ちびぷ~さんのひとり言。。

いつまで続くかなぁ~...

震える。

2010-05-14 15:20:00 | コンビニバイト奮闘記?
前の記事は13日のバイト時に実際に起きたことです。

GWあたりから
いきなり怒鳴るおばあさんが来るから
何かあったら警察に連絡してください。と

事務所に注意書きが貼ってあったのである。


『出入り禁止にしてるから~』って店長が言っていたけど

いゃいゃ。。。ガードマンがいるわけじゃないんだから
出入り禁止にしても来ちゃうでしょうよぉ~。。。


その日の夕方にも来たらしく
『いい加減に帰ってください』とオーナーが言ったら
カゴを投げつけて帰って行ったそうな。

まさかその日の夜に来るとは思わなかった。って

いゃいゃ。。。来ちゃったしぃ。。。


おばあさんが
『ここは○○のお店だろ!』(全く知らない名前を言う)

なのでオーナーが
『いや。ここはわたしのお店ですよ。』と言ったら

『お前は今日の夕方 クビにしただろ』と言われたそうな。


あらあら?オーナー…クビにされちゃったよ(笑)


ホントに意味不明なことを大声で怒鳴るのである。

意外と?チキンなあたしは
手の震えが止まらなかった。

足はすくみ 顔は引きつり

何事もないような態度をとるのが精一杯だったのである。

一緒に組んでいた子は
入って2ヶ月ぐらいの若いお兄ちゃんじゃ

あたしが対応するしかないじゃない。


ハタから見てる分には充分におもしろいことだが

カウンター越しに対面で対応しなくちゃならない状況は
かなりキツかった。

しかも店員として対応しなくちゃならないんだから
迂闊なことは言えないし
とんでもない言葉遣いはできないし

だからといって
気の利いた言葉で促せる能力は自分にはなく

どう対応していいのか分からない自分が
はがゆかったし情けなかった。


いくらおばあさんでもかなりの迫力だったのである。

ものすごく大きな声で怒鳴り
怒らせたら(この時点で怒ってるが)
店の商品も壊しちゃうんじゃないかな?と
思えるぐらい

狂気じみていた。

そう。。。まさに狂気という言葉がぴったりな…
狂気を間近に感じたのは初めてでした。

こうなると沸き上がる感情は 怒り ではなく
怖い なのである。


ここ最近 頻繁に出没するおばあさん。

近所でも有名ならしく
どうやら身よりもなく一人暮らしだそうだ。

警察も事件性がなければ動けないし
町行政がどうにかしてくれないと
ホントに迷惑なことである。

呆けてるときに火事とか
事故とか起きちゃったらどうするんだろ?


とりあえずお店に来ないことを願うしかない

はぁ。。。バイトに行くのが憂鬱だわ~。。。
コメント (2)
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怒鳴る。

2010-05-14 15:00:00 | コンビニバイト奮闘記?
はい。こちら110番です。事故ですか?事件ですか?

えっ?。。。いちお~事件です。。。


  ※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*


『お会計793円になります。』

『夜は1000円まで無料(タダ)なんだろ?だからお金なんて払わないよ。』

『はい?そんなことはありません。
 お金を払っていただかなければ商品はお渡しできませんけど。』

『何言ってるんだよ。1000円までは無料(タダ)なんだからお金なんて払わないね。』

大声で叫び始めた。

『では警察を呼びますので、警察と話をしていただけますか?』

『あぁ!警察でもなんでも呼べばいいさ!』


  ※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*


コンビニの定員は警察に電話してこう説明した。

70歳ぐらいのおばあさんが商品をお買い上げしたけど
お金を払ってくれないんです。
説明しても分からないので来ていただけますか?

お店の場所と自分の名前を告げて
店員は電話を切った。


(警官が来るまでの時間が嫌だなぁ。。。)

店員はそう思ったけど
事務所に引っ込んでるわけにはいかないし
仕方なく品出しの仕事を始めたのである。


間が悪いことに他のお客様がレジに向かい始めるので
店員はこのおばあさんに

『他のお客様がご迷惑になるのでちょっとどいていただけますか?』

顔が引きつりながらも 精一杯の対応であった。

すると

『何が他のお客だ!あたしのほうが先なんだよ。
 いつまで待たせるんだ?』

またもや大声で怒鳴り始めたのである。

仕方なくもう一人の店員に違うレジで対応するように指示をし

(なんだよ。やっかいなババァだよな。
 コイツがこの間から出没している大声を出すババァなんだな)

『ですから今 警察がきますのでちょっと待っててもらえますか?』

『警察ならそこにいるじゃないか!早く呼んできなさいよ。』

(居ないから待ってろと言ってるじゃん!呆けるのも大概にしろよ!)

さらに店員の名札を見て
『自分の名前をここに書いてみろ!』

『なんで名前を書く必要があるのでしょうか?』

『いいから書くんだよ。書けないのか?
 お前は日本人じゃないんだろう』


あいかわらず意味不明なことを大声で怒鳴るおばあさんに
店員の我慢も極限にきていた。

すぐに警察が来るならばと
オーナーに連絡をしていなかった店員だが
さすがに対応に困り果てたので
仕方なくオーナーに連絡をし
その後、警察に早く来てもらうようにもう一度連絡をしたのである。


再度の連絡から約10分ぐらいしてからようやく警官が来る。
最初の通報から20分は経ってるだろう。

(来るのが遅いんだよ)


1人の警官がおばあさんに寄っていったが
あいかわらず大声で怒鳴ることは止めてはいない。

もう1人の警官は店員に事のいきさつを訪ねてきた。
鋭く光る眼光で店員の目だけをじっと見る警官。

(もう少しにこやかな顔は出来ないのかしら?)

その間におばあさんに寄っていった警官は
巧みにおばあさんを店の外へと連れて行ったのである。


(やれやれ。。。やっと解放される。。。)


店の外であいかわらず大声で怒鳴ってる声が聞こえ
いつの間にか警官二人のところにオーナーが加わっていた。

(あぁ。。。オーナーが来てくれたんだ。。。)


しかしまだ怒鳴ることをやめていないおばあさん。


来る客が店員に
『すごいおばあさんだねぇ。何があったの?』と

興味津々に訪ねてくる。

そのたびに店員は
『ちょっと呆けてるみたいで。。。』と答えるのであった。


店員がふと時計を見ると23時30分になろうとしていた。
かれこれ1時間近くも怒鳴り続けていることになる。
おそらく警官の説得に対し意味不明な返答をくり返していたのだろう。


やっとのことで警官に連れられて
自宅に向かうべく夜の闇へととけ込んでいった。

警官の説得に応じたのか
おばあさんの体力に限界がきたのか
少しばかり意識が元に戻ったのかは
誰も知る由もない。


そしていつもと同じ夜の静寂が戻ってきたのであった。
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