
後々に障害が出てくるわけですが
組織が死んで行く過程で普通は痛がるそうです。
ただ晩発障害はなかなか止められるものではないので、
恐ろしいのです。
ジャッキーは2クール目なので 晩発障害の出てくる
可能性が非常に高まっています
晩発障害が半年後に出るか 1年後に出るか。
場所は
目がやられるのか 脳や眼や鼻の骨が溶けるのか。。
一難去ってまた一難です
「治療、治療で
それが僕にとって良い事なのか どうなのかを
かぁちゃん 良く考えてね」
はい。