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Charudon bijoux

有)シャルドン 東京中野区中野5丁目 中野ブロードウェイ1F 03-3389-2089

創業61年になりました。

世の中変わってしまいましたね

2020年06月23日 | その他

色々な規制緩和になり人は少しは出てきてますね。

しかし街の外見はあまり変わってませんが、街を散策する方の気分はすっかり変わってしまっている気がします。

いかがお過ごしですか。
 
さて、古い設計図からのリングの次にもう少しオリジナルリングを作りましたのでご紹介いたします。
 
 


コレも30年前に作った以来の指輪です。
設計図もラフ画も残って無くイメージからなので当時と同じような感じであとちょっとアレンジして作りました。
出来上がって眺めていたら、もしレーザー刻印ができれば、これに世界地図掘って回るようにしてみたくなりましたね。
ただレーザー刻印機って球面に掘れるかはわかりませんし、きっとお高いでしょうね。w
買える様なお値段になったらのはなしです。
 
それでは、
お近くにお越しの際はご来店お待ち申し上げております。

時短営業は当分

2020年05月29日 | その他

まだまだ感染が完全には終了しませんね。季節は春から夏になるのに気分は乗らない夏になりそうです。

この二ヶ月の自粛期間でも東京中野はテレビで人出があるような報道を見かけたと聞きましたが、実際は地元の方だけが必需品買い出しで出ていただけで、区外や都外、まして海外からの来客は激減でして、中野ブロードウェイも都内各地のデパートやモールと同様閑散としていました。
 
ありがたい事に感染予防のソーシャルディスタンスは守りやすい状況ですが、商売的には以前の様な商いには戻る気配すら感じられません。
 
フランスでは自粛解除で地元の高級ブティックには人出があったと報道されていましたが、新宿など用事で回りましたが人出は全く無く閑散とした物でした。
多分このままで年を越していくのではと思えてなりません。
 
当店で扱う品々の多くは海外から来ているのですが、常に中心に捉えている国がイタリアやフランスです。
そして国内の会社の商品の多くは中国や韓国で生産されているのも多いです。
それらの国々は今年に入ってからご存知のような事態になり、生産がストップや営業自体ストップしています。
全部がストップしているわけではありませんが、去年発注品はキャンセルとなりました。
その後当店も閉めていたのでその後の連絡もつけてない状態です。
これではもう夏物は諦めて秋冬に期待するしかありません。それまでコロナが収束し世の中の気分もリフレッシュしていることを願うばかりです。
 
さてこれが今回の自粛期間での古い設計図からの製作の最後です。
 
 
 
これは当時ペンダントやブレスレットも作りました。時間ができたらそれも追加製作したいです。
 
しかし、まだ仕上げが途中に見えますね。もう少し磨いておきましょう。
 
自粛はそろそろ終わりになりそうですが、ウィルスがいなくなったわけではありませんので皆さんまだまだ気をつけてお過ごしください。
 
当店もそろそろお店を開ける準備をしております。
 
 

20年前の設計図が出てきたので

2020年05月20日 | その他
この臨時休暇の間作業場の掃除をしていましたら、20年位前によく作っていた指輪の設計図がでてきたので、時間もあるのでまた作ってみました。




このシリーズ5型あり、素材を変えると限りないパターンが出来ますが、まず3型作ってみようと始めましたが、明日明後日には緊急自粛期間が終わりそうなので、何個できるのでしょうかね。

自粛解除になりましたら是非ご来店下さい、それまでにあと一個位は作ってみようと思います。

ご来店お待ち申し上げております。


ゴブランバック

2018年12月25日 | その他
クリスチャンディオールの2019コレクションにゴブランバックがあります。
当店で扱う商品ではないのですが、いいですねぇ。



うちでもゴブランバックは人気ですが、品薄でコンスタントに入ってきません。
また元々高額な生地を使うのでどうしても高額品になってしまいますが、ここ数年より高額になってしまって
良いデザインのバックの取り扱いが難しくなってしまっています。

このディオールのバックは国内取り扱いが無いみたいで国外のショップ又は直営店からしか買えないようですね。
国内取り扱いがあれば実物見てみたいものです。国内品はネットでは古いモノグラム生地物だけでこのジャングル柄は無いみたいなので、なおさら実際に見てみたいです。

春からの商品に是非このレベルのバックを手に入れたいです。中途半端な柄のゴブランバックはいくらでもあります
しかしこの陰影がはっきりした織りのいい生地のバックを探したいです。

今回は雑誌から抜粋で書きましたが、これからこんな記事もちょくちょく取り上げたらいいなと思っています。

シルバークール

2018年12月18日 | その他
クールは冷たいではなくかっこいいの方で、冬にシルバー色ってかっこよくないですか?

