Charudon bijoux

有)シャルドン 東京中野区中野5丁目 中野ブロードウェイ1F 03-3389-2089

創業61年になりました。

ブローチがちょっと見つかりました。

2015年11月27日 | ブローチ
寒くなって来ました。
ちょっと急になので心の準備はまだと言う人も多いのでは?自分ももう11月なのに半袖で歩ける日を楽しんでたくちです。w
しかしさすがに11月ですよね、寒さで気付かされました。
そのせいか今年は冬の物ってなんか遅い動きが感じられますね。
探す自分らも重い腰をやっと本腰いれだしました。遅過ぎですよね、すみません。

もう何年も前からここに書いていますが、やっとこさファッションの本場、フランス、イタリアでもランウェイにブローチを着けて来ましたね。待ってましたよ、ブローチの復権を!!まだ本格的ではないでしょうが、そろそろファスト物も出て来てくるでしょう。

ちょっと遅過ぎですけど、、、というのも、、
自分が大好きだったブローチ作家さんがいました。5年くらい前までご高齢でしたが頑張ってうちの為に素敵なブローチを沢山作っていただいていましたが、お亡くなりになってしまいました。これからブローチが必要になるだろうというのに、みなさんにご紹介できなくてとても残念です。もっと早く復権がきていれば、、と思います。
しかし熱心なファンの方達のおかげで、彼女の作品は全て完売いたしました。
しかし商売を続けている私どもとしては、、この流れをもっとずっと続けたかったです。
まあ残念がって過去ばかり見てもしょうがないので、フランスの知り合いなどに掛け合ってちょっと面白いものを送ってもらいました。

その中の数点ですが、ご紹介いたします。

琥珀色のクリスタルのブローチ。直径4cm以上あるのでコート、ウールのジャケット、マフラー、カーデガンなど大物に載せると引き立つでしょうね。オレンジっていい色ですよね。



そして、モノトーンの花のブローチです。これはあまり大きくないのですが、存在感はあってかなり重宝するブローチになるでしょう。



そして大きなリボンブローチ、この存在感はすごいです。大きいのでチェックやツイードのコートに付けても存在感を出す今っぽいブローチです。



そして最後にこれもオーロラカラーのビンテージクリスタルを使ったブローチです。これはそれほど大きくない5cm位のですが、このオーロラカラーのクリスタルのかっこよさと言ったらもうたまらない一品です。



どれも素晴らしいものが入りました。これから世に出て来るものも期待できますが、やはり当時物はいいです。値段もこなれているというのもデザインだけではないお勧めどころです。

時間ある時是非一度お立ち寄りになってご覧になって下さい。
お待ち申し上げております。


秋はすぐそこ

2013年07月25日 | ブローチ
秋はすぐそこに来ていますね。
待ちのブティックでもそろそろ秋物がお目見えし出しています。
今年はやはりブリティッシュトラデショナルな雰囲気なんて気になります。
そんなセーター、ジャケット、コートに
こんなブローチはいかがですか?



シルバーリーフ (12cm)



ストライプ (12cm)



ダブルムーン (8cm)

大振りなブローチがモダンでシックに大人の女性を引き立ててくれると思います。

去年辺りから少しずつブローチ使いのセンスのいい方を見かけるようになり、
ブローチの復権の日が近づいて来ている気がします。

是非今年の秋冬にブローチにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ご来店お待ち申し上げております。


ブログ開設してから2750日目だそう!!w

2013年05月31日 | ブローチ
なんとこのブログ開設して2750日になるそうです!!
もうそんなになるんですね。気付きませんでした!
で、その日数で180回位しか書いてないので、2週間に一度書くという感じなんですね。
でも実際は何年も書いてなかったり、半年も開けていたりしていたんですけど、、
お店のブログなのに、、なんて怠けているんでしょうか。
もっとちゃんとしないといけないといつも考えているのですがね~。w
考えるだけじゃだめなんですよね、行動ですよね!!

なので、新作入荷情報です!



