1980年代世の中は華やかな時代になるにつれ装飾品も派手に大きく輝きを増し、人々も競う様に身につけた良い時代でありました。
それから30年過ぎ、時代は変わり状況も流行も変わり人々の意識も変化をしましたが、忘れられた80年代が懐かしさと共に流行
として戻って来て久しいですが、実際にその時代を謳歌した世代にとっては懐かしさはありますが、通り過ぎた過去の流行のままと
言う人は多いと思います。ファッション業界では過去の流行の取り扱いは若い人を中心として捉えていると思いますが、自分が思うに
過去の流行を一番上手く使えるのは、過去の流行を蘇らせて物をクリエイトする人達の多くが過去にその流行に染まった現人物達で
ある事が多い事から、その時代に生きた人たちではないかと思っています。
その時代を生きた人達、現在50~80代の人達こそ今もっとも上手くその時代の物を使いこなせるセンスがあるのではないでしょうか。
また実際にその当時の物を所有している人も多いと思います。是非もう一度、ご自分のアクセサリーボックスを覗いてみてください。
そこに80年代のキラキラした大きなアクセサリーは眠っていませんか?今こそそれらがもう一度花咲く時期になってきました。
この大不況な時代、高いものをどんどん買うのもすばらしい事、選ばれた人しかできない事ですが、DIY精神に基づき家で眠っている
物を上手く使いこなすのもすばらしい知識とセンスが必要で、それもまた選ばれた人しかできないことです。どちらもすばらしいです。
凄く良い時代になってきたと自分は思っています。今の時代お金が有る無い関係なくアクセサリー、ジュエリーを楽しめると思います。
今回のご紹介はまずは古い3連ブレスレット、と言ってももともと3連ではなく3本付けです。
18KGPの喜平の太さの違う2本のブレスとデザインものの3本を一緒に使う提案です。80年代当時ではみなさんやった使い方ですよね。
いまそのごちゃごちゃ感がかっこいいのではないでしょうか。
そしてもう一つはぶっとい!金のチェーンネックレス。家に一本転がってませんか?80sモード全開で今使ってみませんか。かっこいいと
思います。
ゴールドのゴージャスさと古着的な古いジュエリーの使い回しがパンク的な前衛さを感じます。家にあるゴミ寸前のジュエリーを漁ってみては
いかがでしょうか。