満ちるは桜。

好きなものを書いてる普通の人日記。

桜といえば。

2005年07月13日 22時20分39秒 | ブログ
本話の続き。
桜モチーフがとても好きです。
っていうか正直に書くと「東京BABYLON」が大好きで。
その為に桜モチーフにやられました。
今私が「LOVELESS」を読んだことで、
蝶モチーフに対する関心がとても高まってる、というのに似てます。
まぁ、桜も蝶も元から好きなモティーフだけどさ。
で、「東京BABYLON」を読んでいたら、
「桜の下にはしたいが埋まっている・・・」
みたいな事が書いているわけです。でもどこかで聴いた事がある。
何ていうかよく聞く話で、紫陽花は養分によって花の色が変わって来るんだよ?
みたいな感じの話と一緒かなぁ、っていう。
でも、元ネタは何なんだろう?
と思ったわけです。そしたらば、
「桜の樹の下には」に行き着いたわけです。梶井基次郎さんですね。
この方の作品は教科書に載っている「檸檬」だったわけで、
正直「檸檬」のすばらしさはわからない私でしたが、
何ていうか、読んでて眩暈がしそうって感じが・・・。
でも「桜の樹の下」は読めて満足感があった!
そういや「城之崎にて」が教科書に載っていて、
先生が「日本語のすばらしさ、綺麗さ、こんなに美しい文章があるんだということに感動した」
みたいな事を言ってべた褒めしていたんですが、いかんせん私には全然面白くない。
読んでいて面白さを見出せなかったんです。つまり趣味じゃないの。
つい、「どんなに綺麗な日本語も面白いと感じなければ何にも心に響かない」
って書いちゃってあとで大後悔しました。別にそんないやらしい書き方する必要は無い。
だからといって好きにはなれないけど。まぁ、将来面白くなるかもしれないですけどね。
中島敦さんの「山月記」は、中学生のときに読んだ「夏の葬列」の時の衝撃を思い出す、
胸にくる感じがしました。
「臆病な自尊心」、虎に変身した理由、すべてが自分に返ってきそうな、
(何ていうか図々しい感想かもしれないけどネ。)心を抉られる感じ。
読んでいてとても楽しかったけど、辛い。っていう。
でも面白いよー!!
何ていうか、教科書は面白い作品の宝庫で、読むのが楽しみでした。
道徳の教科書も読むの大好きだったなー。「ぱなしの女王」とか覚えてる(笑)。
他には、主人公がある時お小遣いが欲しくて、なんにでも値段をつけてお小遣いを要求して、
最後に風邪を引いたときにお母さんが請求書だかを主人公に渡すんだけど、
その請求書に金額が何にも書いてなくて主人公が大切なことに気づく、
みたいなのもあった気がする。

やっぱ、面白いですよ。国語は。
詩とか島崎藤村さんの「初恋」は可愛らしいですよね。
茨木のりこさんの「自分の感受性くらい」も好きです。
詩は、やっぱり大好き・・・!

ってかこの記事長ッ!!(笑)
コメント
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