Charudon bijoux

有)シャルドン 東京中野区中野5丁目 中野ブロードウェイ1F 03-3389-2089

創業61年になりました。

ブレスも作ってみました

2020年08月18日 | ブレスレット



自粛期間中作り始めたリングのブレスレットバージョンを作りました。楕円形もリングは作ったので、ブレスも作ってみようとおもいます。
バーナーを変えたので大型の作品も作れるようになれたのは嬉しいです。

お時間のある時にご来店をお待ち申し上げております。

桜の季節が来てしまいました

2017年03月26日 | ブレスレット
あっと言う間に春の足音が!
前回記事を書いたのが秋と言うことは、半年も開いてしまいましたね。スミマセンホント筆不精?なもので。

今回新作ではなく古いデッドストックもののブレス3点をご紹介いたします。



ラインストーンの蛇腹タイプのブレスです。既に石はかなり死んでいて光り輝くラインストーンではなく、くすんでたりグレーになってしまっています。しかしそれがかっこいい感じになっていて、レザーのライダースとかハードなイメージに合う感じに仕上がってます。仕上がってると言うより勝手になったんですけど。w
可動部は全く錆びもなく上手くこんな感じに成るなんて素晴らしすぎます。

さて、次はチェーンの連物のブレスです。



これはかなり前に見つけていましたが、イマイチ時代に合わないと思い温存していたものて、今回やっと時代が回って来たと感じているので最終調整してきました。まず色が良いです。メッキに?色なんて?と思われるかたも多いと思いますが、金色は金色でもメーカーの違いや経年などでそれは星の数ほど色が違います。有名なのがロシアンゴールドと言う色で質の良くない金でつくられた装飾品が経年でより燻された感じの金色のメッキです。有名になった理由はシャネルが好んで使ったからだと聞いています。さて、本品ですが元々はもっと明るい金色だったとおもいますが、20年以上の経年で燻され良い感じに仕上がっててます。デザイン、雰囲気などこれからが美味しいブレスレットではないでしょうか。

最後はカボションストーンのブレスレットです。



オレンジの石はすごく琥珀に見えます。今迄の経年で石に幾つかかけがあるのですが、それが琥珀っぽいんで、これは?と思いましたが、少し温度が低いので瑪瑙か何かかと思います。ガラスかもしれません。しかしながらブレスレットとしては雰囲気が凄く良いです。18世紀ぽい雰囲気、シンプルであまり過剰な装飾がないのも今っぽく使える逸品ではないでしょうか。

この春流行のファッションで装いつつ、誰も持ってない逸品で遊んでみてはいかがでしょうか。

当店は流行の物は全くありませんが、流行のスタイルに一つ足してオリジナルな個性を引き出すのではと思う物を集めています。時間のある時ユックリ一品一品吟味しにお立ち寄り下さい。

お待ち申し上げております。

このブレスはセットでどうぞ!

2010年09月27日 | ブレスレット
一点物のハンドメイドのブレスレットです。
手彫りで削り出しています。3本セットですからかなりインパクトがあります。
かなりかっこいいです。
オーダーしてから出来上がるまでちょっと心配でしたが、
色艶フォルム申し分無く出来上がってきました。
制作時間がかなりかかったのに激安ですので、どうぞ!!

ペッリーニ再入荷2

2010年06月24日 | ブレスレット
先週末再入荷したペッリーニの残りです。

ドナテラのセンス、すばらしいです。デザインと色、フォルム、どれをとっても簡単に真似のできるものではないですね。












いかがです? なんか普通ですか? 写真では感じられない物が実物にはあります。ポップでも子ども用ではないんです。
大人の女性こそ似合うポップな感覚です。是非これを着けてパリ、ミラノ、ニューヨークに旅立ってください。
きっと各地で目を光らす女性に出会える世界共通のトップレベルのアクセサリーです。

残念ながら、下2点これを書いている時点で嫁入り先が決まってしまいました!なので下2点はご紹介だけになってしまいました。
次に送って来る物がありましたら、またご報告致します。しかしまだペッリーニのご紹介してない物も持っています。
もしお時間があれば、お立ち寄りおまち申し上げています。

夏はブレスレットが生きてきますね。

2010年05月10日 | ブレスレット
アクセサリーで好きなものは何?と言えば自分はブレスレットです。
いままでブレスレットは流行っていても、かなり小さい流行だけで、
多くの世代の女性にいっぺんに流行った事は無いと思いますが、
そろそろ、60代の女性でも若いときはミニだった世代が入って来て、ブレス
レットを身に付けるのに抵抗が無い時代になってきたと勝手に思っていますが。。
どうでしょう???



