きものあとりえちさや

福岡在住の和裁士の日常。

3月の和裁教室

2018-02-27 11:39:32 | 和裁教室
3月のの教室の日程です。

今年に入って和裁教室の問い合わせを頂いておりますが、
今現在お受付を停止しております。4月以降に新しいクラスを開設予定です。
もうしばらくお待ちくださいませ


土曜日教室


03/03


午前
吉田さん、鍋島さん、永田さん

午後
鍋島さん、永留さん、大山さん




03/17

午前
柴山さん

午後
古賀さん、柴山さん




水曜日教室


03/07

午前


午後
松尾さん、古賀さん、永田さん(南さん)


03/21

午前
吉田さん、大山さん

午後
永留さん








着物長襦袢のお手入れどうされてますか?

2018-02-27 11:10:08 | 今日のちさや

最近、長襦袢のちょっとしたお手入れで”お茶の先輩から袖口の汚れは、右左付け替えればいいのよ”

で自分でできないのでお願いできないか、、、と

袖には前袖後ろ袖、袖口、振りと決まった形がありますので付け替えるとゆうのは私からしたらおかしな話。

もし、袖口を見頃側の振りに振り側を袖口に、、、また数年経過した際にはもう付け焼刃が効きません。

長襦袢も正絹なら毎回洗うことはできません。私は、そこまで頻度の多くないお気に入りの長襦袢は3-5年で丸洗い

に、頻度の多い長襦袢は気になる所を部分的にしみ抜きして、裾が切れてきたら洗い張りして仕立て直しします。

勿論安価な長襦袢はくたくたになるまで着てポイ。最近は長襦袢は少し良いものを作るようにしています。

時間がたつと縫っている糸が弱ったり、地衿がシミだらけとゆう事も勿論防げますし、袖口も縫いこめて寸法も

ご自分のサイズで気にならずお召しいただけます。


さて、着物の場合はどうですか?お客様の中には、しばらく着ないものは洗いはりして保管している方もいます。

着物は、着た後ぬくもりが消えるまで2-3時間かけて(長時間かけたままですとですと埃がついたり蛍光灯の光で色が退色する場合もあります。)時間があれば皺の部分を高温のドライでアイロンかけます。正絹でしたら大丈夫ですが、化学繊維が入っていると焦げますので目立たないところで試してからにしてくださいね

で、着物も袖口が汚れたり裾が切れたりしたら洗い張りして仕立て直しをお勧めします。洗って仕立て直すと新品のようにきれいになりますよ。
勿論、部分的にもお直しは可能ですけど、、、

着物の場合も、1度着てシミをつけたらしみ抜きへ。滅多に丸洗いには出しません。

10年くらいは着ているものもあります。着付けの先生をしている先生は、結構頻繁に仕立て替えをしてますがやっぱり頻度でかなり変わってきますよね。

参考までに、

長襦袢の地衿交換  3780円

着物の裾直し(5cmほど短くなります) 5400円

など詳しくはお問い合わせ下さい。