福岡県医療用ウィッグ(かつら)を作る再現美容師chikaブログ

美容師のわたし…シングルマザーのわたし…乳ガンだったわたし…更年期障害と闘ったわたし…素直な想いを綴り伝えたい

☆再現美容師と美容師の姿☆

2011-02-15 21:52:12 | ひとり言

私の選んだ両者の姿

再現美容師…ヨチヨチ歩きだった頃、高価な医療ウィッグを切る手に汗をかきました。
今でも緊張感は毎回あります
普段のサロンワーク時も…シザーケースを肩から下げた瞬間的に気持ちが大きく変化します。
そんな自分の緊張感や気迫を嬉しく誇りに感じています。
何十年、同じようにサロンワークに立っていても、この気持ちは美容師・再現美容師である限り大切にしたい。


一期一会…長年気心知り合えたお客様も新規ご来店下さったお客様も同じようにこの限られた時間を大切に関わり合いたい。
最後に鏡を観て頂く瞬間が堪らなく大好きです
明日も笑顔でスタッフ一同心待ちしています


☆再会…学童の先生☆

2011-02-15 20:32:51 | 日記

先日、サロンに私を訪ねてご来店下さった学童の松田先生からのサプライズだった花束が今夜の画像です

長女が低学年時にお世話になり支えて下さった心温かい先生でした
最後に私が逢えたのは、体調異変から、告知された時でした。
私の体調を気にして下さった先生の激励の言葉から…思わず涙が込み上げてきて先生の胸の中で泣き出し、私の背中を撫でながら、『貴方なら大丈夫!大丈夫!』と言ってもらった記憶が最後に…先生は移動されました。

あの時以来の再会…

『八幡市の広報新聞を見てね!本当によく頑張ったね』

先生と再び抱き合いました

帰宅後、長女と一緒にお手紙を書きました

大きく成長した我が子二人の写真と私の所属しているエピテーゼ協会のパンフレットを一緒に贈りました

出逢いも再会もやっぱり…必然だと感じました。


二人がここ迄成長してくれたのは、たくさんの方々からのお力添えがあったからです。

心より感謝しています

☆旅先での誓い☆

2011-02-13 22:51:08 | ひとり言

画像は…私達家族の誓いの証

旅先での誓い…

特に長女の亜未とは、色んな事を語り明かしました。その語り合った内容は…いつの日かこのブログに綴りたいと思っています


私達家族の未来についての話し合いは…ガン告知から手術、闘病、リハビリ、美容師復帰から、再現美容師デビュー、そして現在までこの三年間何度も行いました。
その中で…子供達の考えや知恵もたくさん頂き今の家族が存在しています。


子供達の気持ちは、とても澄んでいて綺麗
私達大人もそんな頃がありました。
今からでも遅くない…
人間味ある喜怒哀楽

自分らしく生きたいよね


☆久しぶりのサロンワーク☆

2011-02-13 21:37:32 | サロンワーク
今日は6日ぶりのサロンワークでした

この時期にリフレッシュ休暇をとるスタッフが多く、今日は久しぶりにスタッフ全員が揃っていました

みんなの笑顔は大好き

朝から夕方までお客さんが切れなかった。とても有難い
私のリフレッシュ休暇中…
『帰って来るの待っていたよ』お客様&スタッフからの言葉は
めっちゃ嬉しかった

サロンワークはホントに楽しい楽園


本日、二回目カットご指名頂いたお客様の髪の毛のコンディションがさらに良くなっていて、綺麗な髪の毛に戻って本当に嬉しかった
もう少ししたらお望みのスタイルになりますよ

髪の毛は女の命

最近は…男性も同じ想いだと感じます

髪の毛がまとまっていたら気持ちがいいよね
自分に自信がもてるよね自分が好きであれるよね

来週からのサロンワーク楽しみ頑張ります
皆さま楽園サロンでお会いしましょう
心待ちしています
今夜の画像は…ジュールドゥメンバー全員集合だよ

☆エピテーゼ活動報告・その2☆

2011-02-12 00:21:03 | 協会活動・病気

同じ京都市内に引き続き活動です

昨年春頃に抗がん剤治療が開始~約一年ぶりに、自毛の状態を観せて頂きました

以前に作製させて頂いたエピテーゼウィッグはとても美しい状態でした
トリートメント等のケアを一生懸命して下さっていた患者さんのお気持ちがとても嬉しかったです

自毛の発育もとても早く、疎らになっていた髪の毛を自毛デビュースタイルに、イメチェンしました

バランスを整え、手櫛でサッとワックスで簡単に仕上げてみると…患者さんの笑顔がさらにキラキラと輝きました


『そぅこの感覚美容室に通っていた頃の感覚を思い出しました。ホントに嬉しい


抗がん剤治療による副作用での脱毛が怖いと何度も話されていた頃の時を私は思い出しました。
辛い治療を一生懸命前向きに闘われた姿が未だ忘れられません。

外人風のショートスタイルがとても可愛らしくお似合いでした

画像は…昨年春頃に創った作品です
私が創ったウィッグを大切にして下さって本当にありがとうございました
今後も体調良好であり続ける事を強く願っております
本日はご依頼頂き本当にありがとうございました

