いばらきいきものねっと活動あれこれ

茨城の田舎で小さな命にやさしいまちづくりを目指す
おばちゃん軍団のどやどやな日々

だいすけ

2015年11月19日 | だいちゃん

10日ほど前、路上に横たわってて

住民からの通報で市役所に保護された

この子↓

 

意識あるのかないのか、な状態で病院へ運び込まれ

数日、市のHPで情報発信したけれど(→ )

名乗り出る飼い主ナシ

 

動物病院Y先生からのメールは

*****

状況的には、若くない雄猫、ぼろぼろ首輪つき、一応人には慣れてる様子。
猫エイズ陽性。交通事故と思われる状況で、衰弱してました。

点滴を続け、食欲は回復しましたが、呼吸が安定せず、安静が必要な状況です。
まだ、レントゲンを撮っていないのですが、手術が必要な状況かもしれません。

*****

 

やれること、やってあげてください

 

こう言わないと

あっという間に動物指導センターへ送られ

負傷棟に置かれ治療もされずに

数日後にはガス庫へ消えていく

↑これが茨城動物行政の昔からなぜか不変の通常ルート

 

たぶん、この子は ガスなんか吸い込む前に

ステンレスの上たったひとりで最期を迎えただろう

 

*****(Y先生メール)

血液検査では、肝臓の数字は振り切れ、
体力的にも結構きついかもしれませんが、
もう少し、がんばってもらいましょう。

*****

役所職員からメールされてきた この写真

 

目を閉じた顔 小さなお手手

いろんな思いや迷いが過ぎったけれど

スタッフ一同 引き受ける事を決めました

 

*****(Y先生メール)

横隔膜が大きく破れていましたので、手術をしました。
かなり大手術になっちゃいましたが、無事に終わりました。

でも、この手術は死亡率が結構高く、
術後24時間以内に亡くなることが結構多いのです・・・。、
引き続き、注意しながら見ていきます。

*****

 

おばちゃんたち、この子に

「だいすけ」と名前をつけました

 

毎日毎日、この子のような子が

県内から続々動物指導センターへ収容され殺処分へ

また路上で誰にも気付かれず死んでいく子も多い

気が遠くなる数の中のたった1頭

全部なんて手を出せないし

本当は今回も一瞬迷った

正直金銭的にも物理的にもキツいとも思った

 

この子にかかる費用と労力で、ほかの子何頭救える?

て、意見もボラの世界にはあるようだけど

でも、この子はこの子でしかなく

代わりはきかないから…

 

おばちゃんたちは

「元気になっただいすけを抱っこしたい」という

選択をしました

 

*****(Y先生メール)

術後の経過は、比較的良好です。

今のところ、術後7~10日ほどで抜糸をして、治療は終了にできるかと
考えています。

*****


「だいすけ」くんですが、
ほぼ普通の生活のできる猫に戻ってくれると思います。

安定したらワクチンも打ちましょう。
一つ失敗したのが、去勢手術も一緒にしておけばよかったのを、
忘れてしまいました・・・。 
ので、それも安定したらやりましょう。

*****

 

よしっ❗

 

やっぱり車にぶつかったかなー

肋骨も折れてたよ、

                          *

                          *

                          *

 

数日前の、だいすけ(^_^)↑

よく頑張った‼

こんな顔だったか‼

なかなか精悍なお顔立ちではないか(・ω・)

 

 

まだ安静だけど、

先生にぐりぐりされて、このお顔

 

 

やればできなくはないのに

遅々として進まぬ行政のしくみ改革

ヒトのせいで死んでいく子たちを仕方ないと言う人たち

ボランティアがやればいい、と無関心な世の中の空気

 

色んなことに傷ついてウンザリして

いつもくたびれ顔ですがー

だいすけが笑ってるならいいか、と思う

バカなおばちゃんたちでありました

 

 

さてさて、と。



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