宅配便にご用心。

何週間か前に長男宛に宅配便が届いた。

彼に聞いたところ知らないと言う。

送付元は『○○キャンペーン　事務局』
そして中身は『鯖缶６缶』


家の留守番は年寄り２人。
孫に荷物が届けば無条件に受け取る。
まっ。これは当たり前のことだ。

階段下に置いてあった長男宛の宅配物に
時間差で帰ってきた夫婦はそれぞれ長男に聞く。

『なんだ？あの荷物。』


答えは『知らない。』（めんどくさそ～に答える）


送られた本人が分からなくては荷物は開けられないじゃん！と
妻は夫に文句を言う。

夫は自分の親に『勝手に受け取るな』と
さらに文句を言う。
（いゃいゃ…そ～ゆ～訳にはいかないでしょ）


でもどこぞかのキャンペーン事務局から鯖缶なんて…
主婦ならともかく
長男に送られるなんて

どう考えても思い当たる節はないしおかしい。

封を開けてしまうと受け取った証拠になるから
中からとんでもない請求書が入っていたら…と思うと
迂闊に開けられない。


仕方ないから封も開けずにしばらく放置。


だが…いつまでも放置しておくのは邪魔だから
もうどんな請求書が入っていてもいいや！
なんか出てきたら送付元に文句を言ってやろう。と
意を決して開けてみた。（ちと大げさ）




はっ？
ご当選おめでとうございます？？？


どうやら彼はバイト先で仕方なく送るハメになったお歳暮のキャンペーンで
見事に当選したらしい。
（あっ！ちなみに長男も親と違うセブンでバイトしてます）

従業員のノルマで仕方なくお歳暮を彼女に送った彼（笑）
（親じゃないところがすごいでしょ）


本人はそんなこと気にもしていないし
そんなキャンペーンがあったことも知らなかったらしい
（あたしも知らなかったけど(^^;)


なんだ。。。ご当選かいっっ。
どうせ当たるなら鯖缶じゃないほうがよかったよ。と

一気に態度が変わる母（笑）


旦那に話すと『よく当たるよなぁ～。俺はちっとも当たらない』と
嘆いていたけど・・・



それはね。。。
欲が無い長男と欲があるじさまの違いさ（笑）



こうして大騒ぎした宅配便の結末は
旦那のつまみとして
鯖缶が食卓に登場することとなるでしょう。（笑）