Charudon bijoux

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創業61年になりました。

タイの富豪の残した物

2010年03月25日 | バック
タイといえばシルクなどテキスタイルが有名ですね。
そのシルクを大戦以降世界的に広めハリウッドやNY、パリで爆発的にヒットさせた人がいるそうです。それがジムトンプソンというアメリカ人で、大戦中秘密諜報部員として世界各地で活躍、その後余生をタイにうずめ、彼の卓越したセンスでタイなどアジア世界のデザインと西洋のデザインをうまくいかしたホテル、テキスタイルなどを作り出し、世界に広めた人物だそうです。

自分服飾の勉強はして来てないので、今まで全く彼の事は知りませんでしたが、服飾世界では知らない人がいない位超有名人だそうですね。今回必要に迫られてちょっと調べてみたのですが、すばらしい感性を持った方のようですね。
まずはこれを見て下さい。彼が生前謎の失踪をとげるまで住んでいた家だそうです。

http://www.jimthompsonhouse.com/



これを見て真っ先に感じたのはアメリカの60年代のあのティキブームは彼が引っ張って来たブームではないでしょうか。

今回何故彼の事を調べたかというと、その彼が生前デザインを監修したアンティークのキャンバスの生地を使った、バックが入荷しました。

いつもバックを作ってもらっているミラノのリカルドビアンコレブリンが今期ジムトンプソンの生地を使った毎年好評なバック(ステファニア)を作りました。



色はブルー系とブラウン系



横にアクセントでいつもの水牛の手彫りバックルをあしらえています。



60年代の匂いが漂うセンス。アジアントロピカルのもう一方の出口を見つけた感じです。
巷に溢れるテイストでは子供過ぎると感じる大人のバックです。
いかがでしょうか?自分今期一押しのバックですね。

アクセサリーの手直し

2010年03月22日 | ネックレス
うちでは、入荷したアクセサリーが気に食わないとすぐ手直しをいれてしまいます。
今回2010ssのbianco levrinのアクセサリーがミラノから届きましたが。
どうも、着けるとあっちこっち向き過ぎで落ち着かない感じがしますので、
早速分解して手直しをしてから店頭に出す事にしました。



羽は水牛のホーンですばらしいのですが、どうも向きがきれいに並ばないです。




まずバラバラにしながら内部構造など観察します。
今回は普通に組むとそっぽを向くのは縛るテンションが高すぎるので、ワンクッション入れて素直に落ちる様に加工します。



一つ一つのパーツに丸カンをつければ、きっと上手く行くはず!




ばっちりです!!違いは簡単にはわかりませんけど、これなら着ける時も向きなど気にせず気楽に付けてもどんな向きに付けてもパーツが必ず下がってくれるはずです。

というふうに、うちではシャネルとかのブランド品だろうと、付けてかっこ良くならないと思うとガンガン手を入れています。またヨーロッパやアメリカの商品のサイズが日本サイズとは随分違うときがあるので、そんな時もぶった切っちゃいます。w

ヨーロッパでは42がSサイズの世界、170cmの身長がM。160cm以下の人用の物なんてはなから存在しないです。
なのにアクセサリーはサイズがないのは、、、みんな知らないだけで、実はあるんです。
ヨーロッパではいいお店はお店屋さんがその人に合わせて作り替えて渡しているんです。日本はアメリカのスーパーマーケットスタイルの物の買い方が主流なので、ほとんどの人はアクセサリーを自分のサイズに合わせて買うと言う事が、浸透していません。うちではイヤリングのバネの調節、ネックレスの長さなどお客様に合わせてお持ちいただく事ができる様にしています。
当店で買われた物でなくてもできるものも多いです。どうも使いづらいアクセサリーがありましたら、いつでもご相談に乗りますので、一度ご来店お待ちしています。
できないのもあるので、実物をお持ちください。



70`sペンダントを見つけました

2010年03月18日 | ネックレス
倉庫の中からちょっとかわいいペンダントを見つけました。
70年代後期の地層wから星座ペンダントが出てきました。



大きさ長さがちょっと今ちょうどいい感じなので、店頭に持って来ています。



数はこの程度で、色はいぶしの銀と金。
しかし残念なことに既に完売されている星座もあり全部は揃っていません。

まったくないのが蠍座です。
多分当時美川憲一の歌で流行っていたのでしょうね。

いいえわったしは~♫牡羊座のおとこ~♪!!!w

びっくり価格(今はただでもびっくりする時代じゃないですけど、うちではびっくり!w)で置いてあります。
よかったらどうぞ!!ちなみに牡羊座の金は2個残っていて、一つは自分で使っています!すみません!w

骨って怖いもの?

