悲しみの城からの脱出

親からの呪縛から自分を解放するためのブログ

虐待親の思考 ー 自他の境界線を引けない母親 ー

2024-12-08 18:00:00 | 家族との過去・気付き

一部、性的な不快な内容が

含まれます。

読む方は、自己責任で

お願いします。

最近、よく思い出すこと。

高校生の頃に母親から

聞かされた話。

ルナが小学生の頃、

父親が風俗でシラミを

もらってきたらしく、

それをうつされた母親。

当然、母親、怒り狂います。

でも、これ、両親の問題。

子供のルナには関係ない話。

境界線の引けない母親の

異常行動は、ここから始まる。

なんと、父親を一番風呂に入れ、

その後、碧音や妹をお風呂に

入るよう促し、母親は入らない

という行動に出た。

当然、お湯の交換はしてない。

つまり、父親のシラミだらけの

お風呂に子供たちを入るよう

誘導したということ。

これを聞いたのは、碧音が、

高校生の頃の話。

当時、母親は父親のDVに

遭っている被害者だと考え、

あまり、母親を悪く言っては

いけないと考えていた碧音。

だけど、その時、初めて…

何なの?この人…

気持ち悪い…

母親に対して反感を感じた

瞬間だった。

そして、子供の健康を守る

立場の母親が、健康を害する

状況に誘導してたことにも

驚いた瞬間でもある。

なぜ、こんなことが起こるのか、

少し考えてみた。

母親から聞いた話によると、

父親が医者に行くのは嫌だと

言ったらしく、母親が病院に

行き、薬をもらい、それを

2人で使って治したという

ことだった。

つまり、恥ずかしい思いを

したのは母親だけで、父親は、

自分の尻拭いを自分でせず、

母親に恥ずかしい思いをさせて、

シラミ除去をしたことになる。

女性としての屈辱感、医者に

一人で行かねばならない

恥ずかしさ、そういうことを

母親一人に背負わせ、父親は、

恥ずかしい思いもせずに

平然としている。

その怒りが、なぜか、子供に

向かったということだ。

普通に考えれば、これは、

夫婦の問題で子供の碧音は、

全く悪くないし、健康を害して

いい理由にならない。

境界線が引けてる大人は、

きちんと、夫と話し合い、

夫に反省させ、謝罪させ、

一緒に病院に行くのが

普通だろう。

でも、碧音の両親は、

話し合いのできない夫婦。

所謂、マウント取り合い

合戦を、毎日、繰り広げる

だけの夫婦だった。

つまり、支配するか、されるか、

この二択しかない。

父親から不当に支配

された母親は、怒りの

ぶつけどころとして、

子供を支配し、害を与えた。

自分だけが不当な思いを

するなんて許せない

自分がされたことを

子供にも味合わせてやる…

恐らく、こんな考えに

憑り付かれたれたのだろう。

ハッキリ言って、

八つ当たり以外の

何者でもない。

一事が万事、こんな

感じだった。

子供からしたら、

こんな親の元で

生活して安心安全な

居場所と感じられるか

と言われたら、ノー

としか言いようがない。

ただ、未成年の子供は、

親の元にいるしかない。

逃げたくても逃げられず、

こんな嫌がらせに耐えて、

生活する… これが、

機能不全家庭というもので、

毒親育ちの置かれた環境だ。

親として成長しようと

しない親の思考は自他の

境界線がはっきり引く

ことができない。

少なくとも、碧音の親は、

子供の思考のままだった。

不当なことをされたら

自分より弱い奴に

八つ当たりすればいい

これは、どう考えても

親として成長しようとする

人間の考えではない。

そう考えるのと同時に、

哀れな人間でもある。

なぜなら、子供の思考のまま、

大人になれないまま、

人生を終了させた。

両親二人に思うことが

あるとすれば、この二人は、

自分たちの人生の中で、

一体、何を学び、どんな

成長をしたのだろうか?

という疑問だけだ。

今は、何の感情もない。

完全に無関心である。


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