かわいいブローチ。マッチボックスというメーカーの物です。
プリントと形のミスマッチ!w そこがかわいい!大きさも4cm程度で軽いので、
ちょっとTシャツでもサマーニットでも帽子でもバックでもどこでもちょこっと付けられると思います。
これは若い方はもちろんですが、歳の重ねられた方もお似合いになると思いますね。
そのお歳だからこそという一品になる気がします。

上の写真猫ちゃん光って見えてないですね、ひとつひとつリンクを張っておきます。


是非コレクションに加えていただいたらいかがでしょうか。
ご来店お待ち申し上げております。


ゴシックブローチ

2011年09月01日 | ブローチ
今回は新作ではなくストックの中から気に入っている物をご紹介いたします。
もう10年以上前にフランスで手に入れたブローチです。



デザイン、クリスタルの色の出方、そして組み合わせフォルム全てがパーフェクトなブローチ。
デザイナーのセンスと職人の技がこのブローチを見ているだけで感じ、所有している楽しさ満足度は
中途半端ではありません。もちろんブランド物で高級品じゃないと満足できないと言う人もいると思いますが、
全く無名のデザイナーで無名の職人でもこのレベルがあるのです。実はフランスやイタリアのブランドの
アクセサリーの多くはブランドデザイナーではなくこのようなデザイナーや職人に委託されてつくられている
物も多く。逆に全くデストロビューターが分からないのにこのレベルの作品を見つけるのもヨーロッパ現地でも
難しいです。
さてこのようなアクセサリーの見方の一つですが、まず裏返してみてください。。

一つ一つのパーツが溶接されているのが分かります。これは型で作られるタイプではなく職人の手によって
組み立てられるハンドメイドの作品です。このブローチを作品と言ってますが本当にすばらしい作品です。
もちろん同じ物が2個と無いデザインから徹底されたものではなく、あくまでアクセサリーです。たぶん30個位
は作られたのではないでしょうか。しかし日本には多分2個(2個ともうちで、1個は販売済み)だけです。
アクセサリー博物館に収められるクラスです、この冬ツイード などの厚地のウールジャケットにそして
アンティークなスタイルのセーターに抜群にマッチします。あなたのジュエリーケースに追加しませんか?

ブローチもいかがですか

2010年11月12日 | ブローチ
ブローチはお探しではないですか??
秋冬はブローチがかなり面白く使えるシーズンですね。もしお探しなら
このブローチも是非候補に入れてください。



フランス パリのローズエランド(ROSE HAYLLAND)の薔薇のブローチです。
作家のシャルロッテ・パヴェによる手作で、使われている天然樹脂は
軽いのですが固く、色も自然な風合いを出し、全て一点ものです。

1930年代~50年代に流行したベークライトのブローチを彷彿させる独特の
雰囲気、新しいのに古い、古いのに新しいセンス。簡単にはこんな雰囲気のアクセサリー
は作れませんね。じぶんが思うのには、薔薇なので最初は赤色ではっぱは濃い緑でしたが、
それが経年劣化で変色したという色をわざわざ再現しているのではないでしょうか??

アクセサリーの捉え方は美術界のような手引書があるわけではないので、各自自由に
できるので、皆さんも是非、どうしてこういう風に作ったんだろう?とかどこから来たの
だろうとか考えてみてはいかがですか? 結構面白い世界が広がっていると思います。


ミラノのオルネラのブローチ

2010年02月03日 | ブローチ
ミラノのアクセサリーの老舗のオルネラ、ネックレスに続いてブローチです。

オルネラ(ORNELLA) はMaria Vittoria Albaniさんによって1946年に母親が経営するPiazza Piolaの会社の片隅でハンドクラフトのファンタジージュエリーの製作を始めました。その後50年代半ばにはVia Calducciに店舗を移し、現在でもそこで一つ一つ手作りでネックレスやブローチなど女性らしいアクセサリーを産み出しています。

このブローチは既に1960年代にデザイン、製作された物と同型のものです。アメリカやヨーロッパで発売されたアクセサリーの本の中に何度かこれ都同型の物をみました。自分の所有する1995年にイタリアで発刊されたBIJOUXという本にも出てきます。オルネラの強みは創業当時からの金型を持っているとの事なので、当時そのままの作品を今でも作る事ができるということでしょう。

そしてアンティークではないので傷みもなく、現行品なのでブローチのウイークポイントのピンの部分も鋭利でしっかりしているので普通に使うことができるというのも強みですね。

