先日のラジオ、とても緊張しました。そんな放送を聞いて下さった方、ありがとうございます。自分へのダメだしはいくらでもありますが、とにかく終わってホッとしたの一言、良い経験になりました。
ラジオの番組とは多くのリスナーがいて成り立つもの、だからこそ、その内容も色々な点を考慮して決めるんですね。
いくつか記事をピックアップして、先日の「氷の彫刻祭」が採用されたわけですが、私としては「スロバキアのアイドル、アニチカ」もお勧めでした。せっかく新聞記事を翻訳したり、色々調べたりしたので、そのニュースはこちらで公開しようと思います。
スロバキアのアイドル、アニチカ、春になると新聞、テレビに登場するこの子は、鷲です。
私のブログ名にもなっていますがタトラ山脈はスロバキアの国歌にも歌われているスロバキアの象徴となる山脈、高タトラと低タトラ(スロバキア語名:Vysoke TatryとNizke Tatry)があり国内外からの観光客も訪れる観光地です。そしてこの二つはスロバキアの国立公園に指定されています。妊娠前はスキーに、子供が生まれてからは散歩に、そり遊びに、私たちもちょくちょく出かけるお気に入りの場所です。湖にいるカモにパンをあげたりしていたこともありますが、実は国立公園なので野生動物にエサをあげてはいけないんですよね。以前住んでいた村に来るカモと同じ感覚であげていたのですが、言われてみれば最もな話ですよね、そうと知って以来あげていません。
さて、1月4日のコルザール・スピシュ(地方版)にこんな記事がありました。
タトラの動物オンライン送信、成功をおさめる
この国立公園では公園内にカメラを設置し、野生動物の姿や山の天気、動物にGPSをつけてその行動をオンライン(ライブ送信)しています。この取り組みは2007年、公園内で見つかった最も珍しく、かつ重要な2種の動物、タトラシャモラとアルプスマーモットを保護する目的で始まりました。それが大成功をおさめ、過去3年のアクセス数は200万件を超えた、という内容の記事でした。
カメラは獣道、野鳥の巣、餌付箱、水中にも設置されています。シーズン中はコウノトリの巣にカメラを設置し、ふ化から巣立ちまでの様子を観察できるのだそうです。様々ある取り組みの中でも最も人気なのは先にお伝えした鷲のアニチカ。GPSをつけていて、スロバキアからアフリカへ渡り、そして春になると戻ってくるのをウェブサイトの地図上で追うことができます。アニチカは絶滅危惧種の足長鷲だそうです。私はそもそも鷲が渡り鳥だということすら知りませんでした。そして日本の渡り鳥は南の島へ飛んでいきますが、ヨーロッパの渡り鳥たちはアフリカへ飛んでいくのですよね。これまた当然のことなのですが、初めは南の島ではなく、アフリカ!と驚いたものです。
アニチカのページへのアクセスは世界173カ国からあるとのこと、人気ものですね。
彼女は夏が終わるとここタトラを経ち、アフリカへと向かっていくわけですが、GPSで彼女の軌跡をたどると、トルコ、イスラエル、エジプトと、海は渡らずずっと陸づたいに飛んで行くのが分かります。そして更に南下してモザンビークやスワジランド辺りまで飛んでいます。すごい移動距離ですね。
このアニチカが春になるとスロバキアへ戻ってきます。その様子はテレビでも報道されるほどです。ただ、このアニチカ、実は雄だと思われ、アルノルドと名付けられていました。それが2年前だったかメスだと発覚し、アニチカと名前も変わり、アニチカのパートナーがアルノルドと名付けられました。春になると彼女たちの子育ての様子もオンライン配信されます。
アニチカの巣にカメラを設置した際は、「一日のクリック数が11,500件あった。あるときは報道局の放送後、一度のアクセスが8万件を超えサーバーがダウンする事態にまで陥った。」こともあるのだそうです。
タトラ国立公園のウェブサイトはコチラから→TANAP
タトラの国立公園を家にいながら訪れるてみるのはいかがでしょうか。
【参照】
https://spis.korzar.sme.sk/c/20730715/online-prenosy-zo-sveta-tatranskych-zivocichov-maju-uspech.html
http://spravatanap.sk/web/index.php/en/2012-08-24-09-58-42/tatra-national-park-basic-information