2010年03月10日 | イヤリング
骨はよくアクセサリーによく使われる素材です。
鳥、牛、豚、羊、まさかの人骨、そして今回紹介のらくだなどが多いです。
お店で素材は何?と聞かれて骨というと怖がる人が凄く多いですが。。
象牙も骨ですと言うとだいたい収まりますね。wwww

ご存知の通り、原始人がアクセサリーをしていると必ず骨ですね。
あれはどうして始まったのでしょうか?

私も知りません!! w

推測では強さの証明の様な気がします。これは調べてみる価値はありそうですね。
いつか!調べてみましょう。w

人骨も原始時代の首刈り族は戦利品だと思いますが。中世キリスト教普及後では聖なる物として
の存在が大きいようですね。ロザリオやペンダントに中が比較的大きくとられたロケットや筒状の
ロケットなどを良く付けていますが、それは物を入れる為のようで、聖骨や聖木、聖紙、聖布などを
入れていたようです。

骨は密度の濃い物ほど綺麗な文様(年輪)を出すので、素材としてとても面白い
ものです。その中でもトップは象牙でこれもご存知の様に乱獲が進みすぎてついにワシントン
条約で国外に持ち込み持ち出し禁止の素材になりましたね。付け加えるとべっ甲もですね。

象牙はすばらしい素材ですが、とても高価で安いアクセサリーにはとても使える様な素材では
ありませんでしたので、そこで似ている素材としてよく使われたのがクジラ、ラクダなどの
大型の動物の骨です。象牙の代用品です。

このイヤリングの素材はらくだの足の骨だそうです。オレンジの中にうっすら出る文様で土着のキリスト教の
イメージにぴったしに感じます。アフリカの物だと思いますが、フランスでフランスの人から買いました。
色が良かった!オレンジの十字架なんてちょっと見かけないイヤリングでした。
しかし今現在流行っているどの服に合うのか全く分かりません!
パンクロッカーでもアフリカンなフォークロア、うちの回りだけだと思いますが、
グリーンモンスター!www ハルクじゃないですよ!w あの時代のイメージです。
まあフランスのヒッピーから買ったので一番合うのがヒッピースタイルでしょうね。w

現在このシリーズはイヤリング以外全て手放したので、今はこれしか持っていませんが、
今さらフランスまで買い付けなんて値段が高くなりすぎますから行けませんので、
アジアで探すしか無いのでしょうが、あ、、、あるかもしれませんね!!

南米なら!!!w

オリンピックがてら向こうに行ってみたいですね~!!!
でもそんな時期に買い付けに行ったら金吸い取られるだけですね、何でも高いでしょうからね。
諦めましょう。。
まあこれはこれとして!オレンジの骨の十字架イヤリング、ちょっと面白いでしょ??www



SSの新作バック2

2010年03月03日 | バック


このバックも昨日ご紹介したバック作家さんの新作です。
これはアジアンな雰囲気ながらレザーの質を2つも3つも上げた
上質なバックです。


中もかわいいです。


こちらも作家本人が手縫いで仕上げていますが、
女性でこういう物を外注に出さずにひとつひとつ手作りされるので、アイデア作りから始まり、素材選び、製作で2~3ヶ月で10個が限界だそうです。
しかしその割に、格安でお店に出させていただいて、作家さんには本当に感謝しています。
一人でも多く方にまだまだ日本にも面白い作家さんが頑張っているのを見てもらいたいです。

春夏の新作バックが届きました。

2010年03月02日 | バック
まだ少し寒いですが、もう街は春物一色になりつつありますね。
うちにバックを作ってくれている、バック作家から新作が届きました。
このバック作家は女性なのですが、レザーを手縫いする強者です。
手縫いのレザー作品は男性ぽい雰囲気がどうしても漂いますが、そこに
女性らしい雰囲気や色使いを入れ込んで来る面白い作家さんです。
その新作がこれです。アフリカンの荒っぽさのなかにフェミニンな
花をあしらう感じで、アフリカアフリカし過ぎない感じがこの夏の
色々なアイテムに合わせられるバックではないでしょうか?

一度完売したお財布も頼んでいるので、届き次第紹介したいと思っています。