Charudon bijoux

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創業61年になりました。

イタリア ヴァレンツァより

2009年12月03日 | ブレスレット
GOTI

イタリア ヴァレンツァにて年に1回 大きなジュエリートレードショウ(Valenza Oro)があります。その時はばかりは世界各国からバイヤーがヴァレンツァに集まり品定めや取引をしていきます。そしてショウが引けた後バイヤー達は街にショッピングをしに出かけるのですが、その中で人気のあるお店にSUGARというブティックがあります。決して大きなお店ではないのですが、服からアクセサリーまですべてオリジナルの物を扱っています。そこのテキスタイルデザイナーにGOTIさんがいらっしゃいます。本業はテキスタイルデザイナーですがシルバーとレザーを使ったアクセサリーも手がていた時期があります。現在は本業のみでアクセサリーの製造は休止中だそうです。うちも数シーズン取引をさせていただいたのですが、現在は取り扱いはしていません。しかし彼のデザインはかっこいい!!本当はもっと続けてもらいたかったのですが、やらない!と言われればそれまでなのでしょうがないですね。上のブレスレットはただ巻いくだけなのですが、手を下げると残った紐が指の間に流れてちょっと中東の雰囲気が出る面白いブレスレットです。面白いアイデアです。これは4年前に手入れて一本だけコレクションとして残しているものです。

そしてこれは彼のデザインのネームタグです


鹿革にシルバートップになんと金で古いテキスタイルのスタンプでスタンプしてある物です。これもネームタグという戦争物に女性らしい雰囲気を出したかっこいいアクセでした。残念ながらコレクションとして残す前にすべて手元からはなれていっしまって写真だけが残っているだけです。

GOTIさんは小柄ですが笑顔の可愛いおじさんでまたイタリアに行った際にはお会いしたいと思っていますが、無精な自分はもう音信を途絶えさせてから4年はたってしまったので、まだ会社にいらっしゃるのかまったくわかりません。でもまたお会いしたい気さくな方でした。

コスチュームジュエリーpellini その2

2009年12月02日 | ブローチ
約6年位前のPelliniのブローチです。
ちょうどエミリオプッチなどのハリウッドスタイルの70`sデザイナーが返り咲いた頃と重なりますね。その頃はミラノにも50`sのミッドゼンチュリーモダンのショップができたり、いくつかのお店の内装にもそんな影響が出て来たのを感じたころでした。まあ もう その頃は自分の拠点は日本に移って来ていたので、イタリアの事情はよく分からなくなっていましたが、ミラノに行く度にいろんな物が変わっていて、ああミラノでも流行ってんだ!と思えただけかもしれません。
このブローチは色形など数種類ずつありましたが、写真を撮ったのはこれだけなので他をご紹介できないのは残念です。しかし唯一自分のコレクションとしてこのシリーズの作品の一品だけを手元に残している物があります、それは80年代後期の物なので、上のブローチも元々は80年代の物かもしれません。機会があればいつかご紹介いたします。



これもその当時のペッリーニのバングルです。これもお気に入りのひとつでした。
これをミラノのお店で一目惚れしてもらってきました。色の組み合わせが渋い!!!樹脂だからこその一品ですね。そのとき聞かなかったのですが、多分古い作品じゃないかと思います。もしかすると80年代じゃないかと思っていました。

 樹脂をアクセサリーに起用したデザイナーといえばスキャパレッリですが、彼女はLUX的に使用していて、後世に樹脂自体がチープになって地に落ちるとは思ってなかったでしょう。30~50年代によくあるベークライトのアクセサリーが樹脂に変わり、そして石油製品になり、どこでもコピーができるようになり、コピーが氾濫しだしました。
当時、、今もかもしれませんが??、、日本なんかのアクセサリーのコピーのひどさや版権無視は今の中国以上だったと思います、70年代~80年代に当店で売れていた多くがオリジナルではなくコピーが多かったと思います。というかコピーだから悪いとか買うべきものじゃないという概念がまだ日本にもなかったと思います。今はコピーはダメとか良く聞く話しですが、ファッション物でコピーじゃないものを探すのが難しい位じゃないでしょうか、どれがオリジナルでどれがコピーなんて勉強をしている人しかわからないのではと思います。なので一般ユーザーはそんなことどうでもいいのが現状だと思います。また中国がコピーがひどいといってもそれを買う人がいるから作るわけで、多くのコピー商品は日本で喜ばれて売られ、買われている事も目をそらしてはいけない事実だと思います。
そしてコピーされつづけたプラスチックのアクセサリーは安いが命なので、商品の価値は出来上がった時点から下がって行き、最後は飽きられ市場から消えてしまったというのが自分の見解です。
 ぺッリーニはその一度地に落ちた樹脂にまた日の目を浴びさせたデザイナーだったのでなないのでしょうか。いやきっとそうにちがいありません!
と!また勝手な憶測です。www

両方共既に手元にないのですが、もう一度手にいれたい、いまでもかっこいいアクセサリーだと思っています。


ヘアーバンド

2009年12月01日 | アクセサリー
ちょうど10年前に流行った時の記事。
自分はブラジャーの紐バンド、略してブラバンと呼んでいましたが、回りは全くダレも釣られませんでした!!!w

近年全く売れていないヘアーアクセ業界の救世主となっているであろうカチューシャ、ヘアーバンドだが、自分的には10年前のこのスタイルがかっこよく今でも憧れるヘアースタイリング。まあ自分が10年前からも全く変わっていないって事を暴露している様な物かもしれませんが。。w

バベルの塔

2009年12月01日 | Weblog
東京に出現するバベルの塔!!

闇夜に浮かんだ建設途中の新東京タワーはまるでバベルの塔の様に見えました。

まだ250メートル程度で1/3の完成だそうで、あとこの3倍の高さにそびえるのだそうですが、なぜか埋もれた歴史にあるような消えた帝国の神の怒りをかったバベル塔そのものを見ている気分になりました。今歴史から消えかかっている日本を象徴する様な建造物に思えてなりません。