竹林亭白房

わさび「狸の鯉」★落語

□本日落語四席。
◆柳家わさび「狸の鯉」(NHK総合『桂文枝の演芸図鑑』)。
東京渋谷NHK放送センター、令和5(2023)年4月23日OA。
鯉を入れる器を「おかもち」というのだけれど、わさびが教わったのが「おかこち」だったので、そのまま「おかこち」と言って演りますと。教わったというのは、師匠の柳家さん生だろうか。これは本当にただの誤りなのか……。また調べてみよう。

それと、わさびは(師匠から?)教わったこととして、古くなってわかりにくくなった言葉は、言いかえをして客に伝わるようにする手法についても話していた。たとえば、落語のなかで「厠」という言葉が出てきた場合、「厠…、便所へ行ってくるよ」みたいな言いまわしをするやりかたである。これについては、わさびがこんなへんな言葉づかいで、会話など、人はしないと言っていたが、それはそのとおりだ。

実のところ、この演りかたは、上方だと桂米朝が演った手法だ。だから、米朝一門でこの言いまわしをする落語家は多いだろう。

◆桂吉弥「蛸芝居」(ABCラジオ『日曜落語なみはや亭』)。
大阪日本橋国立文楽劇場、令和5(2023)年2月19日(第121回「上方落語をきく会」夜の部)。

◆春風亭一之輔「初天神」(日本テレビ『笑点』第2857回)。
後楽園ホール、令和5(2023)年4月23日OA。

◆『笑点』大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭小遊三・春風亭一之輔・林家たい平・林家木久扇・三遊亭好楽・桂宮治(日本テレビ『笑点』第2857回)。
後楽園ホール、令和5(2023)年4月23日OA。
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