風のたより #138 千葉甫 2020-01-04 13:48:56 | 短歌 留守電に声を残していた人の訪れないまま十日が過ぎる あれをまた忘れていたのを思い出す思い出すのでまだ大丈夫 足音と共に微睡去ってゆき私は湯船の湯の中に居る