なんて勝手に思っているだけですけど世界を見ると各国各地でシルバー色のアクセサリーは作られています。

流行っているというより消えてないって感じですかね。10〜5年前までゴールドがマイノリティーカラーでシルバーばかり出回ってましたね。

今度こうゴールドばかり見ていると、シルバーが新鮮に見えてくるのは面白い事です。

実際当店ではゴールドとシルバーどちらが人気あるかというと、実は五分五分です。若い人と違い流行というより好きだからという点でシルバー色をお選びになる大人な方も多いという感じです。

そこで今回ご紹介はシルバー色のアクセサリー2点。どちらもデッドストック物で当店の倉庫からの発掘物です。



フープデザインのミディアムショートのペンダント。全長は50cm強。シンプルなワンピースドレスでもセーターでも夏のタンクトップにでも、スーツにでもかっこよく決まるのではと思います。ハンドメイドのタグが東京のメーカーのものなので日本製でしょう。時代は実はちょっとわかりません。それもこのモデルは結構長く70年代終わりからちょい前まで作られていてどの時代かはちょっと判断できません。ただメッキの質がかなり良いので90年代のものではないかと推測されます。この時代は日本のメーカーも主張が強くなって質も頂点になるぐらい良い質のアクセサリーを作っていました。なのでこの質感から90年代と推測したわけです。

もう一点はブレスレット、これはカジュアルでしょうが、ちょっとしたパーティーにどうですか。



ごっついチェーンですが実は軽いです。しかし格安店で売られている軽いアクセサリーの様なチープな感じではありません。これはLIERREと銘があります。日本製東京ブランドですね。80年代には営業終わってますので30年以上前のものでしょう。


どちらもごついが繊細な雰囲気があって、大事にしていただければ長く遊べる事まちがいない一品だと思います。

よろしかったらいつでもご覧になりにお立ち寄りください、お待ち申しあげおります。

それでは、、、、、

シルバーの変色 実際にやってみました 

2018年12月09日 | その他
実際にシルバークリーナーを使いシルバー磨きをしてみましょう。

前回紹介した液体クリーナーと同じものですが、広口の容器に入れて使っています。

作業はかなりほっておいたシルバーネックレスです。真っ黒ではなく茶色ってとこぐらいまで変色しています。



まず半分浸けてみましょう、



わかりますでしょうか入れたそばから変色が取れています。



全部ドブ漬けします。浸けている時間は10秒程度で、少々かき回します。



綺麗になったなと思ったところで引き上げ水洗いします。



これで十分綺麗になりました。でも写真ではまだ黄色っぽいですね。写真撮り直します。実際は綺麗です。w

もし少し白っちゃけた場合、丁寧に吹き上げます。その時に布製のクリーナーを使うと艶が出てきます。

これで終了です。

すごく簡単に直すことができるました。シルバー製品をお持ちなら是非この様なクリーナーを
手に入れる事を勧めします。シルバーは使っている時はあまり変色しませんが、ちょっと使わなくなると
急に変色いたします。なのでこまめな手入れをすればいいのですが、それが面倒ですがこれを使えば
使用する直前にサッと綺麗にして使用することができます。

それでは、、、、





シルバーの変色

2018年12月07日 | その他
シルバーと言う金属は変色してしまうのが宿命です。
ですが簡単に綺麗にする方法も確立されています。

一番簡単なのが拭くです。それだけで元の色を取り戻す事もできる場合があります。
変色が黒くなる前のイエローゴールドの様になることがあります。
この程度の変化なら多くが拭くだけで元の色に戻ると思います。

次が黒に近い茶色〜黒になると拭くだけでは色は落ちません。
やはりそこまで変色すると色々な溶剤等が必要になります。

そこで都市伝説的に歯磨き粉で磨くなどありますね。悪くないです。研磨剤が入っている物だと
それで表面をこすれば表面の変色は削れて綺麗になるということですね。
ただ気をつけて欲しいのが研磨剤で削って綺麗にするということで、表面の艶が無くなることがあります。
すでに何十年も使われ傷だらけの指輪なんてのはむしろ艶が出るかもですが、艶のある綺麗な表面だった物
はすりガラスの様になるかもしれないので気をつけてください。
ただ、歯を磨く程度の弱い研磨剤なので本当に黒くなった物は落ちないことの方が多いです。
努力の割に効果がない方法です。

次にホームセンターなどで手に入る金属クリーナー(ピカール等)
これもかなり落とす力があります。ただこれも溶剤に金属粉を含ませた
研磨剤に近いものが多いですので歯磨き粉よりはマシという感じです。
ただ歯磨き粉も金属クリーナーも拭いた後白い粉状に残ることが多いので2度手間になることに
なります。

そして本題のシルバークリーナーです。シルバー専用のクリーナーです。
当店ではアンクルビルのサラサラの液体式とハガチーの溶剤を染み込ませた布製を扱っています。



液体式はボトルの入っているので口から入ればドボン浸けで色が戻ったら出して水洗い。入らない場合は綿棒などで液をしたして
それで軽く擦って変色が戻れば水洗い。液体が被体に残らない様にしてください。
布製は溶剤が染み込んでいるので、そのまま色が戻るまで拭くだけです。最後に肌が敏感な方は磨き後水洗いまたは
綺麗な布で拭きあげてください。
これらのものには研磨剤が含まれませんので、表面の傷が消えたりはしませんし、垢や油汚れなどを落とす効果も
ありません。なのですごく汚れている場合まず中性洗剤等とブラシで汚れを落としてから作業するとより効果的です。

