Charudon bijoux

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DVDの紹介です

2011年09月25日 | DVD
たまにはうちの商品ではなく、今回は最近見たDVDの紹介をしてみます。

Bill Cunningham New York



New York TimesのStyleページのカメラマンのドキュメンタリー
今は確立されたストリートフォトの先駆者で50年前からニューヨークのストリートでファッションピープルを捉え続けたかれの足跡です。彼のセンスそして時々の時流に合わせたかれのファッションの切り取り方が最高です。
今日本の心に落としている暗い影によるファッションのつまらなさのなか、ファッションの面白さはここにあるはずだったと忘れていた感覚、研ぎすまされた世界レベルのファッションをその映像の中に映し出され、再び蘇られてくれる気がします。
先の見えない未来で金銭感覚を最低レベルに落としても、なにもセンスを落とす事はないと自分は再確認させてくれました。

ストーリーは彼のコラムは有名で彼の事を知る人は多いのですが,街では何んだ?誰?って思っている人もいるストリートフォトグラファーの日常と彼の友人達の話しからなるドキュメンタリー。ただ撮られる被写体の方々はもう承知のようで、彼に狙われるのをわざと狙っていると感じますが、わざとそっけないそぶりをして、実は裏に確実に上手く撮って!!という強いモデル意識が出ているって思えました。さすが!ニューヨーク!素敵な人が多いのでしょう。

彼自身が自分の生き方を見せてくれるだけの映像ですし、彼は見た目は冴えないかんじで、生活も質素、それが彼のスタイルだそうで、どこにも属さないこそ流されない物が撮れるのだそうです。そんな意味の事を言っていてようないないような、、、w
いままで一流カメラマンというのは、イメージではステレオタイプの華々しい世界の人かと思ったら、実は、、と驚かされました。なにせ自宅がファイルキャビネットだらけのうえにその間に簡易ベットがあるだけ。。摩天楼の見える大きな窓のあるハイセンスなアパートメントとはほど遠い。w

しかし映像から感じる街の空気が最高!やっぱニューヨーク!ファッションでも世界の中心なんだなって思っちゃいました。

総括すれば、それらすべてが素敵な映画でした。

本当は彼の言う言葉がウイットにとんで味わい深い事を言っていたり、ファッション界にいる人は涙無くしては見られない位の感動作になっているそうですが、自分の英語力じゃ表面上の日常会話しか分からないので言葉上での感動の嵐が季節風も吹かないのが残念です。

是非暇な時間のある時ゆっくりご覧になってみてください。自分はロスの友達から送ってもらったDVDなので
日本で売られているかは知りませんが、2010年の作品なので、たぶんどこかにあると思います。

もしご覧になって、その感動を感じた方は是非ご伝授お願い致します。英語も勉強しないと!!でも、、第1外国語のイタリア語ですら中途半端、、、もう一度若くなれるならですね。

こんな天気ですが、秋です。

2011年09月20日 | イヤリング
昨日今日と台風も近づき色々大変な方々も多いと思いますが、まだ台風は残っていますので、
お気をつけてください。

暑い日が続き秋はどこ?と言う感じですが、着実に季節は変わって来てますね。
空の高さ、日の傾き、自分は匂いが秋の匂いになってきたと感じます。
こんな東京の汚い空気のなかなにが?って人も多いかと思いますが。
自分は子供の頃から東京の季節の匂いと言うのに敏感でした。ああ、春だ~とか
秋だ~とか扉を開けて外に出た瞬間、毎日毎日感じています。これを話すとどの地方
の方でもそれぞれの地方の独特の匂いというのがあるそうで、それを口に出して何の匂い
とは言い表せられないと言う人も多いと思いますが、まさにそれです!w

実は秋なんですね~!
そしてお店ですが、そこそこ秋物入荷しています。
その中、イタリアミラノのビアンコレブリンが入荷です。今回もアジアで製作のアジア匂満載の
作品が届きました。

まずご紹介第1弾はイヤリングです。

大きさ(7cmちょっと)金の割合が低い合金の鈍い光がいい感じです。

シルバーのぼんぼり、3連。アジアンルックな服にどうです?

ベースはブラスと瑪瑙と淡水パールです。シルクロードを渡って来たイヤリングと言う感じですかね、色が最高です。
この雰囲気悪くないです。


秋はおしゃれが楽しい季節です。こんなアクセで色を出してみてはいかがでしょう。

ゴシックブローチ

2011年09月01日 | ブローチ
今回は新作ではなくストックの中から気に入っている物をご紹介いたします。
もう10年以上前にフランスで手に入れたブローチです。



デザイン、クリスタルの色の出方、そして組み合わせフォルム全てがパーフェクトなブローチ。
デザイナーのセンスと職人の技がこのブローチを見ているだけで感じ、所有している楽しさ満足度は
中途半端ではありません。もちろんブランド物で高級品じゃないと満足できないと言う人もいると思いますが、
全く無名のデザイナーで無名の職人でもこのレベルがあるのです。実はフランスやイタリアのブランドの
アクセサリーの多くはブランドデザイナーではなくこのようなデザイナーや職人に委託されてつくられている
物も多く。逆に全くデストロビューターが分からないのにこのレベルの作品を見つけるのもヨーロッパ現地でも
難しいです。
さてこのようなアクセサリーの見方の一つですが、まず裏返してみてください。。

一つ一つのパーツが溶接されているのが分かります。これは型で作られるタイプではなく職人の手によって
組み立てられるハンドメイドの作品です。このブローチを作品と言ってますが本当にすばらしい作品です。
もちろん同じ物が2個と無いデザインから徹底されたものではなく、あくまでアクセサリーです。たぶん30個位
は作られたのではないでしょうか。しかし日本には多分2個(2個ともうちで、1個は販売済み)だけです。
アクセサリー博物館に収められるクラスです、この冬ツイード などの厚地のウールジャケットにそして
アンティークなスタイルのセーターに抜群にマッチします。あなたのジュエリーケースに追加しませんか?