BEH za TATRY

今年の夏は犬がいるので旅行も思ったようにはできないだろうと思い、何か印象に残る夏休みの思い出作りにと子供たちとタトラであるランニングのレースに申し込んでいました。私はスロバキアで初めての、子どもたちにとっては人生初のレースでした。実は私、10年ぶりくらいにレースに出たのですが、いつの間にか私の年齢は成人部門じゃなくて、シニアに入っていてビックリしました。

夏休みの２ヶ月間、親子でコツコツ練習しようね、なんて言っていたけれど、この夏はなんだか全く天気に恵まれないタトラ山脈の麓。スッキリ晴れた日は数えるほどしかなく、雹が降ったり、雨天も多く、最高気温１５度の日々でした。更に体調を崩したりと思ったようにトレーニングはできませんでしたが、昨日ようやく待ちに待ったレース、お弁当を持って親子3人で挑みました。

子どもたちは初めてのレースに緊張していましたが、転ぶことなくサクルカは500メートル、ネルカは800メートル、私は4.8キロを完走しました。標高1350mの高地でアップダウンのあるコースだったのでとてもきついレースでした。「どんなに辛くても、遅くても絶対に歩かず走りきること」という目標も達成し、結果はそれぞれのカテゴリーで、サクルカ6位、ネルカ7位、私は9位、満足です。

走り終えた子どもたちの顔がなんと誇らしいこと、来年も絶対に出る！そうです。レースを走りきった達成感は出た者にしかわかりません。娘たち二人ともその達成感をしっかり感じることができたようでとても嬉しいです。

子どもたちは生まれて初めてもらったメダル