いばらきいきものねっと活動あれこれ

茨城の田舎で小さな命にやさしいまちづくりを目指す
おばちゃん軍団のどやどやな日々

良いお話 その2(どきどきちゃん)

2013年01月27日 | 譲渡決定

以前、ご紹介(→ ) のどきどきちゃん

お年がよくわからない女の子  若くない事は確か

右目が不自由で(眼球がないの)

脱臼してるから、上下運動が難しい

不妊手術はしてあったので、飼い猫かしら?と

保護情報を出したけど、誰からも逸走届け無し

↑ 体毛の色が違って見えるところは

保護後間も無く、大きなヘルニアの手術をうけたから

 

とっても性格の良いかわいい子

ヘルニア手術のあと 麻酔が切れて

スゴく痛がってのたうち回る姿に泣けてきたおばちゃんHは

元気になったら 自宅に連れ帰り 気長に譲渡先を探してあげよう

と思ったのでした…  が、

 

どきどきちゃんはお世話になった動物病院の

看護士さんの家族に加えていただけることに

先住猫さんとも問題なく打ち解け

ご家族の皆さんにも可愛がられています

 

*** 

どきどきちゃんは

昨年、市内の道路にうずくまっているところを

住民にに保護され、連絡をうけた市役所がひきとり

市役所は動物病院へ預けて… そのまま トンズラΣ(゜д゜lll)え~

 

入院費用も医療費も  じゃ、ボランティアさんよろしくね

拾って来た住民に 保護するなり治療するなり

助ける努力を促すこともせず…言われるままに受け取って

毎度の事だが腹立たしい (♯`∧´)

これではいつまでたっても住民の中に

救助を求める動物に手を差し伸べよう、なんて

優しい風は吹いてこないよ

 

「この子、どうするの?」

協力を拒否したら、翌日には殺処分

わかってて聞いてみる 獣医さんとおばちゃんたち

何も答えず黙って突っ立ってるだけのお役所担当

『誰も助けてくれないんならセンターへ送っちゃうよ』

 そんな無言の圧など「へ」でも無いが…

 

しゃがみこんで入院室のケージを覗くと

ニンゲン達のそんなやりとりを聞いているのかいないのか

向こう側の壁におでこくっつけて

じっと動かない痩せた背中のどきどきちゃん

 

保護者を無くした小さな命に

「知らないよ」と言えない 相変わらずのおばちゃんたち

そして、そこにつけ込む行政と住民たち

この構図って いつになったら変わるのかな… (~_~;)

 


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