michigan's

〜my everyday life, とりあえずの日常〜

認知症

2025-03-01 16:07:00 | 日記2025
帰省中、美容院での衝撃。

それは、オジサマ方がこぞって髪染めをしていたことではなく(笑)、
施術中、パラパラとめくっていた週刊誌で目にした記事でした。

そうか、作家の佐藤愛子さんの娘さんの響子さんは、
愛子さんの読者の間では昔からお名前は有名ですが、
そう言えば苗字は「佐藤」ではなくて「杉山」さんだった。

その杉山響子さんが、女性週刊誌にエッセイの連載を始めたらしい。
響子さんご自身、クリエイターのようなお仕事をされているようだったので、
やっぱりお母様同様「物を書く」という方向に行かれたのか?…

と紙面に目を走らせるうち、
やっぱり書いてあるのは母である佐藤愛子さんのことらしいのがわかって来ました。

その佐藤愛子さんが、
え、「認知症」?

確か今、その漢字が目に入って来た気がしたけれど、
え、ホントにそうなのか???

  〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜

佐藤愛子さんの『九十歳。何がめでたい』が草笛光子さんの主演で映画化されたのを、
母、叔母を誘って見に行ったのが去年の6月のこと。

その時映画のエンドロールでは、
「佐藤愛子さんは、今年11月で101歳になられます」
とのテロップが流れました。

90どころか、100歳になってもお元気でその消息を届けて下さる佐藤愛子さんに、
叔母も母も思った以上の力をいただき、
劇場を後にしたものでした。

その愛子センセイが、
「自分は入院してまだ病院にいると思っている」
「通いのお手伝いさんがいないと言って夜中に家族を呼ぶ」etc.の認知症の症状を発症したのは、
家で転倒、骨折、入院したのがきっかけだったとか。
(う、25年前の祖母と同じ(⌒-⌒; ))


人間誰しも、いつまでも若い時と同じようには行きません。
かつての某知り合いに、

「赤ちゃんはピカピカの新車。大人は中古車」

と言い放った奴がいますが、
それはたぶん、哀しくともこの世の摂理に近い。

その「中古車」も、
時とともに外見が古びるだけではなく、
外からは見えない内燃系統やデジタル制御の部分がどんどんダメになるのは、
たぶん人が呆けるのと同じ…(⌒-⌒; )

  〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜

家に帰ってから、
そのエッセイの内容を母に知らせるべきかどうか迷いました。

私が帰る前日くらいに、
同じ美容院にパーマをかけに行っていた母。
たまに行ったらそこで得た週刊誌からの情報を得意げに話してくれるのが常なのに、
今回その、私が読んだ同じ週刊誌は読んではいなかったと見え、
佐藤愛子さんのことについては何も言ってはいませんでした。

これを言ったら、ほぼ同年代、
昔から佐藤愛子さんの本を愛読していた母はびっくりして、しかもショックを受けるんではないか?

直接の知り合いでないにしても、
昔から知っている、特に女史のようなシャッキリ、チャッキリした、
母の年代のお手本のような女性が、
やはり寄る年波には勝てずに、いつの間にか闘病?というような状態になっていらっしゃる…。

でも、早晩耳に入ることでもあろうし、
叔母との話でも話題に上るかもしれないし、
と、できるだけサラッと言ってみた私でした。

案の定母、

えーーーっ、そんなっ、
ウッソ〜〜(;゜0゜)

そして、
「やっぱり骨折、ってのがまずいかんがで〜」
という私たち姉妹の言葉がここでやや身に迫り、
今後椅子に上がって高いところの物を取ったりしない、と肝に命じてくれた、

と信じたい(⌒-⌒; )

(ついその数日前、普通より大分長い縁側のカーテンを、外して洗ってまたかけた、と妹に自慢したそうな。お願いだからやめてくれ(⌒-⌒; ))


  〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜

今から19年前、
遺伝性の1型糖尿病(生活習慣などに由来しない)に加えていろいろ満身創痍の体だった父の晩年。

最終的には腎機能が悪くなり、
どんな薬を投じても、投じなくても、
何が良くて何が悪いのかわからない感じで
数値も定まらず、
「せん妄」という、いわば「まだら呆け」のような状態になりました。

