トランプ以外の近年の大統領選の敗者たちが敗北を認めて、当選者を祝福する(少なくとも表面上は/ふりをする)場面を次々と紹介し、最後に直近のトランプの異常性を印象付けるオープニングが鮮やか。
英語「concede」の意味・使い方・読み方 | Weblio英和辞書
サラリーマンを演じていた時期の最後、本当は気が向かなかったものの、米大統領選の動向をウォッチして特定読者にコメント付きで紹介するようなこともしたので、本作はモロに響くというか、あの人この人・・・という生々しさ。
Lies, Politics and Democracy: Tim Alberta (interview) | FRONTLINE
【思い出したので追記】
2020年の夏、すなわち選挙前だったが、米政治系webマガジンか何かに、「大統領選でもしトランプが敗れた場合、彼が素直に敗北を受け入れるとは考えられないので、相当抵抗して大混乱になる可能性が高い」という指摘が出ていて、「十分ありそう」との評価を添えて紹介したことがあった。
それをSNSで紹介したところ、ひとりの先生に「抵抗したところで結果がひっくり返るわけではないので、それはない」(大意)との反応をいただいたっけ。
ひっくり返りはしないのだが、ひっくり返そうと無駄で愚かな抵抗を扇動して、死人の出る騒ぎになった。