スロバキア、タトラ山脈の麓より

スロバキア人の夫と2人の娘と私の生活
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歯医者

2014-03-28 | スロバキア/Slovensko 2014
今朝、マルツェルとネラが歯科検診に行ってきた。
スロバキアでは1年に1度(妊婦は1年に2度)歯科検診を受けていないと、歯の治療に保険がきかなくなるそうだ。
ネラの歯が生えたのはグラーツに越してからだったこともあり、良い歯科医を探せず、ネラと私は日本に帰ったときに歯の検診を受けていた。(幸い私もネラも悪い歯はなく、治療なしのクリーニングのみだったので一時帰国中でことが足りた)

私とマルツェル(そして今回からネラも)がスロバキアでかかっている歯科医は保険のきかないプライベート医で治療費は全額自己負担だ。あまり良い歯医者がいないそうで、マルツェルも義母、義弟もこの歯科にかかっていることから私も同じところに通っている。治療費はかかるが、ここにかかるようになってから歯のトラブルがなくなったそうだ。

どうせ保険のきかない歯科医にかかっているのなら、歯科検診も必要ないのではないかと思っていたが(私とネラは日本でかかっていたし)、マルツェル曰く、万が一事故などで歯を損傷した際も定期的な検診を受けていなければ保険が適用されず、治療に膨大な費用がかかるそうだ。

そんなわけでマルツェルは2年半ぶりの歯医者、ネラは病院嫌い、二人揃ってドキドキしながら行ってきた。
にこやかに帰ってきた二人に話を聞くと、マルツェルは虫歯なし、来週歯石を取りに行くのみで、ネラにいたってはマルツェルよりも堂々としていたと。
自分で診察台へスタスタと歩き、嫌がりもせず口を開けて見せ、自分で説明までしていたそうだ。

歯科検診とフッ素塗布で料金は44ユーロ。
ネラは小鳥のカバーのついた可愛い歯ブラシと小さな牛を貰って帰ってきた。
治療もしないで44ユーロって、いくら保険がきかないとはいえ高い。
もうちょっとこのおまけを安くして、料金も下げてくれれば良いのにとついケチなことを思ってしまうが、ネラが歯医者を怖がらなかったこと、そしてみんなの歯が健康であることが何より大切ね。



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