きちんと意識があり我に返った時、
記憶のない時に自分が言ったりしたりしたことがあるのでは?と疑心暗鬼の状態になった時が一番可哀想だった、
と母は言います。

父が、徘徊まではなかったものの、
夜中にも目が離せない状態になった時、
母と私と交代で、
父が寝ている部屋の隣に当たるキッチンから、
夜通し父の動きを警戒して眠れない夜を過ごしました。
(妹は当時海外在住。)

父は市職を勤め上げ、
私的な活動でも地元ではそこそこ知られた人で、
直前までその活動を続けていました。

そこで、母としては、その父が「呆け」てしまったことが周囲にわかるのが憚られ、
普通でなくなってしまった父のことが、どうしたら周囲に知られずに済むか、
を父の名誉のためにとても気にしていたところがあります。

ところが、急に病状が進んだ父について、
当時はそれをフォローしてくれる介護制度や施設はまだ全く不十分だった地方都市。

結局どうなったかと言うと、
父が少々「普段の父ではなく」、
家族にちょっときついことを言ったりすることを「誇張して」申告し、
「家族だけでは限界なのでどこか受け入れ先を」とお願いするしかなかったのです。

つまり、認知症気味で、時に家族に対して「それまでとは違う」態度になる父を、
「暴言を吐」いたり「暴力的」になる「狂人」←敢えてこう言います)という体で申告し、
それで受け入れてくれる「精神科」の病院を頼みにするしかなかったということです。

さすがに今は、老衰や認知症に対する世間の常識も変わり、
理解も進んでそこまでのことはないでしょうが、
家族が介護で疲弊し、やっとのことで受け入れて下さった精神科の病院で、
父が入れられたのは、カーテンも絨毯も、家具もないがらんとした灰色の部屋。

薄いマットレスだけが寒々とした窓際に一枚敷いてあり、
目もよく見えず、意識も朦朧とした素足の父が、何とかそこを目指して床を這うように手探りで進んでいる。

今ではたぶん信じられない光景(だと思いたい)。


市井の人間の営みよりも、
社会の制度は後手後手にしか付いて来ない。
これがまあ世の常であることでしょう。

(それを言えば、敢えてそれを「後退」させる、高額医療費制度の改訂はとんでもないのでは…。)

  〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜

佐藤愛子さんの話に戻ると、
家に帰って母と妹にその話をし、
妹といろいろ調べたところ、
愛子さんの孫娘の杉山桃子さんも、
やはりクリエイターのようなお仕事で、
祖母の愛子さんのことをマンガ連載し始めたところだとか。

でも更に驚いたのは、
娘さんの響子さんが最近始められたというYouTube。

なんとそれは、お母さんの認知症関連ではなく、
「心霊系チャンネル」!

でも私は、そこはとても、響子さんの「本気」に納得できます。
近頃あれこれ処分している中、
佐藤愛子さん関連で私が最終的に残しているのが、
以前も書いた『私の遺言』だからです。

この本は、佐藤愛子さんがこの世を生きて、信じざるを得ないという結論に至った、
「あの世」や「前世」の存在のお話でした。


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連休の覚え書き(2/22-23)

2025-03-01 11:08:00 | 日記2025
2/22〜24の連休は、
久しぶりに実家でした。

こんなに長く帰らなかったのは、
妹が滞在してくれているので安心、というのと同時に、
直前まで家の耐震工事が行われていて、
私が泊まりがけで帰るスペースが実際問題なかったから。

それにこの間私は髪が伸び(というより、諸事情あって⁈全体のバランスがとてもおかしくなっていて)、
美容院に行かずに日々やり過ごすのももう限界、
になってもいたからです。
(私は依然、住んでいる街では「美容院難民」。それを避けるために、実家の街で母が70年以上、私自身もかれこれ半世紀前から行っている美容院にお世話になっていますf^_^;)

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帰った2/22(土)は、
例のたぬきケーキがおやつだった日。

