いばらきいきものねっと活動あれこれ

茨城の田舎で小さな命にやさしいまちづくりを目指す
おばちゃん軍団のどやどやな日々

ぴっぴ、その後

2012年12月31日 | 譲渡決定

遅くなってしまいましたが

以前()ご紹介したミニピンぴっぴのその後をご報告です

 

飼い主のおじいさんが痴呆になって施設に入所

そして辛くて淋しい夏をひとりぼっちで過ごしたぴっぴ

役所からの連絡で大急ぎで預かり先をさがしたおばちゃんH

あいた時間で散歩につれだしたおばちゃんT

いのちをつなぐため毎日給餌に通ってくれたご近所の方

飼い主の娘に飼養放棄の確認をとるのに手間取る役所

猛暑の中無常にも時間だけが過ぎて

 

「このままではヤバイ」

おばちゃんH、20年近くお付き合いを続けるUさんのTELを鳴らした

Uさんは茨城県西に拠点を置く保護団体「どうぶつ福祉の会AWS」の代表サン

殺処分頭数ワースト茨城 

どこのボラもキャパを超えて活動していることはお互い百も承知してるので

よく話はするけど 保護依頼はめったにすることはなかった ・・・が。。

 

「いいわ、つれていらっしゃい」

ありがとうUさん、サンキューAWS

 

AWSシェルターで数日楽しく過ごし→★ その間に

健康診断や去勢手術を終え預かってくれる会員さん宅へ移動したぴっぴ

およそひと月お世話になりやさしいご夫婦からお声がかかり・・

 

 ぴ「ここ、ボクの椅子」

お仕事引退されたから、毎日いっしょにいられるんだよ

リビングから脱走できないお庭にも出られるから

ちょっと心配だったぉトイレも大丈夫のようです

 ぴ「いひひ

抱っこがちょっと照れくさそう

ぴっぴは埼玉県犬になりました

どうかずっと健康でしあわせにね

かかわったみんなが祈ってますよ

 


どきどきちゃん

2012年12月17日 | 里親募集中

 ウロウロ

 

 ・・・

 

 ぺとっ

 

 スタスタ…

 

 ごろにゃ…

 

 …ん?

 

以上、どきどきちゃんでした

もうすぐ おばちゃんH宅にやってくる予定

ご紹介はまたこんど 

 

 

★ ★ ★おまけ ★ ★ ★

10月に巣立ったきなこちゃん(旧きっちゃん)

 すぴすぴ…

しあわせそうだなあ   

 

 


みかちゃん

2012年12月17日 | 里親募集中

どーん

サビ柄娘の「みかちゃん」

推定月齢 6ヶ月 の女の子

先月 おばちゃんたちの保護っ子に加わりました

ここんとこ、朝晩の冷え込みきびしくなってきた田舎茨城

温かいおうどんすする横で

 モゾモゾ…

つくつくお兄の帽子がちょーどいいみかちゃん

健康状態良好

検便&駆虫済み

感染症ワクチン2回済み

ウィルス検査済み(エイズ・白血病共にマイナス)

不妊手術済み

 

元気なみかちゃん

優しいご家族からのお問い合わせをお待ちしています。


いぬ と にんげん

2012年12月16日 | 

選挙、行きましたか?

今夜 バンザイしたヒトたちが

ちゃんとちゃんと

命に向き合ってくれることを祈りたい…

けど…(~_~;)どーなん?

 

★  ★  ★

長野から胸が痛くなるニュースひとつ…

この子にたくさんの幸せが降ってきますように

 

http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20121215/CK2012121502000182.html

飯田のハチ公、保健所が保護 案ずる電話全国から

 長野県飯田市の山中を通る大平(おおだいら)街道で、雑種犬が十日間以上も飼い主を待ち続けた。首輪がなくどこから来たかは不明。標高千メートルほどの道路わきに座り、雨や雪が降っても街道筋に居続けた。この話題が十二日付で本紙の地元地方版に載りホームページで紹介されると、飯田保健所や本紙に犬を心配する電話が二百件も殺到。十四日に保護されたが、飼い主の名乗りはまだない。

 体長約六十センチの雑種の雄。薄茶色でよく手入れされていたらしい。今月四日、車で通りかかった人が見つけた。十一日に雪で通行止めとなった街道を下り、約三キロ離れた車止めのゲートまできた。

