つれづれ日記

チェリスト秋津のつれづれな日記です。

お姉ちゃん出来ました

2011年01月12日 09時00分02秒 | いい話
先日ハウステンボスに行った話はしましたが、実はその時にたまたま同じホテルに泊まっていた親子に、お風呂で僕が声をかけたのがきっかけで、仲良くなってしまったんです。風呂に一緒に入るのには、結構ギリギリかなあ?(年齢的に)と思っていたので、僕からじゃなくて娘に「おねえちゃん、何年生ですか?」と聞かせたのです。5年生ということでしたから、当然ながら、どことなく男風呂に一緒に居ることへの恥ずかしさが、醸し出ていました。

その後は、食事の会場でまた逢って挨拶を交わし、明日の予定も聞いたりして、段々距離が近くなっていきました。

その次の日は偶然にも同じところに観光に行くことがわかり、車で一緒しますか?とまで聞いたのですが、もう既に早く出発する予定を立てられているようだったし、こちらは子連れで何かと時間がかかるので、現地でもしかしたら逢えるかな? という感じで夜はお別れしました。
その際僕が一枚だけ名刺を持っていたので手渡ししたら、一旦部屋に帰られたあとに、わざわざおねえちゃんが名前と住所を書いたメモを持ってきてくれました。いやあ嬉しかったなあ! 何か一本繋がりが持てた感じがして。

でも、別れたあとから、「一緒に写真撮れば良かったね!」と娘と話し、朝早く出発すると言っていたね。じゃあ、明日早起きして風呂かレストランで見つけて話してみよう、ということになりました。

しかし、結局急いで出発だったため写真は撮れず、あとでね!

僕たちは随分遅れて現地に入り、目的の水族館で親子を探しましたが、悲しいことに逢えず仕舞いになっていたその時、娘が「おねえちゃんだ!」と狂気の叫びと共に、外にいたおねえちゃんのほうに突進して行きました。

それから立ち話が始まり、昼ご飯を誘い佐世保バーガーを食べ、既に一回乗った遊覧船に話のために再度乗船し、外の景色を殆ど見ることなく話しに夢中になっておられたのは、他でもないお父さんでした。

実は、僕の素性を知るや否や、いろいろ質問責めにされ、音楽よもやま話をしてあげたのでした。


娘は「おねえちゃん」を連発して、とても嬉しかったようでしたが、おねえちゃんも、娘に逢えるまではずっと機嫌が悪かったようで、いやはや旅の出会いは以外にもあっという間に太い糸で結ばれていたようでした。



では一緒に遊んでくれて、ありがとう。