その日、久々実家での夕飯は↓



(自分が食べたかったので勝手に作った)シチュー、
安かったバナメイえびの塩焼き、
実家のおでんの残り、
たぬきケーキのパン屋さんのサンドイッチ等。

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2/23(日)は、
かねてよりせっかち母が、2階にある古い荷物のことをとても気にするので、
朝からエイヤッと気合を入れ、
何年もそこに積み上がったままの数箱のダンボールの中身などを、
「濡れ雑巾」片手に(←これがないとホコリで鼻炎が起こって死ぬ)検め、片付けました。

確かに母にしてみれば、
娘らが長年に亘って、転勤などのたびに「とりあえず実家に」置いて行ったものは、
勝手に処分するわけにも行かなくて迷惑でしょう。

父の遺した機械モノや写真など、
その価値を一から調べたり処分方を考えたりするのは、92歳の手に余るというのも間違いない。

ということで、朝から午後にかけて「大片付け」になった日曜。

姉妹で子供の頃にハマった漫画やゲームなど、
「ちょっとお宝ものかも」な品もいくつか発掘されました。

(まだまだ片付けの先は長い。)

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その後、午後遅くに、
私は重い腰を上げて美容院へ。

三連休中日のこの日、美容院は激混み。
(翌日は月曜日で休業日。)

いつもここまでは見かけない「オジサマ」方が、何人も並んで髪染めをしていたりしたのは何でだろ〜??

  〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜

帰宅後作った夕飯は、天ぷらと鶏ごぼうの炊き込みご飯がメイン。





片付けの合間のお昼に、
うどんの付け合わせとしてササッと作った「なすの天ぷら」が母に好評だったので、
夕方も天ぷらになったのです。(短絡的。)

久しぶりになすが安くて新しかったというのもあるけど、
しかし天ぷらは、「天ぷら粉」を使うに限る

と、どこかで読んだので、いつもは頑なに自分で小麦粉から作っている衣を昭和の天ぷら粉にしたら、これが大正解*(^o^)/*

(お店のようにたっぷりな油は使わないので、そこには限界があるけど。)


実はこの日美容院で、
「衝撃の出来事」あり。

長くなるのでそれは別に書きたいと思います。


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実家の耐震工事の覚え書き

2025-02-28 21:12:00 | 日記2025
今後30年以内に起こる確率が80%に高まったとされる南海トラフ巨大地震。

いつかは来るであろうと思っていても、
そのために実際に古い家にわざわざ手を入れるとなると、
もうこの年になって(来るなら来るで仕方ない)」とか、
「(そもそも耐震診断なんか頼むのは)わざわざ不安を買うようなものだ」と、
聞く耳持たなかった母92歳。

妹が調べてくれた結果、
幸い、市からの補助が上限110万円、
耐震基準に合うよう計算をしてくれる設計士さんの費用約30万円も市が負担してくれることがわかりました。
(なにせうちの県は差し迫っているのでね(⌒-⌒; )

ただし、
家の築年数などが市の基準を満たして、
期限内に申請して、その年度内の市の予算中に収まった場合、
です。

  〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜

妹が説き伏せて、母がやっと工事をする気になったのは、
昨年元旦の能登地震よりは前のことだったような。

そして、去年(2024)春頃に市に申請書類を提出、
工事は「順番待ち」なわけですが、
たぶん今年度の予算内には入って工事ができるでしょう、
と言われてからがまた長かった。

せっかく設計士さんが強度計算をして書類を作成してくれたのに、
11月ごろになり、「やっぱり今年度中は無理かも」。
(→すると、次年度また一から申請書類を出さなくてはいけない。)

その後、年末近くになって、
「やっぱり何とか行けそう」となり、
やっと実際的な計画が始まったのでした。

ところが。

設計士さんや工事をお願いする工務店が何度か下調べに来てくれたところ、
家の図面には書いてあって、本来ならあるはずの基礎の鉄筋がない!
壁に筋交いが入っていない!
あるはずの柱は、外から見えるところに薄い木を貼ってあるだけだった!

