つれづれ日記

チェリスト秋津のつれづれな日記です。

お寺のこと

2009年11月29日 04時48分33秒 | Weblog
先日、うちのお寺(願船坊、浄土真宗本願寺派)の仏教青年会の集まりがありまして、鍋をつつきながら、いろいろ話をしたのでした。

まず、お寺の組織には、住職、坊守、門徒総代、仏教壮年会、仏教婦人会、仏教青年会等と続きますが、大体うちのご門徒さんで構成されている組織です。
この度集まったのは壮年会会員の二世の方ですが、集まったのは30代の方が中心で、不動産屋、お米屋、酒屋、写真館、建設業関係等などでした。

僕が住んでいる町(可部)は、昔は安佐郡可部町で規模は5万人弱くらいでしたが、現在は広島市安佐北区可部となっていて、広島が政令都市になる時に市に合併されました。 ですので、町としての機能はしていませんが、住んでいる人が変わるわけではないので、人と人の付き合いは町レベルなのです。(田舎の)

都会にはない、3世代に渡る人の縦の繋がりがあることは、非常に貴重なことなんです、とある青年が言っていました。
町で歩いていたら、「おい、おまえ○○んとこの息子だろう!」などと声をかけられるようなことは、他のところでは今はホントにないですよ。広島の市内に行ったらまずないし、ここより田舎に行くと、またないし、ある意味ここ(可部)は貴重なところなんです、と言ってました。

しかし、いろんなところで親の世代と子供の世代での会話が成り立たない、という話を聞きますが、ここでも例外なく、お寺とご門徒さんの関係が希薄になっていることや、ご法義が親の世代から次の世代に伝わってない現状があり、これらの問題をどうしていったらいいのかを考えていく、ということに尽きるようでした。

話の内容はさておき、判ったことは、何か楽しいことを一緒にするのは大賛成のようで、「一緒にお酒を飲みながらワイワイすること」や「旅行に行く」等など、当面はこの辺りから会員を増やしていくことが、目標になりますでしょうか。

ではでは