福岡県医療用ウィッグ(かつら)を作る再現美容師chikaブログ

美容師のわたし…シングルマザーのわたし…乳ガンだったわたし…更年期障害と闘ったわたし…素直な想いを綴り伝えたい

☆men'sスタイル☆

2010-02-07 21:42:03 | サロンワーク
昨夜の作品をアップしてみました

格好良くが可愛いに変更になりました


モデルさんの悩みは日本人特有である絶壁・ハチ張りの骨格補整希望と

フロントとネープの多毛の質感調節

かなり毛量を根元・中間・毛先にかけて均等した内側からのグラorレイアーのセニング(シザーのみの質感調節)

トップ~フロントにかけてハイレイアー
トップ~バックポイントはハイレイアー~グラデーションに繋いでいます。バックのグラデーションの毛先はかなり大きめのスライドが入っているのでギザギザ感を見た目にわかる位に調整してみました。バックのグラデーションポイント~ネープはセクション別にしかぶせてみました。

毛流れに沿わすように縦スライスで移行しました。

それぞれのセクションの毛流れを見抜く為に気をつけている事は色々な方向性をコームでとかして落ち着く位置を確認しています。
何処に毛が一番蓄まるのか?と予測しながらと引き出すパネルの毛量を均等になっているかを指先の感触を意識してスタイルを創っていきました。

ハチ張りさんにはトップの高さが低くフロントからトップ迄が長くて平坦型が多いです。なのでトップ髪の毛の長さが長い場合ペッタンコになる傾向が高いのでハイレイアー又は部分だけ別にレイアーを入れてフォルム調節していきます。
(お客様には美容師用語ではなく詳しく理解できるように説明してあげてくださいね
鏡を見ながらと手先を見ながらこの範囲は重要視しています。

今回はすべてドライカットです

レイアーが主となる今回のスタイルでしたが、バサバサした感じが少ないのは表面上にはシザーの傷をつけていないからだと思います。セニングシザーしか使えなくても、何処を切っているかを意識すれば綺麗なスタイルが創れますよ手元ばかり観ての質感調節ではなく鏡を確認しながらがオススメです。ボリュームが左右アンバランスにならないように緻密なトレーニングは意識していますそして
表面は毛先位で内側からのレイアーorグラのシザーのみの質感調節が有効的でオススメです

men'sスタイルもやはり手触りと艶は大切です内側からの質感調節ができればお客様のお望みに添える再現性に繋がりますよ
手元を見て切ってカットラインを確認し、鏡を見て切って確認しの連動型とドライカットを32歳からトレーニング開始しました。
なのでまだまだ開拓中です
ミラクルカット

長い書き込みを読んで下さりありがとうございましたm(__)m

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