ありがとうございました

５週間の滞在もあっという間だった。
今日は一日荷造りに追われ、明日帰国だ。スーツケースにただ詰めるだけなら簡単なのだが、荷物のひとつひとつが重量制限との闘い、あれこれ悩みながらなんとか詰めた。

お忙しい中、お時間を割いて会ってくださった皆さま、本当にありがとうございました。
お会いすることができてとても嬉しかったです。また来年お会いしましょう。
そして今回はお会いすることのできなかった皆さま、次回は是非お会いしましょう。

大学時代の友人と会った際、親孝行とは何だと思う？という話題になった。
一人は孫の顔を見せることだよと言った。
孫の顔は見せたいと何とか帰っては来たものの、騒々しく、忙しい思いばかりさせてしまって私の場合はちっとも親孝行にはなっていない気がしてならない。私はの心に浮かんだのはお茶菓子を持ってちょくちょく元気な姿を見せ、そして時々のんびり旅行などに連れて行ってあげるだった。
遠く離れたところに住み、時々帰ってきては家族を振りまわし、まったくの親不孝者だと思う。
それでも迎えてくれる両親に感謝だ。今回もとても充実し、楽しい帰国となった。

けれど一方でさすがに５週間はマルツェルと義両親、そしてネルカにとっても長かったようで、スロバキアに残る家族が指折り数え、私たちの帰国を心待ちにしているのはもちろん、ネルカもスロバキアに帰ることを楽しみにしている。私は、去りがたいけれどたっぷり充電し、帰る準備はできた、というところだろうか。



今年は天気が悪かったり、毎日忙しかったりで近くの海岸へ行く時間もなく、最後の最後にちょっと散歩で行けたのみ。
海水浴は叶わなかったが、それでも少しの水遊びと砂遊び、とても楽しい時間を過ごすことができた。
人生のほとんどを海の上・海の中で過ごす父だけあり、やはり海にいる姿が一番しっくりし、格好良いと思う。
海のない国で育っているネルカとサクルカだが、私が父から教わった海の厳しさ、楽しさ、素晴らしさ、教えていけたらと思う。