いばらきいきものねっと活動あれこれ

茨城の田舎で小さな命にやさしいまちづくりを目指す
おばちゃん軍団のどやどやな日々

お外猫サポート

2019年04月28日 | TNR

 

 

今月出かけたフリマの前日

おばちゃんHの電話がなって

 

「とらちゃんがケガしちゃって..」

 

誰だっけ?と思いつつ出てしまった電話の向こうから

第一声がコレだった

 

えー?だれー(・ω・)?

 

とらちゃん、て言ってるから

猫関係で知り合った人だよね、たぶん? ..と、話聞いてみると

2年前にTNR相談で出向いたK町のエサやりKさんだった

 

「とらちゃん」が、

もしかしてハクビシン?と喧嘩になって咬まれてしまったと言っている

 

...と、ここで、あの時出会った

毛がバサバサ、エイズかな..年なのかな..という痩せて骨ばった体で

とても広い範囲を見回りしながら

自分の家族を守っていた茶トラの雄猫を思い出す

 

 

捕獲器ガタガタやってるおばちゃんY&Hに一瞥くれて

目の前をゆっくりと通りすぎる姿は

惚れ惚れするほど威厳に満ちていて

思わず「ごめんなさい」と謝りたくなるほどだった

「あいつも捕まえちゃいましょか」

同行していた役所担当が立ち上がったのを

「ちょっと待て」と制止して

去っていく後姿を見送ったのだった

 

...あの子が..

 

もう広範囲歩き回ることはなくなり

2年前リリースした雌猫とふたり

Kさん宅敷地内で食事をし用意された寝床で休むようになっていた

 

Kさんの相談は

歩いているし食欲もあるけど

傷が痛々しいから病院に連れて行った方がいいかな

素手は難しいので捕獲器で捕まえてほしい、だった

 

 

 

とらちゃん、て名前つけてもらったのか

時々よその現場でも、キミを思い出すことがあったよ

 

Kさんによれば、とらちゃんは

いっつも、雌猫の食事が終わるまでそばで見ていて

それから自分が食べ始めるんだとか

 

涎出ていて口の中もだいぶ荒れていそうだけど

食事(小粒のドライや缶詰類)はよく食べているそう

 

もう頼る場所はここしかなくて

ふたり寄り添って小さく生きてるこの子を

捕獲器で捕まえて病院搬送、捕獲器から引っ張り出して

診察台の上押さえつけて..   て、やる?

 

またしてもゆっくり横切るとらちゃんを見ながら考える

こういう時は猫(生きもの*ヒト以外の)と相談だ

猫ってさ、

血縁関係なくても、けっこうしっかりした絆をもって

コミュニティ形成していたりする

唯一の場所が嫌な場所になっては困る

 

 

Kさんが傷の写真を撮っていたので

まずは病院で写真を見せて事情を話し

薬を出してもらうことにした

病院へはKさんが走って行ってくれた

 

あれから2週間、とらちゃんは

ゴハンに混ぜられた抗生剤や痛み止めを残すことなく

調子はよさそうである

口内炎にも効いたようで涎がだいぶ減ったらしい

 

GWは動物病院も連休のところが多いね

Kさんは追加の薬をもらいに行っていた

「診てない猫に薬なんて出せない」とか言っちゃう獣医師もいる中

ご理解いただきW先生ありがとう!

 

 

さて、おばちゃんたちには何ができるかな?

とらちゃんのような(エイズや高齢の)子には

がんばりをサポートしてくれる免疫サプリどうだろう

 

 

昨年天国へ行ってしまったエイズのだいちゃんとうめは

アラミントリプルを使っていた

液体なのでシリンジでチュッと飲ませることもできたけど

変な味ではないようで

だいちゃんもうめもペロペロとなめてしまってたね

 

 

現在おばちゃんたちと暮らしてる秘密のエイズ君は

保護したころから結膜炎がひどくて

いつもお目目が涙や目やにドビドビだったけど

この↑免疫サプリ(ブロリコペット)を使い始めたら

1か月超えたあたりから、

結膜?の真っ赤っかが取れた

涙と目やには「ちょっと拭いときますか」程度はでるけどね

 

ブロリコは錠剤だから

気づいて食べない子もいるかも、だけど..

 

..だそうです

 

チキンフレーバー?になってるとかで

秘密のエイズ君は

ポイっと放り込んでおくとドライフードといっしょに食べちゃうょ

 

 

 

外暮らしの猫たちにしてあげたいこといっぱいある

本当はみんな家に入れてあげたい

今年はどれだけお家猫にしてもらえるお手伝いできるだろう?

 

とらちゃんも、

外暮らしの猫たちみんな、がんばれ!

 

 

 



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