きものあとりえちさや

福岡在住の和裁士の日常。

紬の仕立て直し2点

2021-06-30 20:12:49 | 出来上がりお直し&仕立物

 

急がないから といつも言われますが 基本順番に取りかかっております。

 

定期的に、お持ち頂くお客さま。

 

お母様(御年89歳とのこと)が、誂えていたお着物。娘さんであるお客様に、お譲り頂くたびにお持ち頂けます。

今は、福岡在住のお客様ですが元々は東京の買い求められていたようで買い求められていたようです。いつもお着物拝見するのが楽しみです。






 

 


バックできましたー

2021-01-09 15:36:31 | 出来上がりお直し&仕立物
ようやくようやくできました。バック。

バックなんてね私自分の分やっとこさ作る程度。

でも、昨年依頼されたので仕方なく。ご自分で洗ったとのことでクシャクシャでしたので、

解いて湯のししてもらいピンとなったところで長いことおいておりました。

底鋲つけて等言われ、やっぱりつけなくていいと言われ、、、すこしびびりました。期待大である。冷や汗。。

ただのトート。A4が入り自立するバック。ようやく作りました。

これが私の限界です。

自立もするし、A4も入ります。

これで、勘弁して頂こう!

麻の長襦袢の出来上がり

2020-12-10 11:18:00 | 出来上がりお直し&仕立物

師走に何故?麻の長襦袢とお思いでしょう。

先日、長襦袢を作りたいとご依頼を頂き
麻の長襦袢を仕立てさせて頂きました。

普段着で着物を週に数回着ていらっしゃるそうで、着物をきるとお腹周りを帯で絞める事で体幹が安定して荷物もった時に違いが歴然で、、と言われた様な。勿論お腹を温めると女性は特に良いですよね。お客様は、今 冷えとりの製品など作られている方なのでまた色々私も教えて頂こうと思っている次第です。

麻の長襦袢の利点は、ざぶざぶ洗えて大体夜干せば朝には乾く速乾性。あと時間が経つにつれきじが柔らかくなりフカフカに。生地も丈夫なので長くお使い頂けると思いますが、保温性はないので真冬は絹の長襦袢より寒い。でも、ポリエステルを着るなら断然麻の長襦袢だとおもいます。静電気もおきないし。