…等々、約50年前にこの家を建てた工務店の「大手抜き工事」だったことが次々判明したのです。

その度に設計士さんは、強度計算(全体の壁や柱の位置などがすべて関わるらしい)をやり直し( ̄▽ ̄;)

もっと早く分かっていれば、建てた工務店を手抜き工事(詐欺?)で訴えることもできたんでは?くらいの図面との違いだったわけですが、
まぁ、他でも似たような阿漕なことをやっていたのかどうなのか、
その時の工務店は一代か二代で、今はもうなくなっているらしい。

  〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜

実際に工事が始まったのは、今年の1/21でした。
お正月明け早々、まだ私が実家にいるうちに始まるのかな、と思っていたのがそうも行かず、
新学期に当たり私が実家を退散したのと入れ違いに帰ってくれた妹が、
この間のほとんど全てを仕切ってくれました。
(92歳、特に「せっかち」な性質の母一人では絶対対応ムリ(⌒-⌒; ))

今回の工務店は、以前伯母の介護トイレを増設した時や、その後の床の補強などをお願いした、とても良い業者さんなので、
そこは安心でした。


しかし工事は思ったよりも大がかり。
何せいろんなところを追加で補強する必要などあったので。

この間の日々の工事の進捗具合は、
妹が克明に記録して知らせてくれていましたが、
写真で見ただけでも、
えええっ、こんなとこまでっ!
というすごい状態のこともあり(・_・;

折しも寒い季節に、
壁や床がぶち抜かれたままで工事が翌日に持ち越すことなどもあったようで、
母と妹は、2人で台所に籠り、ストーブ2台焚きながら、大音量でテレビを見るしかない(←工事の音がすごいので)、
という過酷な日々だったようです。

(この間、実家に帰ることもできず、何もタッチしなかったワタシ。申し訳ない(⌒-⌒; ))

  〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜

覚え書きの何枚かの写真です。

ちなみにこれは、2階の私の部屋。
(かつて私が1年間「宅浪」で籠ったのはココf^_^;)


家の西端の壁になりますが、
ここまで剥がされるとは思っていなかった。

しかし、最終的にはこれが、こんなに↓
元に戻るから、



大工さんってすごくない?

妹の部屋は、押し入れを1階までぶち抜いて工事をしたようです↓



冬場には母が「寒帯」と呼んでいるうちの無駄に長い廊下も、
一時は天井の中まで見える状態から↓





なんかきれいになったぞ。
(片側だけですがw)



二間続きの和室は、やっぱり弱いということで、
背に腹は代えられず、
最後のあたりで真ん中に新たな柱が立った!



実質耐震には関わらなかったはずの母のお気に入りの飾り床は、
隣接する廊下側の壁(ここが強度的に一番のネックだった)との兼ね合いで、
図らずも新しくなりました(^◇^;)




この他にも、
和室の押し入れ、床の間、
縁側の端の押し入れ、
玄関側の壁など、
結構大々的に補強していただいたところあり。

  〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜

こんな感じで、
実家の耐震補強工事、2/20に無事終了。
(工期はいろいろ長引いて、結局きっかり1か月。)

結論を言えば、
震度6強の地震が起こった場合に、
元のままでは「即倒壊」予定であった実家は、
「大破」の域まで強度を増しました。





(「倒壊」しないまでも「大破」です。でも、それでもすぐに潰れるか、何とか持ち堪えるかは、この場合大きな違いです。

その後は母のベッドの位置も、強度を増した壁側にするなど、
(本人を説き伏せて)いろいろ変更しました。

本当に今回の工事は、
手続きや労力面では妹サマサマ、
実際のお仕事としては、設計士さんと大工さんサマサマでした〜*(^o^)/*

ちなみに、費用はどうだったのか。
上述のように、うちの場合は元々の家の手抜き工事による追加部分がだいぶあったので、
市の補助の110万円を超えた分は自己負担の予定です。

最終的な請求額はまだ出ていないようですが、
耐震工事についてはとてもとても腰の重かった母も、
今は納得&満足しているようなのでめでたしめでたし*(^o^)/*


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コレ南国

2025-02-24 16:19:00 | 日記2025
特に風が強いとか、
夜中に寒さとかで目覚める、
なんてことは何もないままに、
朝庭がこれだったらびっくりしませんか( ̄▽ ̄;)










