だいぶ小雨になりました。今日はエミさんという、新しいお友達が出来てうれしいです。関口加工と言う会社で、私が初めて、指シャブリの人形を作ったのが、グッチです。とろっとした目、あまえん坊なあき目、くたくたのボデイがねらいでした。グッチという名前は、その頃関口加工と云っても誰も知らないときでしたから、私が尊敬する、関口をもじって、グッチという名前にしました。
この写真は、人形の吉徳さんとよく行っていた、香港の会社のオフィスです。一緒に写っているのは、アメリカの大学を出たばかりの、社長の息子さんです。私との会話は、広東語は出来ないので、片言の英語（のつもり）です。下の写真が、その会社の中国の工場です。社長さんも若いです。
ちなみにグッチは全部国産です。手芸の先生で、森みなこ、さんという方が、大のグッチファンで、マンションのお部屋にグッチのスペースがあり、ゆりかご、ドレス（刺繍入り）お布団、ベッド全部手づくりでとても大事にして下さったのを思い出します。
フィリピンの商社の人たちです。ここではレジンのアイテムをよく作りました。ディノスの初めてのスヌーピーの本には、私のスヌーピーアイテムが、沢山載っていますよ。
指しゃぶりの人形は、ジェジェ、その後にモンチッチが出来て来たので、グッチは消えました。でも随分たくさん売れました。まだまだ、話は沢山ありますから、新しいお友達見つけて、くださいね！お願いします！そして、どこかに、眠っている私の人形たちを見つけたら、おしえてください・・・
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先週、いつもの定期検索で岡田嘉子さんの記事を探そうと「岡田嘉子・グッチ・可愛がって」というワードで検索したところ、新聞記事を取り込まれた緑さんのブログがヒットしたんですよ！
長年探していたのですが、いざ見つかると興奮で思わず震えが来て泣きそうになりました。そして緑さんがグッチを身内のように語っていらっしゃるのを拝見し、え？この方は？とよくよく見てみたら、何とグッチを作ったご本人ではありませんか！今回ほど、インターネットを有難く思ったことはありません。
早速、母にも報告しました。母は「昔はグッチの方がエミより大きく見えた」が口癖です。１才で我が家にやって来た時は、まだ毛がモコモコしていたグッチの方が大きく見えたのだとか。最初はまだ私が人形を理解できず見向きもしなかったらしいのですが、大きくなるにつれ、どこに行くのもグッチと一緒になったのです。小さい頃、黄色のバスケットに入れていつも出かけていました。亡くなった祖母も「グッチは本当に可愛い。指をしゃぶっても、寝ても、座っても、何しても可愛い」とよく言っていましたよ。
私のグッチは、物心ついた時には、すでに眉毛は消え、ソバカスは一個しか残っていません。毛も寝てしまっていますが、エプロンだけはキレイなままです。ペレットのくたくた感が懐かしいです。今はセキグチさんの手術で、痩せ細っていたボディに小分けされたペレットが入っているので、昔のくたくた感はありません。
昨年と今年の二度、グッチ入退院のために夫とセキグチ本社に行きました。当時の本社とは違う場所にあると思いますが、近くは町工場が多くてステキなところですね。私は福岡在住なんです。セキグチさんに行く用事でもなければ、小岩に立ち寄ることはまずないと思います。
名前も何でグッチなんだろう？と思っていました。実は違う名前だったのでは？と思ったりもしましたが、セキグチ製と知り、セキグッチなのかな？と想像していました。やはり亡き社長のニックネームだったのですね。社名を冠にしたグッチが誇らしいです！
たまにヤフオクでグッチを見かけることがあります。可愛かったのが、ピンクのギンガムチェックのエプロンを着けた眠り目のグッチ。まさか眠ったグッチがあったとは知りませんでした。とても愛らしく迷いましたが、結局購入は見送りました。私のグッチが妬くといけないし、どう扱ってよいか分からなかったので。でも、所有欲は刺激されました。他に、パペット式とか、頭に紐をつけたバッグ式とかを見かけたことがあります。ただそういうのは、少し顔つきが違うように思います。
じつは携帯電話のメールアドレスの一部に「子ぐまグッチ」と入れています。私のアイデンティティなのです。
皆さま「先生」と呼んでらっしゃるので恐縮しますが、あえて敬愛を込めて「緑さん」と呼ばせてくださいませ。
つい長文になってしまいました。すみません。
今後ともよろしくお願いします♪