□本日落語一席。
◆柳家小満ん「お三の森」(寄席チャンネル『粋 らくご』)。
お江戸日本橋亭、令和4(2022)年7月13日(「柳家小満んの会」)。
これは初めて聴いた落語だ(たぶん)。「阿三の森」とも表記するらしく、五代目古今亭志ん生も演ったらしいというのがネット検索でわかる。志ん生のネタなら、いろいろな媒体でほとんど聴いているはずだがと思っているが、いちおう鑑演記録にはなかった。もしかしたら、記録をつけ出す以前に聴いたことがあるのかもしれない。いずれにしてもまったく記憶にないことだけは確かだった。
川戸貞吉『落語大百科』にも『増補 落語事典』にも項目がない。登場人物が固有名なので、純粋に落語のネタとして継承されているものではないのかもしれない。
全体に怪談噺のようで、怪談の展開に入っていく冒頭のあたりは「牡丹燈籠」とよく似ている。ただし、今回小満んはその怪談に入っていく手前で切っていた。
途中、興にのったのか、小満んは師匠だった八代目桂文楽の艶っぽい逸話や、自身のそれに類する話などもけっこう時間をさいて語っていた。
◆柳家小満ん「お三の森」(寄席チャンネル『粋 らくご』)。
お江戸日本橋亭、令和4(2022)年7月13日(「柳家小満んの会」)。
これは初めて聴いた落語だ(たぶん)。「阿三の森」とも表記するらしく、五代目古今亭志ん生も演ったらしいというのがネット検索でわかる。志ん生のネタなら、いろいろな媒体でほとんど聴いているはずだがと思っているが、いちおう鑑演記録にはなかった。もしかしたら、記録をつけ出す以前に聴いたことがあるのかもしれない。いずれにしてもまったく記憶にないことだけは確かだった。
川戸貞吉『落語大百科』にも『増補 落語事典』にも項目がない。登場人物が固有名なので、純粋に落語のネタとして継承されているものではないのかもしれない。
全体に怪談噺のようで、怪談の展開に入っていく冒頭のあたりは「牡丹燈籠」とよく似ている。ただし、今回小満んはその怪談に入っていく手前で切っていた。
途中、興にのったのか、小満んは師匠だった八代目桂文楽の艶っぽい逸話や、自身のそれに類する話などもけっこう時間をさいて語っていた。