二人の寝ている間に・・・

年に２度、大掃除のチャンスがある。

一回はクリスマス前、そしてもう一回はイースター前だ。
普段から掃除は手抜きなのでこういう機会こそ逃さずしないとダメなのだが、クリスマスは臨月を口実に、そして今回は風邪でネラが幼稚園をお休み、子供が二人家にいることを口実に…。イースターは今週末だというのに、窓すら磨けていない。
マルツェルが見かねて、毎週末一部屋ずつ徹底的に掃除しよう！と提案し、いいね！と乗った私だが、結局週末だって二人の子供と食事の支度に追われてしまい、マルツェル一人（とネラ）で浴室を掃除してくれた。

日本人は片付け上手だと思っていたのに…とこぼしているが、確かに、スロバキア人の方がいつ行っても片付け、掃除の行き届いたお宅が多いように思う。
だいたい、掃除のスケジュールができているのだ。
共働きの多いこちらの家庭、掃除は土曜日の午前中にするところが多いようだが、友人や近所を見ていてもとにかく一週間に一度（毎週何曜日と決めているよう）徹底的に掃除する日がある。そして床の水ぶきは週に２回、水周りの掃除は２日に一回、冷蔵庫は月に一回と自分なりのスケジュールを作っている。きれいな家はこうやって保たれているのかと感心してしまった。

二人同時にお昼寝をしてくれる唯一のリラックスタイムは、うっかりするとこうして本当にリラックスしてしまうが、私もたまった家事をさっさと片付けなければならない。
１時間ちょっとの間にどこまでできるか。大掃除とまではいかないが、まずはいつものごとくさっと片付け、今日もアイロンかけをしなければ…。