図書館の書架で目に留まった「カゲのヒーロー・鑑識」という本を読む。
中身もさることながら、出版に至る経緯がユニーク。
松田妙子・熊丸羽衣子の共著。2002年(財)住宅産業研修財団刊。
「人はウソをつく。しかし指紋はウソをつかない」等々のキメのお言葉もちりばめられた意義深い本でした。
指紋、足跡、似顔絵等々の分野での長年の精進の成果を、名人級「匠」の面々が上九一式村のオウム施設捜査の際に泊めて頂い . . . 本文を読む
アガワ先生の本はみんなこんなに表紙が素敵なのか?
「北極星号航海記」
図書館ですぐ借りられたのがアメリカ云々ではなくてあまり売れていないと思われる船旅エッセーでしたわ。2000年刊。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30668742
3部構成で、表題の北極星号は第1部。ノルウェーの北端を巡る船旅の思い出。
第2部は「余は如何にして客船マニアとなしりか」です . . . 本文を読む
「アオキガハラ」という写真集。え?何を想像してたって?(笑)
公共図書館には入っているところと、入っていないところがあるようだ。
版元品切れ重版未定、のようです。1999年刊。
個人HPらしいところに詳細な解説と賛辞のアナタ。
http://www.jukai-deep.netfirms.com/siryou/aoki.htm
南面堂が普段お世話になっている2系統(居住地と勤務地ね)の公共図書館 . . . 本文を読む
茨城の殺傷事件だが、警察の基本的な考え方を変える必要があると思う。
「あらゆる事案に対処できるようにしたのだが、(犯人を)認知できなかった。(どうして発見できなかったのかを)今後、検証していきたい」(幹部が会見にて~新聞から)とは寝言としか云いようがない。
新聞によると「制服警官ではなく私服警官を置いたのは、制服姿で新たな犯行を抑止する効果より、本人を見つけて確保することを第一に考えたからだった」 . . . 本文を読む
てらいなく自慢話ができるのはひとつの才能だと思う。(一般論!)
さてと、表紙に引かれて阿川尚之著「マサチューセッツ通り2520番地」(2006年刊)を読んでみた。在米日本大使館の旧公邸の写真を処理したものらしい。
加藤大使はよいヒトを公使に招いたと思う(ヒニクじゃありませんよお)。
阿川先生帰朝後の講演の例
http://sfc-forum.sfc.keio.ac.jp/forumnews/n . . . 本文を読む
「目撃者」という本があり、近藤紘一の死後に未発表原稿を沢木耕太郎がまとめたものだが、3/17に触れたリチャード・ハロラン氏のインタビュー集が「アジア目撃」。1960~70年代に当初ワシントンポスト、移籍後ニューヨークタイムズの東京支局長として活躍した長老ジャーナリストの含蓄あるお言葉。
産経新聞論説委員がインタビューして新聞に連載したものを後で本にまとめたもの。インタビュー&構成者(共著者という形 . . . 本文を読む
傘を持って駅の階段を上る際に、傘を水平や後方斜め上向き(!)に持って勢いよく振りながら歩く(場合によっては走る)者がいるが、発見次第腕を切り落としてはどうか?なんて放送では言えないけどね。
「ヒマな老人を雇って、その手の輩を発見したら老人軍団で取り囲んで小一時間説教する」ということで勘弁してやってもいい。強そうな(実際にも強い)ご老人も入れておく。 . . . 本文を読む
地下鉄サリン事件から20日で13年の由。犠牲になられた皆さんのご冥福をお祈りするとともに、まだ苦しんでおられる方々に応援の念を送ります。
じつは、南面堂もまかり間違えばお祈りされる側になっていたかもしれないのですわ。
あの日、あとウン十分早かったらアタックされた電車に乗っていたかもしれないわけ。ま、車両は離れていたけどね。
地下鉄の駅は詳しい説明がないままたいへんな混乱。大幅に迂回して大遅延で仕事 . . . 本文を読む
傘かしげという言い方は知らずとも、できるヒトはできるし、できない奴はできない、というか「そんなこと考えたこともない」という層が多数派になりつつあるのかも。嫌だ嫌だ。
多くの人々が百万遍も述べているので、あえて繰り返さないが、たとえばこんな感じ。江戸しぐさ、なのだそうですね。
http://blog.goo.ne.jp/excelkoba/e/0abf8d9b47635bea148b3f717711 . . . 本文を読む
伊呂波会という狂言のサークルがあるそうだが、ほかに、旧日本海軍の潜水艦乗員の戦友会も同じ名前がついているそうだ。伊何号、呂何号…から伊呂波と付けているわけね、と納得。
古くは吉村昭/著「深海の使者」でも取り上げられた遣独潜水艦作戦(けんどくせんすいかんさくせん)の生存者の手記。
「伊号潜水艦訪欧記~ヨーロッパへの苦難の航海」 (リンク貼り直し)
あ、そうか!ドイツ本国まで行った訳でなく、占領中 . . . 本文を読む
評判の「暗流~米中日外交三国志」を読む。
http://item.rakuten.co.jp/book/5372501/
本のタイトルに関するセンスは共有できない…控えめな表現になっております(笑)
ま、それは良いとして、ユニークな発想の人材を生み出す学園に興味…というのが今日のタイトルの由来。
ところで、中国の台頭つながりで、「フォーサイト」4月号のリチャード・ハロラン氏の寄稿は興味深かった。 . . . 本文を読む
タリン
2008-03-16 | 世間
エストニアのタリンに35フィートのヨットを持っているというご夫妻と話をする機会があった。夏の休暇にはバルト海の島巡りを楽しまれる由。タリンのヨットハーバーは(日本などがボイコットした)1980年のモスクワオリンピックのヨット競技のために整備されたのだそうだ。
ネットで捜してみたら、日本語でもありました。
http://nendodoll.exblog.jp/6410721/ . . . 本文を読む