もうこんなに寒いのに

秋休みの最終日からネルカが風邪をひき幼稚園を休み、次は入れ替わりでサクルカが１週間休み、サクルカはまだ完治しないので２週目突入まだ家にいます。「まだ家にいる」なんて言ってしまうと可哀想なのですけどね。本人は幼稚園に行きたがっているし、もうほとんど良いので行かせても良いかなと思うのですが、今週は特に寒くなって今朝など、幼稚園に行く朝８時前の気温はマイナス１０度でした。寒いけれど天気が良いので幼稚園では外遊びもするだろうし、治りかけの今無理させるのもちょっと可哀想かなと思いまだお休みです。

１０月に初雪、先日のネルカの誕生日の朝も雪、週末も雪（全く積ってはいませんが）、今朝はマイナス１０度、紅葉はとっくに終わって通りの木々はハゲ坊主、外出するときはブーツにダウンに帽子に手袋、もうすっかり冬の装いなのに、暦の上ではまだ秋なのだと先日義父が言っていました。

「おやすみ前のおとぎ話」と言って夕方６時半から７時半ごろ（日によって若干ことなりますが）にかけて子供向けの番組がいくつか連続で放送されます。今親子で最も楽しみにしているのは「アルプスの少女ハイジ」、ストーリーを知る私はもちろん、初めて見るマルツェルと子供たちも毎回夢中になって見ています。その他、スロバキアの、そして日本（NHKの）や各国の子供向け番組がスロバキア語に吹き替えられて放送されます。毎晩この子供番組を見てからお風呂に入って寝るのが我が家の子供たちの日課です。

この子供番組は毎回この映像で始まります。マルツェルが子供の頃からずっと変わりません。

Dedušuko Večerníček-Leto

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今はちょうどこの上の映像が毎晩流れるわけですが、これがまだ夏なのです。木にはリンゴがなり、おじいさんは軽装です。これを見て義父が「暦の上ではまだ冬じゃないんだよ」と言ったわけです。
冬バージョンになるのは１２月２１日と言っていたので、きっと冬至に合わせて変えるのではないかと思います。
雪景色になり、おじいさんは毛皮のコートと帽子に身を包みます。


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まだネルカが１歳になったか、ならないかのころでしょうか、義父母にネルカを預けマルツェルと出かけたことがあったのですが、途中ネルカが泣き始め、困り果て私たちに電話をかけようかと思ったところでこのおじいさんの映像がテレビで流れ、ネルカはピタリと泣きやんだそうで、この短い映像を何十回と繰り返し見て私たちが帰ってくるのを待っていたということがありました。
サクルカもこの音楽が聞こえると、子供部屋からリビングのテレビ前までいちもくさんに駆けてきます。
この短い映像と音楽に子供を引きつける要素が詰まっているのでしょうね。

そんなネルカも先日６歳になりました。


落ち葉の綺麗な季節って意外と短いんですよね。今年もかろうじて写真におさめておくことができました。

「これまでで一番かわいいケーキ」とネルカに言ってもらえた義母のバースデーケーキはまた次回に。