風のたより #137 千葉甫 2020-01-02 14:06:17 | 短歌 閉じている瞼を一瞬陰らせてよぎったもののある冬真昼 そくそくと背中の冷えるこの夜の窓に来ている白い満月 遠い日に愛聴していたレコードの出てきて記憶にその歌う声