図書館で「少し前に予約待ちの多かった本」というようなコーナーにあった「東京奇譚集」(村上春樹)を借りた。
短編集の他の作品は雑誌に掲載されたもののようだが、「品川猿」は書き下ろしの由。これ、気に入った!
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C9%CA%C0%EE%B1%EE
猿が忍び込んで物を取って行くという発想が好き!
作品については多くの皆さんが散々語っているので、 . . . 本文を読む
新しい!
2008-02-23 | 世間
新何とかという名前のビルなどをよく見かけるが、その命名法は違和感に満ちている。
「先々のことは考えていません」と宣言しているのだな、と受け止めることにしている。
たしかに、新ナントカができた当初は「やあ、新しいね」と新しさでアピールすることができる。が、10年後、20年後、30年後はどうだろうか。
その時点でもまだ「新ナントカ」で通用するのか。これ以上新しいものは決して建てないと先々まで確定 . . . 本文を読む
破滅型女流作家の同居人で15歳(だっけか?)年下の専業主夫、「珍念さん」は将来どうなるのだろう。
書生暮らし(一応パートナーなのかもしれないが、書生の方がふさわしい)を始めた当初通っていたらしい専門学校も、時間が取れなくて辞めてしまったようだし、やがて作家と別れるときが来ることは間違いないが(断言!)、そのとき彼に何が残るのだろう。
作家はいつかそのときが必ず来ることを意識してはいると思うのだが、 . . . 本文を読む
かんべえ氏の2月19日付ご指摘は秀逸だ。さすが米大統領選オタクを自称されるだけの事はある。本質を突いていると思う。
ユーチューブでオバマの演説をあれこれと聴いて発見したというパターンの話。
(1)最初は"They"で、「彼らはこんなことを言っていた」=否定的な表現
(2)お次は"You"で、しかし「あなた方は偉大な成果を得た」。
(3)かなり長くしゃべってから、やっと"I"が出てきて「私はアメリカ . . . 本文を読む
仮面の下
2008-02-17 | 日記
ヴェネツィアのカーニバルの写真展に行ってきました。
長年現地に行かれているという撮影者の方に色々お話を伺い、目から鱗がぱらぱらぱら…。
仮面の人々は地元の人たちかと思っていたら、ヨーロッパ各地からこの期間のために毎年馳せ参じているお金持ちが多いのだそうでした。衣装や宿泊等々相当な出費になるはずなので、出費に耐えられる余裕のある皆さん=それなりの年配の方が多いのだとか。
なるほどなるほど。 . . . 本文を読む
何年か前に思いついたことに「外国の首脳が宿泊する部屋のトイレの排水管は、素直に下水管につながっているのだろうか?」という疑問がある。
もう少し解説すると、「排水管をバイパスさせてタンクにサンプルを取り込み、検査施設に持ち込んで分析すれば、健康状態に関してたいへん多くのことが分かる」わけで、首脳の健康の行方が当該国の政治情勢、ひいてはホスト国の利害にも多大の影響を及ぼす場合、極秘検査の実施をためらわ . . . 本文を読む
ユウミリさんが女性週刊誌若手記者の振る舞いに激怒し攻撃モードになっている由。事の経緯紹介はしませんが、またまたトラブルを引き寄せたのはさすが!
南面堂は、彼女が小説として作ったお話は面白いと思ったことがないけれど、ご本人の身の回りの出来事を綴った「作品」は強烈で一気に読んでしまいます。よくもまあこれだけ次から次に大変なことが起きるものだという意味で、敬服しきり。
「命」4部作(3部作だっけ?) . . . 本文を読む
ある保育園が仏教系らしいという話から
・・年間の行事予定に「花祭り」が入っていたので、仏教系との推測を補強する根拠と思いましたが、12月にはクリスマス行事もあったりして(笑)
南面堂はカトリック系の幼稚園にお世話になりましたが(四捨五入すると半世紀前になるわ!)、憶えている事といえば、
毎週決まった時間だったと思いますが、教会でイタリア人の神父さまのお話があったこと、
神父さまのお話に「イタリ . . . 本文を読む
アホウドリが沖の太夫ともいう、というのは知っていましたが、アオウミガメを正覚坊(しょうがくぼう)というのは昨日の本を読むまで知りませんでした。
東京(高等)商船学校校長も務められたという故須川邦彦氏が、若き訓練生の頃に練習船の「中川教官」から聞いた漂流経験談が椎名誠さんご推薦の「無人島に生きる十六人 」。
ホノルルからミッドウェイ島を目指したが不運にも難破した76トンの木造2本マストのスクーナ . . . 本文を読む
Pearl and Hermes Atoll
http://www.hawaiianatolls.org/about/pearlhermes.php
冒険記、航海記、漂流記の類が大好きな椎名誠さんが絶賛していた文庫本「無人島に生きる十六人」。図書館の順番待ちが回ってきました。
冒険好きの椎名さんご推薦の冒険譚は外れがないと思います。じつは新潮文庫巻末の解説は椎名さんの「痛快!十六中年漂流記」でし . . . 本文を読む
ホームセンター3軒回ったら結構疲れたわ。駐車するまでに時間がかかること。近郷近在の善男善女が集まるのでねえ。
非常食用の札幌ラーメンの缶詰(300)など見つけて喜んでいたら、ブタレンジャー云々というプレートを見つけてびっくり。作業用の皮手袋のようです。ブタ革なのできめ細かくて手にフィットする感じ。写真撮りたかったけど、店員さんに咎められるかも?と思ったので遠慮しました。店内撮影禁止とか隅っこに表 . . . 本文を読む