そして値段もアンティークのようなプレミアが付かないから、お財布に優しいというのも凄い事だと思いますね。

ただ現在正式な代理店が日本に無い事が気になといえば気になりますね。今のところ商社が中に立って独占して値段を釣り上げる事も今のところないようなので、今現在日本で流通している物は比較的安価に買えると思います。

買い時と言えば買い時なのかもしれませんね。うちももう少しこの不況の今のうちに手に入れたいと思っています。

フランスからブローチ

2010年01月14日 | ブローチ
フランスからでっかいブローチが届きました。
でっかいです10cmあります!
でも色がすごい!
30年位昔の日本で流通していたアクセサリーにもこのような色を使ったのは見た事はあったのですが、久々に見ました。クリスマスにこれを使って欲しかった!!まるで円形のステンドグラスのようで、おごさかな教会の雰囲気。でもポップ!w どっちでしょ??www
この季節はツイードとか厚手の生地のコートやざっくりセーターにがっつり付けたらかっこいいでしょうね。
メーカーはいつも良いアクセサリーを作るフランスのマリオンゴダールなんですが、ここはいつもノーネームなので、後でどこ製?ってことになるんですね。もうその位のメーカーなら名前を入れてもらいです。バックやスカーフなどは名入りなのになぜアクセサリーは名前をいれないんでしょう??? フランス人って不思議。



コスチュームジュエリーpellini その2

2009年12月02日 | ブローチ
約6年位前のPelliniのブローチです。
ちょうどエミリオプッチなどのハリウッドスタイルの70`sデザイナーが返り咲いた頃と重なりますね。その頃はミラノにも50`sのミッドゼンチュリーモダンのショップができたり、いくつかのお店の内装にもそんな影響が出て来たのを感じたころでした。まあ もう その頃は自分の拠点は日本に移って来ていたので、イタリアの事情はよく分からなくなっていましたが、ミラノに行く度にいろんな物が変わっていて、ああミラノでも流行ってんだ!と思えただけかもしれません。
このブローチは色形など数種類ずつありましたが、写真を撮ったのはこれだけなので他をご紹介できないのは残念です。しかし唯一自分のコレクションとしてこのシリーズの作品の一品だけを手元に残している物があります、それは80年代後期の物なので、上のブローチも元々は80年代の物かもしれません。機会があればいつかご紹介いたします。



これもその当時のペッリーニのバングルです。これもお気に入りのひとつでした。
これをミラノのお店で一目惚れしてもらってきました。色の組み合わせが渋い!!!樹脂だからこその一品ですね。そのとき聞かなかったのですが、多分古い作品じゃないかと思います。もしかすると80年代じゃないかと思っていました。

 樹脂をアクセサリーに起用したデザイナーといえばスキャパレッリですが、彼女はLUX的に使用していて、後世に樹脂自体がチープになって地に落ちるとは思ってなかったでしょう。30~50年代によくあるベークライトのアクセサリーが樹脂に変わり、そして石油製品になり、どこでもコピーができるようになり、コピーが氾濫しだしました。
当時、、今もかもしれませんが??、、日本なんかのアクセサリーのコピーのひどさや版権無視は今の中国以上だったと思います、70年代~80年代に当店で売れていた多くがオリジナルではなくコピーが多かったと思います。というかコピーだから悪いとか買うべきものじゃないという概念がまだ日本にもなかったと思います。今はコピーはダメとか良く聞く話しですが、ファッション物でコピーじゃないものを探すのが難しい位じゃないでしょうか、どれがオリジナルでどれがコピーなんて勉強をしている人しかわからないのではと思います。なので一般ユーザーはそんなことどうでもいいのが現状だと思います。また中国がコピーがひどいといってもそれを買う人がいるから作るわけで、多くのコピー商品は日本で喜ばれて売られ、買われている事も目をそらしてはいけない事実だと思います。
そしてコピーされつづけたプラスチックのアクセサリーは安いが命なので、商品の価値は出来上がった時点から下がって行き、最後は飽きられ市場から消えてしまったというのが自分の見解です。
 ぺッリーニはその一度地に落ちた樹脂にまた日の目を浴びさせたデザイナーだったのでなないのでしょうか。いやきっとそうにちがいありません!
と!また勝手な憶測です。www

両方共既に手元にないのですが、もう一度手にいれたい、いまでもかっこいいアクセサリーだと思っています。