 心配する人がドッグフードなどを置き、それを食べて待っている様子だったという。

 連絡を受けた飯田保健所が十一日から、保護に乗りだした。職員を見ると犬は逃げるため、おりを二基設置。十四日朝、ゲートから十キロほど登った集落跡の大平宿で、おりに入っていた。

 記事は、短文投稿サイトなどで紹介され全国に広がった。本紙のホームページの記事には百四十万を超える閲覧があった。

 犬の保護を知った岡山市の女性(58)は、本紙の飯田支局に寄せた電話で「寒い中、ひたすら飼い主を信じて待つ姿をネットで見て涙が止まらなかった。本当に良かった」と声を詰まらせた。

 捕まえようとすると逃げ回った犬だが、保健所では職員に甘えるしぐさも見せる。置き去りにされたか、猟の途中に飼い主とはぐれた可能性がある。保健所は二十四日まで飼い主が名乗り出るのを待ち、希望者に譲渡する手続きに入る。

 

野上ふさ子さん、最期の書籍発刊。

2012年12月07日 | おすすめ本/DVD

◆ ALIVE-news ◆から転載しますよ。

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野上前代表の書籍のお知らせ┃2012.12.6

 

故 野上ふさ子前代表が亡くなる直前まで執筆した

書籍2冊が発刊されましたのでお知らせいたします。

 

なお、これら2冊の本は野上氏が渾身の力を込めて、

最期に残した本なので、できるだけ多くの方に

読んでいただきたいと思います。つきましては、

地元の市区町村立図書館に図書購読請求していただき、

より多くの方に読んでいただけるように、

働きかけしていただけるようお願い申し上げます。

 

 

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「いのちに共感する生き方:人も自然も動物も」

野上ふさ子 著

出版社:彩流社(2012/12/3)

定価:2500円(税別)

 

動物・野生生物の福祉と保護、動物実験の問題に生涯をささげた

野上ふさ子氏の思想と人生、<私が私になるまで>の軌跡。

死の直前まで筆を取った自伝。先入観をとっぱらうほどの面白さ。

おどろきと感動にあふれた、真に美しい生き方の見本がここにある。

 

私は、人間の行動の原点には、共感というものがあると考える。

共感こそ、人間を人間足らしめる最も大きな本質的な能力の

ひとつである。

・・・自分という小さな枠を超えて、自分を越えるより大きなものに

共感していく、これが人間の知性や理性の源泉でもある。

・・・少なくとも私は、どんな小さなことでも闘おうとしてきた。

もし、自分が行うことが、正しいものであると信ずることができれば、

この世の中に怖いものはなにひとつない。

動物ではない人間であるからこそ、動物のために動物のことを理解し

、動物に共感し、動物の苦しみを救いたいと考えることができる。

自然は私の一部であり、自然破壊は私の一部分の破壊である。

・・・自然に共感するからこそ、山の木が切られたりダムで埋め立て

られたり、干潟が潰されたりしていくことが耐えられないからこそ、

自然保護運動を行っている。

すべて、共感というものの上に成り立っている。

共感は、人間の社会活動の源泉であるということが言える。

(本文より)

 

 

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「アイヌ語の贈り物-アイヌの自然観にふれる」

野上ふさ子 著

出版社:新泉社(2012/12/6)

定価:1800円(税別)

 

◆物語は贈り物のように

ユーカラは、語り手と聞き手がひとつになることによって

成立する物語です。語り手と聞き手は、言葉を通じて

物語の中に入り込み、ひとつに溶けあいます。

言葉は人と人を結びつけ、人と自然をひとつにする

絆だったのです。

 

人間は、自然と共に生き、自然とかかわり、自然の中に

還っていく。このような生き方、見方が、アイヌ語の

伝承の中にはっきりと示されています。アイヌ語を

知ることによって、自然の中で生きる人びとの叡智と

豊かな自然観にふれることができるのです。

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ぜひ、たくさんの方に読んでいただきたい。

野上さんの言葉で救われたり

がんばれたボランティアどれだけいることでしょう。

こんなに早くお別れしなきゃいけなくなるなんて。

訃報が流れた後からALIVEには「残念だ、信じられない」と

多くの声が寄せられました。

それは数日間電話が全然つながらなくなるほど。

野上さん最期のコトバ。

おばちゃんたちも書籍が手元に届くのが楽しみです。