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たぬきケーキ生息中

2025-02-23 15:53:00 | 日記2025
昭和40〜50年代には日本中どこのケーキ屋さんにもあったという、
(なぜか)タヌキのケーキ。

近くの(今はない)お店で祖母がよく買ってくれました。

居住県では2か所だけ「生息中」が確認されています。
そのうち一軒のケーキ屋さんのタヌキが、
昨日の実家へのお土産。






往年の?バタークリームずっしりが懐かしい( ´ ▽ ` )


これを食べていてふと思い出しました。

たぬきケーキと並んで、
「たぬきではない何か」の動物のケーキも、
その昭和40年代のケーキ屋さんに一時期あって、
子供としてはとても悩んだ朧げな記憶。
でもそれが何の動物だったかどうしても思い出せません。

どなたか心当たりのある方、いませんかーー(^◇^;)

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一直線の雲とマイクロプラスチックの話

2025-02-19 07:14:00 | 日記2025
少し前、1/26のことになりますが、
朝、南の空の低〜いところに、
見たことのない「一直線の雲」を発見。
珍しいので動画撮影までして残していたら、、、






(これは割と東向きの空ですが、動画ではこの帯が、真正面の南側まで続きます。


昨日echigobijin様が同じことをアップされていて驚きました。

echigobijin様はそれについてよく調べられていて、
しかも、桜島の北によく見られる似た雲について、既に鹿児島県立国分高校のサイエンス部の生徒たちによる詳しい研究がある、ということまでを突き止められておられました。
(コメント欄がありませんでしたので、ここで勝手に言及させていただく失礼お許しくださいm(_ _)m)


鹿児島の高校生の研究はかなり高度なもので、日本気象学会(協会、ではないが)でも取り上げられているようでした。

結論?としては、
山(鹿児島の場合は桜島)から吹き下ろす冷たい風が、
海(錦江湾)からの暖かい海風の下に入り混むことで、
その境界線に雲(層雲)ができる、
ということのようです。

が、ここで私がちょっと疑問なのは、
私が見た土佐湾上(たぶん)の雲は、東から南に余りにも長すぎて、
さてこれはどこの山からの吹き下ろしによるものだろう、
ということでした。

四国山地?
ならば標高の高いところ、
例えば東側の徳島県剣山で約1955m、
西の愛媛県石鎚山で1982mなのですが、
そこから太平洋まではちょっと距離が離れすぎている気もする。
(ちなみに、桜島御嶽山は1117mだそうです。)

海(南)側から見た時、
平野を挟んで市内北の「北山」と呼ばれるあたりはせいぜい500m級なのですが、
四国山地の一番高いあたりでないとすれば、直接関わっているのはこの北山のあたりなのか??
(そこから太平洋まで約20km。)

私では解決にならないけれど、
echigobijin様もおっしゃるように、
海水温が上がっている昨今、
これからもこんな雲に遭遇することは増えるのかもしれません。


  〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜

環境問題でもう一つ、
こないだ見つけて怖っと思ったのが
脳から「衝撃的」な量のマイクロプラを発見、認知症ではより多く

脳から「衝撃的」な量のマイクロプラを発見、認知症ではより多く

新たな研究により、マイクロプラスチックやナノプラスチックは、肝臓や腎臓よりも脳に多く蓄積されることが判明した。

 

「家庭で合成繊維などの服を洗濯すると、細かいプラスチックの繊維は洗濯機や下水処理場のフィルターを通り抜けるので、それらはやがて海へと辿り着く。それを小さな魚が食べ、より大きな魚が食べ、そしてそれを私たち人間が口にする。」

というのは授業で生徒に読ませた内容です(笑)

ほぼ英語がわかっていない生徒に説明するのに気を取られて、
私自身内容の本当の意味については軽く流していた、
というのが正直なところですf^_^;

ナノレベルの「目に見えないほどの」プラスチックが、昨今人間の体内に少なからず入っているのだろう、
いうのは認識していたけれど、
それが「5ミリのも」とか、
蓄積先が「脳」とか言われると俄かに恐怖では!?


