不思議な食べ方

先日午後から義父が遊びに来た。
義母が祖母の様子を見に行くということで、義父一人で来て、夜７時まで我が家にいたので夕食を一緒にした。
この日の夕食は私の気分で純和風だったのが、義父にはとても珍しく、これは何が入っているのか、と細かく聞いては美味しいと食べて帰っていった。
煮魚、焼き豆腐、味噌汁の夕食だったのだが、煮魚は意外にも好評、そして豆腐の上におろし生姜とアサツキをのせたのもまた珍しかったようだ。

こちらにもアサツキがある。
おそらく西洋アサツキと呼ばれるものだと思う。義両親の庭でも作っていて、先日わけてもらった。

まずはこちらの食べ方、羊のチーズにバター、パプリカ（粉）、そしてアサツキを入れて混ぜ合わせ、パンにのせるディップのようなものを作って食べた。

義両親はパンにバターを塗ってその上にアサツキを散らして食べたと言っていた。

日曜日に義両親の家で昼食をごちそうになったのだが、その際、いつものチキンスープ（鶏ガラと野菜でだしを取ったスープ）を半分ほど別の鍋に取り分けておいて、日本風にアレンジしてほしいと頼まれた。
豆腐だけは買っておいてくれたので、義母の持っている材料、調味料でその場でかき玉汁にし、上にアサツキを散らすと言ったら驚いていた。

豆腐にアサツキ、スープにアサツキ、
パンとバターにアサツキ

どちらもお互いにとって意外で斬新な組み合わせを発見したようだった。