☆エピテーゼ活動報告・その1☆

2011-02-11 23:55:02 | 協会活動・病気

今日は京都市内でご依頼頂いた抗がん剤治療中の患者さん自宅訪問に行って来ました

術前の抗がん剤治療が始まりました
少し白血球の数値が低下されていましたがとてもお元気な姿で私を迎え入れて下さいました


医療ウィッグを創る前に、今ある体調の事や今後の手術とリハビリについてのご質問を聞きました


そばにいらしたご家族の方もご一緒にコミュニケーションをとりました。
『経験談を知る事で不安な気持ちが少なくなるから、有難いです』

そう感じてもらえれば…私自身の経験が活かされます
とても有難い言葉でした
脱毛が少しずつ始まった患者さんの髪の毛をショートカットにチェンジしました
そして医療ウィッグ作製です。
小顔だった患者さんには、明るく見えるように、フェースラインは、軽く柔らかい雰囲気をお勧めしました
作製中…ご主人も写メをカシャッ
奥様を優しくしっかりと見守るような目には見えない強い絆が私には、感じられました

ガンと闘うのは、患者だけではありません。
家族一丸となって共に闘う事の大切さを今後も伝えていきたいです

抗がん剤治療の副作用が僅かである事と手術・術後の経過良好でありますように心より願っています

本日は、ご依頼頂き本当にありがとうございました

☆旅人…最終日☆

2011-02-10 06:58:37 | 日記

画像は…昨日撮影した私と亜未のプリクラ

旅行前から『お母さんと二人でプリクラ撮りたいねん』と言われていました。
一緒に色んなポーズをとり撮影後でデコるのですが…デコるって事に不慣れな私に教えてくれて…
なんだか…娘がお友達みたいだったな

今回の旅行期間は短いわりに、たくさんの目的が果たせたので、大満足です


今夜に高速バスで京都に帰り、明日はエピテーゼ活動が二件です
気持ちをONに切り替えて、再現美容師に変身やね



☆続編・リフレッシュ休暇☆

2011-02-09 07:13:22 | 日記
画像は…昨日最初に登った愛宕山

裏道から登ってみたら…
『木の根っこがこんなに飛び出てるお母さん早く登っておいで~』

子供達はめっちゃ身軽で、素早い動き

何度二人に手を差し伸べてもらった事か

山頂の澄んだ空気と眺めは最高でした。
右を観ると…福岡タワー 前を観ると…雄大な海

鳩のエサを買って、動物好きのまなとは、ものすごく大喜び

色んな方々とのコミュニケーションを楽しみ…
そのコミュニケーションのやり取りの中で…二人の自己表現力の成長を感じ取る事ができました。

色んな事を知る機会が多い旅先での学び。
だから旅は大好き

今日も自然と人との触れ合いから…色んな事を経験し楽しもうね


二人はまだ深~い眠りの中です


☆リフレッシュ休暇☆

2011-02-08 22:28:20 | 日記
昨夜、新大阪から夜行バスムーンライト号に乗車し、子供達と一緒に九州地方まで旅立ちました


九州地方までの長距離は…九時間もかかるんですね運転手さんもご苦労様ですよ

到着後に気になっていたのは…

首ギックリ…トラウマがちょっぴり蘇りましたが、大丈夫です

今日は…雨降りの中、随分長い距離を歩き回りました

『お母さんこんなに歩き回るって…本間は痩せたいんやろ

と…息子の際どいツッコミに微笑み…


明日も歩き回る予定です
覚悟を(笑)
明日は晴れたらいいのになぁ~



☆定期検査結果と約束事☆

2011-02-07 15:08:44 | 協会活動・病気

リフレッシュ休暇初日…定期検査結果と腹部エコー検査、胸部触診に行ってきました

先月の骨シンチグラフティ、採血すべての数値、安定値…今回も良好だった。 すべての検査データを出してもらいました。

『杉本さん…お願いがあるんですよ。あなたのガン細胞の種類は、ホルモン治療ができない極めてリスク高いガン細胞だった事は、セカンドオピニオン受診時も伝えられていたと思います。再発した場合、強い威力で叩ける抗がん剤が日本には少ないのです。一般的には三年で一つ目の山、五年で二つ目の山、十年で闘いは終了と言われていますが杉本さんは生涯定期検査継続してもらいたい。主治医が変わり大丈夫と言われても…私の患者さんが術後十九年目で再発した方が一人おられました。あなたはまだまだこれからの人生がある。二人の子供達の為にも再発防止の為に生涯定期検査継続してもらいたい。』
私の手を強く握って伝えてもらった言葉を私は生涯、決して忘れない。

主治医との二人三脚で歩んだ三年間の中で…何度、折れそうになった心を救ってもらえただろう。


『杉本さんはいつも前向きに生きる事を忘れなかったですね。その素晴らしい生き方を心病む同じ患者さんにも伝えてもらいたい』

前向きに生きる事を主治医から学べた私だった