千葉ニュータウンシニアアンサンブル“ノービレ”

ノービレではヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、クラリネットなど募集しています。

『シューベルト・コーア』 ~ すみだ区民音楽祭2015

2015-08-23 22:37:22 | diary
すみだ区民音楽祭の二日目。
シューベルト・コーアの合唱を聴きに行ってきました。

軽くお昼を済ませて会場入り口に着いたのは、13時少し前。
既に、東武ホテル辺りまで列は伸びていました。あまりに長い列となっていたからなのでしょうか?それからすぐに開場となりホールに入ることができました。

お客さんはどんどん入って、見回すとほとんど満席では?というくらいになっていました。

定刻の13時30分となり、合唱団の方々が舞台に登場しました。
衣装は、シルバーのモチーフで肩から胸辺りまでキラキラと覆われた白のドレス。
50名もの方がずらりと並んで…とても舞台映えがする衣装ですね。

一曲目は、流浪の民。
いつの頃に聴いたのか?学校で歌ったのか?なんとなく懐かしくなる曲でした。
ピアノとの掛け合いも軽やかで一曲目からさすがですね。。とっても落ち着いた歌声に感じました。

続いて、ショパンのノクターンを2曲。
ピアノを少々かじっていた私にもとてもなじみの深い大好きな曲です。
歌で表現するとこんな風になるのですね。女性の合唱団にとても合った雰囲気になっているのは、ぴったりとメロディに寄りそった歌詞の力が大きいのでしょうか。
2曲目の遺作も素敵なメロディですね。キラキラとピアノの奏でる響きと歌が、ぴったりでした。

そして。。
まさに流れるようなピアノの連弾で始まったモルダウ。
川の流れのイメージがしっかりと伝わったところで合唱が始まります。
力強い歌声と力強いピアノ…かと思うと強弱がしっかりと歌い分けられて綺麗な情景が浮かんできました。
その先もずっと細やかな強弱の連続…とても長くて難しいモルダウの一曲全部が身体に浸透しているのでしょうね。
ピアノと歌で盛り上がった最後には聴いている方も胸がいっぱいになりました。

大曲である上に、とても難しい編曲のモルダウで、きっとへとへとだったと思われるおふたりのピアニストの連弾、アイネ・クライネ・ナハトムジークで、合唱団の方はしばし休憩。
難しくても楽しく、というか楽しんで演奏するおふたりは見ていていいですねとっても。

残すはあと2曲。
まずは、モーツァルトの40番。
私の中では、歌うというイメージは今までまったくなかったと思うこの曲。
歌ってしまうのですね。。しっかりと。
もともとそんな歌詞があったのではと思うようなフィット感は絶妙ですね。

そして最後の大曲フィンランディアへ。
合唱団の後ろには、まぎょ先生と昨日もお見かけした先生の後輩に当たるというお方がキーボードで、そしてWAKA様がパーカッションで登場。

練習の音源をいただいて聴いてはいたものの、実際のものを聴く気持ちの高揚は全く違いました。
細かな細かなところまで、曲調を掴んで歌われてました。
ピアノとキーボード、パーカッションも、強弱とテンポが1秒たりともずれることなく…(当たり前なのですが。。)歌と響きあってました。

盛り上がりが最高潮になって讃歌に行くところでもうドキドキでした。
そして、讃歌が、もう素敵で素敵で。なんて素敵な入り方なのでしょうね。
心に響いてきて、自然とウルっとなってました。
終わった時には、後ろからブラボー!!!の声が。ほんとにブラボーでした。

アンコールは、乾杯の歌。
こちらも音源はいただいて聴いてますが、生で聴くのは素晴らしさが違いますね。
今日聞いたこの歌声を忘れないようにします。。

舞台から先生が見渡して、3階までいっぱいとおっしゃってました。
そんな集客力がうなずけるひとときでした。
今年もしっかり楽しませていただきありがとうございました。

furu






コメント (13)
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