世界の海洋には2023年時点で、
2005年の10倍に当たる250万トンのプラスチックが浮遊しているそうです。

ナショジオの記事(元はNature Medicineの英文記事に基づいている)なので、眉唾モノの話でもないはず…。


レジ袋を減らすため、結局元が取れるかどうかのお高くオサレなエコバッグを買ったりしている。
冷静に考えれば、そのエコバッグも往々にして「合成繊維」では?
そして結局ゴミを出すのにはビニール袋が必要で、
私たちはそれを買い足してないかしらん?

可燃ゴミとプラスチックゴミは頑張ってチマチマと分けている。
自治体によってその区分がかなり違うのは「だいぶ不安」だが。

分別なんて自分には関係ない、と思っている人も、実は沢山いるでしょう。

どっかの新大統領は、自分の好みで?紙のストローを廃止すると言っています。
(それ、就任早々決定を下すことかな?)

私も、あの紙のストローは気持ち悪いけど、
求めるべきは「環境汚染にならない新たな素材」という方向では?
(スタバが実験的に沖縄で始めたというバイオプラスチック製のストローの成果を待ちたいですね。目に見える形になるのかどうかはわからないけど。)

「環境問題」、まだまだあちらこちらで迷走中のテーマのように思えます。


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あさイチ「更年期の手の不調」

2025-02-16 16:15:00 | 日記2025

この間、書くこといろいろ?、

でもそれが追いついていません。

そこで、まずは期限切れになりそうなことを。


   〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜

2/12(水)のNHK「あさイチ」。

後から知ったのですが、この日の特集が:

「放っておかないで!更年期の手の不調」

 

ほらね~、言ったぢゃないか!(←心の中の声。)

 

更年期の女性で、手のこわばりや痛みを訴える人が増えている。

リウマチなど、別の病気のこともあるが、

更年期による女性ホルモンの減少が原因のことも多い

 

私に言わせれば、10年遅れです!!!


以前からブログを訪ねて下さっている方のご記憶にはあるかもしれない、

ここ10年の私の格闘。


10年ほど前、右手に突然の腱鞘炎を発症した私は、

その後それが体中の関節、というより骨そのもの、そして筋肉の痛みへと広がって行き、

普通に生活ができない一時期がありました。


それが、「単なる構造的、整形的な」不具合なのではなくて、何か体内の目に見えない物質によるものではないのか?

と疑い、

当時まだ医者の中でもそれほど認識されておらず、理解もない中、

ホルモン治療を「勝ち取りに」婦人科にかかった記録がこちら↓

更年期障害のホルモン補充療法の覚え書き・その1 - michigan's


更年期障害のホルモン補充療法の覚え書き・その2 - michigan's


更年期障害のホルモン補充療法の覚え書き・その3 - michigan's


更年期障害のホルモン補充療法の覚え書き・その4 - michigan's


更年期の症状には、

よく言われる多汗やホットフラッシュやイライラ等だけでなく、

人によっては手足の痛みなどとして現れることもあるということを、

あさイチさんがやっと、時代に追いついて?取り上げてくれたようなのですf^_^;


痛みやこわばりの他にも、

ばね指手根管症候群、それにヘバーデン結節などもこのうちに入る、などとも。

(ほらね〜!!このうちヘバーデン結節以外は私もその時期にしっかりやりました(⌒-⌒; ))


ホルモン補充の方法としては、

番組ではサプリや漢方薬、くらいのところに留められてたようですが。


  〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜

NHK+で番組を見られる期限が「2/19(水)の放送開始まで」のようなので、

関心のある方がいらしたら、

ととりあえず書きました。


ちなみに私のホルモン補充による治療は、

もうかなり長く続けて来たのと、

かかっていた婦人科(過去記事に出て来る女医さんのところから、やる気がなく居丈高で最悪だった別のクリニックを経て、娘を産んだ個人病院に回帰していた)が昨年末で閉院してしまったことで、

