店のクーラーはなんと40歳。
今までよくがんばってくれました。
連日の猛暑で開店の7:30から
19;30閉店まで12時間回しっぱなし。
そんな日々が続き・・・
ついに完全に壊れてしまいました。
壊れたのが月曜の朝だったので急いで知り合いのSさんに相談。
Sさんとは40年以上の付き合いで店のボイラーもクーラーも40年前に取り付けてもらったものなのです。
Sさんは電気屋さんではないのですが、うちの配管や電線のことも全部把握してるから総合的に相談に乗ってくれるのです。研究熱心でひらめき、発想が瞬時に浮かぶ天才だと思っています。
お袋と同じ東和岩代出身者なので山や山菜や魚の情報もたくさん教えてもらえて、話も面白い方です。
話はクーラーに戻ります。
月曜にSさんは早速お昼に状況を見に来てくれました。
直そうといろいろやってくれたのですがやっぱしだめ。
新調したいと申し出ました。
「エアコンがメーカー品不足ですぐにあるかどうかわからない。とりあえず探してみるから」
とのこと。
午後になり、西向きの店舗なので夕方には西日が差し、店内は39度を記録。
表のほうがよほど涼しい。
店舗と居間はつづきなので、居間にいる父や母が軽い熱射病になってしまった。
配達で大型電器店のそばを通ったので覗いてみた。
店員に話を聞いたら、やはりエアコンは品薄で、工事は最速でもお盆過ぎだという。
ううう。
この暑さの中、ゴーヤのグリーンカーテンだけじゃとてもダメだ。
お盆過ぎだなんて、二週間も三週間もどうやってしのげばいいだろう・・・
打ち水したり、巻き取り型のひさしをめいっぱい下げたりしたが依然温度が下がらない。
火曜日の朝
どこから調達してきたのかSさんは二台のエアコンをトラックに載せてやってきた。
あまりの俊敏さに驚くやら感激するやら。
駆けずり回って探してくれたんだと思う。
「高出力のは納期待ち。中型の二台つけましょう」
なんでも、大型のを一台つけるのも中型二台つけるのも費用的には変わらないのだそうです。
売れ筋のは格安なのだそうです。
効率的にもそのほうがいいとのこと。
あっという間に一台取り付け。
お昼前には涼しい風が店内を駆け巡りました。
「とりあえず、明日までこれで我慢して。〇〇さんの奥さんにも頼まれてるから午後はそれやるから。」
近所のお宅でも、急にエアコンが壊れて頼んだのだそうだ。みんなたよりにしてるんだなあSさんのこと。
一台でも40年の進歩か。前のより静かなくせに涼しい。
温度計は32度まで下がった。
外気温は35度か36度。
今までもこんなものだったからこれでも十分だが、やっぱし夕方は暑くて扇風機もまわしっぱなし。
店は25畳くらい、居間まで入れたら30畳以上だ。
なのにこのエアコンは10畳用。
お客さんが出入りするたび熱気が入り込むのだから性能不足は否めない。
水曜日
朝、Sさん登場。
昨日取り付けたエアコンと、ちょうど反対側に設置。
10時ごろ工事終了。
二台のエアコンがかもし出すハーモニー(笑)はすばらしく涼しくて店の気温もあっという間に30度まで下がった。
夕方も30度以下で、出力を半分以下にしないとたちまち27度とかまで冷える。
つづきの居間もとても涼しいが、冷えすぎは良くないので29度くらいになるように調整。
依然の40年前のクーラーのときは32度でも平気だったのだからあまり冷やさないように注意せねば。
18時過ぎからは一台で充分。
室外機から出る水は、ゴーヤのカーテンへ保水。余った分は他の花や植物に回るよう工夫。
もう一台から出る水は打ち水に。
何も無駄にしないSさんのアイデアだ。
なんと、リモコンもアルミ箔や鏡の反射を使って遠くからでも利くようにしてくださった。
本日木曜日。
新たにブレーカーとコンセントを作る工事がこれから。
これは免許がないとできないので電気屋さんのOさんがやってくるはず。
昨夜、たまたま某ガラス屋さんのAさんにアリスクーパーの3Dライブ鑑賞とビールを誘われてお宅へ遊びに行ったのだがその電気屋さんのOさんはAさんの義兄さんだった。
(アリスクーパーはすっかりじいちゃんだったけど笑っちゃうくらいかっちょよかった。3Dのアリスクーパーはリアルすぎてこわいくらい(笑)
他にバットマンダークナトも観たのだが50インチのフルハイビジョン、oppoっていうメーカーのプレーヤー、DENNONのすげえサラウンドアンプ、高性能9.1のスピーカーシステムなど映画館みたいな部屋でビールを飲みながら観る映画は最高だった。)
そういえば、先日壊れたスカパーのチューナーもいま使ってる携帯もAさんからもらったものだなあ。
因みにAさんの息子さんはう歌唄いの「a〇e」さんだ。
うーん。いいな。ジモティなあ。絆を感じるなあ。
町の〇〇屋さん。
オイラも町の時計屋さんとして、誠意を尽くしてゆこう。
こんなに早く施工してくださったSさん。
本当にありがとうございました。
今の機械だから40年はもたないと思うけど大切に使わせていただきます。
壊れたらまた面倒見てください。
Sさん、町の何でも屋さんとして、いつまでもお元気でいてください。
いざという時は「遠くの親戚より近くの他人」。
でも昔から地元で近所付き合いをしっかりやってきたらか今こうして「助けて助けられて」でいるんでしょうね。
自分はそういうのが全くないし、今は嫁の地元にいるから近所付き合いも希薄でいざというときはすごく心配です^^;
「好きで生まれてきたんじゃない。
だけど
好きで生きてゆきたい」
SIONの歌詞にそんなんがありました。
ここで生まれ、ここで死ぬしかない運命を選んだので、思いっきり地元固着型人間です。
農家や自営業の友達が多いのも自然の成り行きですよねきっと。ボランティアとか祭りとか、同じ顔ぶれが揃うのでいつしか友達になっちゃいます。
そういうのに顔を出せばすぐに近所仲間は出来るんじゃないかなあ。
でも、
あまり近所に詮索されたりしないってのも都会的でいいなってたまに思ったりもするけど。
「お互い様」って言葉、いい言葉ですよね。
http://blog.goo.ne.jp/matchbox-fukushima
南相馬には灰野敬二も来っつぉ。
http://www.pj-fukushima.jp/festival/201208fukukou-live-hors-pistes-in-minamisoma.php
こないだのミチロウさんのときはどーもない。
またまた〇〇のお世話になってしまった。
あのあと、ひどい頭痛で参った。
まだ治らなくて困った。
馬鹿だあ
南相馬行ってきたのがい?