ラジオの番組とは多くのリスナーがいて成り立つもの、だからこそ、その内容も色々な点を考慮して決めるんですね。
いくつか記事をピックアップして、先日の「氷の彫刻祭」が採用されたわけですが、私としては「スロバキアのアイドル、アニチカ」もお勧めでした。せっかく新聞記事を翻訳したり、色々調べたりしたので、そのニュースはこちらで公開しようと思います。
スロバキアのアイドル、アニチカ、春になると新聞、テレビに登場するこの子は、鷲です。
私のブログ名にもなっていますがタトラ山脈はスロバキアの国歌にも歌われているスロバキアの象徴となる山脈、高タトラと低タトラ(スロバキア語名:Vysoke TatryとNizke Tatry)があり国内外からの観光客も訪れる観光地です。そしてこの二つはスロバキアの国立公園に指定されています。妊娠前はスキーに、子供が生まれてからは散歩に、そり遊びに、私たちもちょくちょく出かけるお気に入りの場所です。湖にいるカモにパンをあげたりしていたこともありますが、実は国立公園なので野生動物にエサをあげてはいけないんですよね。以前住んでいた村に来るカモと同じ感覚であげていたのですが、言われてみれば最もな話ですよね、そうと知って以来あげていません。
さて、1月4日のコルザール・スピシュ(地方版)にこんな記事がありました。
タトラの動物オンライン送信、成功をおさめる
この国立公園では公園内にカメラを設置し、野生動物の姿や山の天気、動物にGPSをつけてその行動をオンライン(ライブ送信)しています。この取り組みは2007年、公園内で見つかった最も珍しく、かつ重要な2種の動物、タトラシャモラとアルプスマーモットを保護する目的で始まりました。それが大成功をおさめ、過去3年のアクセス数は200万件を超えた、という内容の記事でした。
カメラは獣道、野鳥の巣、餌付箱、水中にも設置されています。シーズン中はコウノトリの巣にカメラを設置し、ふ化から巣立ちまでの様子を観察できるのだそうです。様々ある取り組みの中でも最も人気なのは先にお伝えした鷲のアニチカ。GPSをつけていて、スロバキアからアフリカへ渡り、そして春になると戻ってくるのをウェブサイトの地図上で追うことができます。アニチカは絶滅危惧種の足長鷲だそうです。私はそもそも鷲が渡り鳥だということすら知りませんでした。そして日本の渡り鳥は南の島へ飛んでいきますが、ヨーロッパの渡り鳥たちはアフリカへ飛んでいくのですよね。これまた当然のことなのですが、初めは南の島ではなく、アフリカ!と驚いたものです。
アニチカのページへのアクセスは世界173カ国からあるとのこと、人気ものですね。
彼女は夏が終わるとここタトラを経ち、アフリカへと向かっていくわけですが、GPSで彼女の軌跡をたどると、トルコ、イスラエル、エジプトと、海は渡らずずっと陸づたいに飛んで行くのが分かります。そして更に南下してモザンビークやスワジランド辺りまで飛んでいます。すごい移動距離ですね。
このアニチカが春になるとスロバキアへ戻ってきます。その様子はテレビでも報道されるほどです。ただ、このアニチカ、実は雄だと思われ、アルノルドと名付けられていました。それが2年前だったかメスだと発覚し、アニチカと名前も変わり、アニチカのパートナーがアルノルドと名付けられました。春になると彼女たちの子育ての様子もオンライン配信されます。
アニチカの巣にカメラを設置した際は、「一日のクリック数が11,500件あった。あるときは報道局の放送後、一度のアクセスが8万件を超えサーバーがダウンする事態にまで陥った。」こともあるのだそうです。
タトラ国立公園のウェブサイトはコチラから→TANAP
タトラの国立公園を家にいながら訪れるてみるのはいかがでしょうか。
【参照】
https://spis.korzar.sme.sk/c/20730715/online-prenosy-zo-sveta-tatranskych-zivocichov-maju-uspech.html
http://spravatanap.sk/web/index.php/en/2012-08-24-09-58-42/tatra-national-park-basic-information
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