ここで新たなフェーズを迎えています。

現在様子を見ながら薬量を「半分」に減らしていて、

この先徐々に止める計画です。

長すぎるホルモン補充は良くないようなので。


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またです(昨日の続き)

2025-02-08 16:24:00 | 日記2025
昨日の日記で、
ネット上のニュースがレベル低すぎるのでは、
という話を書いて、

そして今朝、パソコンを開いたらまたこれですょ↓



(画面はスマホのスクショの方を貼ってます。)

(あ、またも「MSN」、「暮らしニスタ」ぢゃ_| ̄|○)


今日のテーマ?は、

「ネギは買って来たらすぐこうする」。

そして、そこに写っているのは長ネギ(白ネギ)ですね。 


用意するものはこれこれで↓



キッチンばさみで「根から5cmくらいのところでカットする」。

え、キッチンばさみで白ネギを5センチ切るのか?
力要りそう。
で、瓶に入れるの?

すると、ネギが伸びて来るんだって。
白ネギは、真ん中だけが突き出して来るような気がするけど、
それで良いってことかな。


でも、その後を読むとどうも様子が違います。
キッチンばさみで細かくしてフリーザーバッグに入れたという残りの部分の画像は、

これはどう見ても「白ネギ」ではなくて、もっと細い「青ネギ」ですよ。




そして、その目で一つ上の画像(瓶の水に浸ける、というところ)を見直すと、
これも普通に「青ネギ」の根元部分ぢゃないか(⌒-⌒; )

青ネギの根元をグラスに挿しておいてちょっと再生、
くらいは世間の皆さん既にやっていらっしゃるでしょう。
刻んで冷凍も然り。


そもそも細い青ネギの話に白ネギの画像出すって、
区別を知らない人が書いたのか〜〜(・Д・)ノ


「モノを知らない生徒」が本当に増えていますよ。
なので私は、職場でチクチク。

嫌味なオバチャンにはなりたくないけど、
ここでもチクチク。

だって昨日の今日がこれなので、
ついまた書いてしまいました(^◇^;)


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アルミカップからのあれやこれや

2025-02-07 20:16:00 | 日記2025
パソコンのOSをWindows11にしてから?、
ネットの検索ページの最初に、「MSN」(Microsoft Network)の画面が強制的に表示されるようになったのをウザく感じている今日このごろです。

それまでトップページに設定していたYahooニュースと違って、
記事のレベルがしょーもない。

(まあYahooも大概だけども。)

老後の資金をどうしたら良いか、を繰り返し巻き返し(そんなの人によって千差万別)、
とか、
「釣り」のような中途半端な見出しで開けさせておいて、中身のない芸能ニュースとか。
(テレビの放送内容などの一部を書き起こしただけのものとかが多い。)

Yahooのページに戻すことはできると思うのですが、
設定がよく分からず、面倒なのでそのままになっていますf^_^;


  〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜

中でも私がイラっとするのは、
「ライフハック」(意外な生活のアイデア)のような記事。

若いライターが書いているのか、
「それホントに役立ちますか?」とか、
「そんなの当たり前」みたいな内容が多いです。

例えば最近では、
空になったスパイスのボトルの意外な利用法。

それは、中を綺麗に洗って、
「爪楊枝入れ」にするのだそうです。

空いたスパイスのボトルは、
綺麗に洗って「詰め替え用の中身」を入れれば良いだけでは?
(私は長年そうしています。)

瓶が空くたび爪楊枝入れが増えることになるけど、
それは良いのか⁉︎


そう言えば似たようなので、
インスタントコーヒーの空き瓶がストロー入れにピッタリ
というのもありました。

そんなに大量のストローを使う家なら良いけど(ー ー;)


スパイスの瓶にしてもコーヒーの瓶にしても、
「空き容器」なんだし、
ある程度湿気を遮断するという特性を生かせば、後は何でも好きなものを入れれば良いじゃないか、
という方向には行かず、
どちらの考えもどうも、

「サイズ的にピッタリ」=ベストなアイデア

みたいになっている気がするのは私だけでしょーか。


お願いだからそんな大したことない内容を、
世紀の発見か何かのように書いて、私の読む時間を取らないでくれー、

と私は叫びたい!


  〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜

更に、
ここは私も一言言わずにいられないのは、
お弁当用のアルミカップの再利用法です。

まずその記事の始まりが、
こうなっていることからしてカチンと来るのですけど(^◇^;)




お弁当用のアルミカップは、
私が粛々と、着実に、
また日々感謝しながら長年使い続けているアイテムです。

それをいきなり「このもっさりした」などと形容するとは失礼な。


子供たちが中学になってお弁当が要るようになった約20年前、
経済状況も先行き不安な中、
私は緻密な計算をしたのです。

毎日のお弁当(自分の分も含めて3人分)に、
例えば各3枚ずつのアルミカップを使うとして、
それにかかる費用と、
代わりにそれをもう少しオシャレな?色や柄が付いたものに代えた場合の費用、
そして、洗えば繰り返し使えるシリコンのカップにした場合にかかる費用。

繰り返し使えるものが一見コスパが良さそうですが、
うちの自治体の決して安くない水道代洗う手間を考えたら却下。

色や柄が付いたものは一見華やかだけれど、
お弁当箱の中では却って「目にうるさい」のでは。
そしてそもそも値段が高いf^_^;


以来うちでは、

なるべく大容量のアルミカップを各種買っておいて使うのが最も経済的

という結論に至っているのです。

現に今日の私のお弁当(今日はおでんの残り中心なのでとても変則的ですf^_^;)はこんな↓



野菜とチキンカツ、
見事に分かれているし、
お弁当箱も油だらけになったりしませんよ(^_^)v

ついでに、
私はずっとこんな形でアルミカップを保管しています。





本来なら砂糖や塩を入れるような100均の容器。

お弁当が3人分で朝の一刻を争う忙しさだった頃は、
この片手で開けられる容器我ながらグッドアイデアでした。

ついでに言えば、
半透明で中が何となく見えることで、
手に取った瞬間から、その日のおかずにどのカップを使うか、
の算段がほんの数秒ほど早く頭の中でできる(笑)。

(お、人のライフハックを否定して自分のやり方を自慢しております(^◇^;))


  〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜

で、肝心の、
そのネット上に出ていたアルミカップの再利用法というのが↓



マドレーヌを焼く。

え、それ普通では?(;゜0゜)

「いやいや他にもあります」ってことで続いて紹介されたのが↓



バナナパウンドを焼く。

一緒やん( ̄▽ ̄;)

他にもっと違ったアイデアはないのか?

たったこれだけのことを堂々と記事にするのはある意味偉い。

(あくまで個人の感想ですf^_^;)


  〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜

ライフハックとは違うのですが、
今日行き当たったこれ


「通勤時間や隙き間時間に算数クイズ」とは( ̄▽ ̄;)

これ、クイズでも何でもなく、
昔で言うところの「読み書きそろばん」の域(人が生きるのに必要な常識)では?

いや事実、恐ろしいことに、
この計算がすぐにできない生徒は、
教えている高校生の中にもたくさんいると思う。

工学系の大学の1年次の授業が、
「分数」から教えなければならない事態になっている、
という話も聞きます。


大したことない内容のニュース記事やクイズ。
日本&日本人のレベル、劣化してない?


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バイカオウレン

2025-02-06 19:44:00 | 日記2025
2/4(火)

寒〜い日。



牧野植物園で梅花黄蓮(バイカオウレン)が咲いているというので出かけました。













実物を見るのは初めて、
ではない(はず)。

花は前から変わらずそこに咲いているのに、
朝ドラで有名になって初めて「認識」した、
ということですねf^_^;


園内、今咲いている花はさすがに少ないのですが、
他に、

水仙、



蝋梅↓



温室の蘭など。












これはオマケの鳥↓ 



寒さで膨らんで大きく見えていますが、
これは雀サイズのジョウビタキさんのメスかな。


園内は未だ拡張工事中です。

2年ほど前に?カフェの入った建物と研究棟みたいなのはできていて、
研究棟の中には現代的なラボが並んでいました↓








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