悲しみの城からの脱出

親からの呪縛から自分を解放するためのブログ

虐待サバイバーあるある? ー 手帳が安心安全な場所じゃなかった ー

2025-02-07 19:00:00 | 手帳・文具関連

10年日記を書いている碧音。

初年度は7年前である。

その7年前の日記を読んで、

感じたことがある。

 

手帳が安心安全な

場所になってない

 

7年前というと、母親が、まだ、

施設にいた頃である。

当時、自分のやりたいことを

やろうとカメラ講座に通っていた。

 

 

ただ、行動ができず、苦しい

思いをしていた。

そんな中で書いた日記の中に

 

予定をきちんと立てなければ…

 

という言葉があった。

行動できないのは予定を立てて

なかったからではない。

気力・体力がマイナスになって

いたことが原因だ。

なのに、予定を立てない自分が

悪いという自責を延々としていた。

 

 

今なら、これが逃避や論点の

すり替えをしてるだけと分かるが、

碧音は、自分が困ってるという

自覚が持てないことが多い。

恐らく、当時の碧音も困ってる

ことに気付けなかったのだろう。

感覚としては…

 

なんか、よく分からないけど

行動できない…

予定立ててないからかな?

 

こんな感じである。

予定を立てても、なぜか、

外出できない。

撮りに行っても頭がフリーズ…

 

何を撮ったらいいか

分からない…

 

こんなことを何度も繰り返していた。

そこで、手帳に何を書いていたか?

 

 

自責のオンパレード

 

 

これでは、学習性無力感しか育たない。

行動できなくなって当然である。

ちなみに、今は、手帳が安心安全な

場所になっているため、きちんと

行動できるようになっている。

 

 

今は、できたことしか書いていない。

普通は、TODOやTOBEのリスト、

いろいろな予定を書くのが普通だ。

だが、当時から今に至るまで、碧音に

必要なのは健康ログや体調記録、

できたことリストだった。

 

 

最後の【できたことリスト】を書く

ようになってから、徐々に、行動が

できるようになっている。

TODOやTOBEが、碧音の中で

~すべき、~ねばならないと

脳内で変換されていたのだ。

 

 

できないと一人反省会が始まる。

なぜ、できなかったのか?という

一人尋問会が手帳の中で繰り広げ

られるのだ。

 

 

よく手帳は人と違って、何も

言わないし、全てを受け入れて

くれる【安心安全な場所】である

というインフルエンサーが多い。

 

 

だが、虐待サバイバーは【安心安全な

居場所】作りが苦手なのだ。

世の中のインフルエンサーのやってる

ことを真似すると、自己受容のできない

虐待サバイバーは一人反省会という

居心地の悪い場所に変えてしまう。

そのことに気付いた碧音は、手帳に

 

できたことしか書かない

 

というルールだけを作った。

そしたら、いろんなことがうまく

いくようになっていった。

 

 

もし、7年前の日記を読まなければ、

きっと、このことに気付けなかった

だろう。

やはり、連用日記は、碧音に合っている

と、改めて、感じたことである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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