液は液が無くなるまで使い続けることができますし、布も触るのも嫌という真っ黒になるまで拭き続けることができます。
一本、一枚持っていれば家庭で使うのならかなり使い続けることができるでしょう。

液体式と布製ではちょっと用途が違うのでもう少しご説明します。
指輪やスプーンなどがっちりした物は布で拭いても変形などは少ないでしょうが、
小さいピアスや小さいペンダントや細いチェーンは布でグイグイ拭くと壊れたり切れたりします。
まして使い込まれた古いチェーンは気をつけてください。すでにチェーンの金属同士が擦れていて
切れやすくなっています。それで人の力で拭いたら簡単に切れてしまいますのでそう言う物こそ液体式が有用です。
当店では基本チェーンは液体式を使います。
ただし、インディアンジュエリーなどの陰影を出すため黒く燻されているジュエリーなどは液体式に
浸けてしまうと黒いところも取れて全部同じ色になってしまうことがありますので、そう言うデザイン
の時は布を使って光らせたい表面だけを磨く様にした方がいいでしょう。

最後に注意点です。
このシルバークリーナの液体や溶剤は硫酸系の液体なので、天然石等の入れてはいけない物があります。
詳しくは箱に書かれていますが、オパールやパール、トルコ、ヒスイなど有機物からなる鉱石は変色や
表面の変形などがあるので注意が必要です。そう言う物が付いているジュエリーを磨く時は
先ほど書いた綿棒などで鉱石に液がつかない様にすると綺麗にすることができます。

あと表面加工されたシルバージュエリーはちょっと問題で、使い込んで加工が取れてしまったシルバー
は普通に磨けますが、ちょっとだけ取れてしまった物などはその部分だけ綺麗になったり、加工が全部取れて
しまうなんて事もあるので加工されたシルバーは使い込むと問題があったりするのでこれも注意が必要です。

長くなりましたが、シルバー磨きはシルバー専用でやると超簡単ですと言いたいだけです。w

それでは、宜しければクリーナーの取り扱いもありますので、ご来店の上お求めください。
その際磨きたい物をお持ちいただくとより良い方法をお教えできるかもしれません。

それでは、、、、、





アクセサリーのリペア

2018年11月23日 | その他
前回ちょっと古いアクセサリーを扱うという記事を書きましたが、古い物を
扱う事に関していくつか追記した方が良いのではと思っていました。
丁度いまこれから出す商品の中でそのまま出せない物がありましたので、
その事から古いアクセサリーの取り扱いに触れてみたいと思います。

古いアクセサリーとは、アンティークからちょっと前までと
様々な物がありますが、主に高額なプレミアの付く物ではなく、大体
30〜20年前位の80、90年代のアクセサリーに関して書いていこうと
思います。

80年代辺りまで多くのアクセサリーが日本で作られていました。国外にも卸して
いた製作所もあったようです。今の中国、東南アジアと言えば分かります
でしょうか。

当時はある価格を維持する為ビンテージのアクセサリーの様に手間暇かけて作る
というよりは、価格が低いが雰囲気が素晴らしい物を追いかけていたので、
いくつかの作業を端折って作られていました。
それは石留めです。これは日本がではなく、お手本となった外国製品でも
そうなっていだからだと思います。作業の簡素化だけではなくマテリアルの問題
でもそうなってしまったのでしょう。

その弊害で古くなると使っていなくても石が取れてしまうことが多いです。

しかし実は簡単に取れてしまうからこそ、簡単に直せます。
接着剤でくっつければ良いだけです。

ただ接着剤は乾燥後透明になる物を選んで下さい、間違っても液体式の瞬間接着剤
は選ばないで下さい。後処理が大変です。

また外れてしまった石などの跡に古い接着剤などゴミや、メッキなどしっかりと剥がして
おくことも大事です。


取れそうな石(クリスタル)を全部剥がし、下地も綺麗に処理しました。

昔は直して使おうなんて貧乏臭いのはかっこ悪い風潮がありましたが、このご時世
物を大事に使おう、また古い物のリサイクルが普通の事になってきました。

またファッション的にもストリートカルチャーセンスを取り込んだ古着テイストも沢山発表
されてます。
お祖母さん、お母さんのジュエリーボックスはお宝の山です。是非一度要らない使わない
アクセサリーが無いか聞いてみて下さい。

そして壊れていたりした物でもリペアすることも出来るのは多くあります。ご自分では難しい
とおもわれたら一度当店にお持ち下さい。多くは直せるとおもいます。

それではご来店お待ち申し上げています。