これも以前から紹介しているイタリアのビアンコ レブリンのブレスです。
彼お得意の水牛使いです。これはかなり大きな水牛じゃないとこれだけ平行な
ブレスにはならないと思うので、そう言う意味でもかなり希少ですね。
色は後から染めた物ですが、染め具合がいいです。綺麗な色に仕上がって
います。全4色で後残りは下の黒になります。



黒も綺麗な色艶が出ていますね。是非ノースリーブなんて着るときが来たら
これを着ける事を想像してみてください。きっとパーフェクトになりますよ。w

彼の作品は東京ではうち位でしか見られませんし、全部手作りなので、
数も少ないです。是非この夏のアイテムに加えてみてはいかがでしょうか?

ラインストーンの極

2010年02月14日 | ブレスレット
ラインストーンの極といえばデザインですが、自分はやっぱり職人の溶接技術だと思います。

20×10 200ヶ所の溶接、ずれると終わるラインストーンの溶接。
ラインストーンは職人の技術によって見え方がかわりますが、これだけの数の溶接は、治具を使ってもアクセは軽いので、熟練していても決して容易ではないでしょう。これはスワロフスキーの本場オーストリアからのブレスレットですが、さすが本場この程度の技術を持った熟練工はごまんといるんでしょうね。

それにひきかえまだまだ歴史の浅い日本のアクセサリー職人はこの不況でどれだけの数に減ってしまっているのでしょうか?
どの街のアクセサリー屋を覗いてもジャパンメイドを見かける事がほとんど無くなってしまったこのごろ、意識を持ってジャパンメイドを残そうとしているメーカーはもう無いのかもしれません。
昭和40年代に乱立したアクセサリー問屋ももうほとんどなくなり、その問屋に依存していていたメーカーも消え、日本のアクセサリーの終焉が近づいています。時代なのでしょうけど、当時からコストパフォーマンスを謳っていたジャパンメイドなので、そのパフォーマンスに負ければ消えてしまうのもいたしかたないことでしょう。

はたしてこれからの時代どちらに向かうのでしょう??

自分はもう後先短いので、好きな物を好きな人に手渡す事を目的にしたお店を続ける事で人生を費やすでしょうが、良い風は吹かないかもしれませんね、、w 

イタリア ヴァレンツァより

2009年12月03日 | ブレスレット
GOTI

イタリア ヴァレンツァにて年に1回 大きなジュエリートレードショウ(Valenza Oro)があります。その時はばかりは世界各国からバイヤーがヴァレンツァに集まり品定めや取引をしていきます。そしてショウが引けた後バイヤー達は街にショッピングをしに出かけるのですが、その中で人気のあるお店にSUGARというブティックがあります。決して大きなお店ではないのですが、服からアクセサリーまですべてオリジナルの物を扱っています。そこのテキスタイルデザイナーにGOTIさんがいらっしゃいます。本業はテキスタイルデザイナーですがシルバーとレザーを使ったアクセサリーも手がていた時期があります。現在は本業のみでアクセサリーの製造は休止中だそうです。うちも数シーズン取引をさせていただいたのですが、現在は取り扱いはしていません。しかし彼のデザインはかっこいい!!本当はもっと続けてもらいたかったのですが、やらない!と言われればそれまでなのでしょうがないですね。上のブレスレットはただ巻いくだけなのですが、手を下げると残った紐が指の間に流れてちょっと中東の雰囲気が出る面白いブレスレットです。面白いアイデアです。これは4年前に手入れて一本だけコレクションとして残しているものです。

そしてこれは彼のデザインのネームタグです


鹿革にシルバートップになんと金で古いテキスタイルのスタンプでスタンプしてある物です。これもネームタグという戦争物に女性らしい雰囲気を出したかっこいいアクセでした。残念ながらコレクションとして残す前にすべて手元からはなれていっしまって写真だけが残っているだけです。

GOTIさんは小柄ですが笑顔の可愛いおじさんでまたイタリアに行った際にはお会いしたいと思っていますが、無精な自分はもう音信を途絶えさせてから4年はたってしまったので、まだ会社にいらっしゃるのかまったくわかりません。でもまたお会いしたい気さくな方でした。