1年くらい前の夏のことです。
私の家の隣に住んでいるご近所様のご主人。
お年は私よりかなり上で、もう定年退職されて自宅にいらっしゃいます。私が花の手入れなどして外にいると、ちょうどそちらのテラスからいつも声をかけてくれます。
奥様は看護婦さんで、「夜勤等でいないときは、私が夕飯を作ったりするんだよー」なんてよく話していました。
このご主人様は元消防官でいらして、自分も仕事をされていた頃は当直などでよく職員分の夕食を作ったりしていらしたそうです。
「すごいですねー、男性で料理が出来るなんてかっこいいですねー」
なんて私も話していました。
お隣は、昼間は誰もいなくなって1人になってしまうようで、話をするのを楽しみにしてくださっていたようです。
私が外にいると必ずテラスから顔を出して、声をかけてくれていたのです。ももちゃんというかわいい犬を飼っていて、時々ももちゃんと下まで降りてきてフェンス越しに話していくこともよくありました。
ある日。
夕方、仕事から帰ってくると、ご主人が「○○さーん(私の名前)」と、2階のテラスから私を呼んでいます。
「はーい、なんでしょうー?」私が顔を出すと、ご主人が「ハンバーグ作りすぎちゃったから、お皿を2つもって取りにおいでー」とおしゃいました。
「え?いいんですかー?では伺いまーす」といって、私は急いでお皿を2つ持っておうちの境目のフェンス越しに「すいませーン、ご馳走になっちゃいまーす」と軽い気持ちで、声をかけました。
「玄関からおいでー」
このご主人のおうちは、私の家と庭側が接しており、玄関は反対側の通りまで回らなければなりません。
お皿を持ったまま、通りまで出るのも・・と思いましたが、せっかくおっしゃってくださるのだし、「じゃ、いりません」というのもどうかと思い、お皿を2枚持ったまま反対側の玄関に回りました。
玄関でご主人様にお皿を渡してまっていると、そこに奥様が帰ってきました。
どうやらご主人様は1人でおうちにいらしたようです。
奥様も優しいとても物腰の柔らかい方で、よくはなしかけてくださいます。
「あ、こんにちは。ご主人様がハンバーグを作りすぎちゃったからあげるよーって言ってくださったので、ずうずうしくもいただきに来ちゃいました」と、笑いながら挨拶したら、奥様がビックリされました
次に奥様がおっしゃった言葉を聞いて私は愕然としました。
「ハンバーグは私が朝作っていったものよ・・」
隣の家はもうお子さんも独立され、奥様は仕事にいらっしゃり、定年退職されたご主人はいつも1人だったようです。
私に、自分がまだ仕事をされていた当時の事や、お子さんが海外留学されたこと、自分の兄弟が農業研究者で新しい作物を研究していることなど、沢山の話をしてくれていました。
話がしたかったんだと思います。
私が料理の腕を褒めたもので、つい、そんなウソを言ってしまったんだと思います。
・・・・・・たぶん、私の一言を聞いた奥様に怒られちゃったのかもしれません。
それから、ご主人はあんまり顔を出さなくなりました。
奥様には、ちょっと顔が合ったときに「先日はすみませんでした。ずうずうしく伺っちゃって・・」と声をかけてみましたら「きっと、なんだか娘が引っ越してきた、みたいに思っちゃったんでしょうね。」と。
ご主人様も、ばつが悪くなっちゃったみたいです(w)
以前よりちょっと距離を置いてはいますが、挨拶だけは元気よくしています(w)
私の家の隣に住んでいるご近所様のご主人。
お年は私よりかなり上で、もう定年退職されて自宅にいらっしゃいます。私が花の手入れなどして外にいると、ちょうどそちらのテラスからいつも声をかけてくれます。
奥様は看護婦さんで、「夜勤等でいないときは、私が夕飯を作ったりするんだよー」なんてよく話していました。
このご主人様は元消防官でいらして、自分も仕事をされていた頃は当直などでよく職員分の夕食を作ったりしていらしたそうです。
「すごいですねー、男性で料理が出来るなんてかっこいいですねー」
なんて私も話していました。
お隣は、昼間は誰もいなくなって1人になってしまうようで、話をするのを楽しみにしてくださっていたようです。
私が外にいると必ずテラスから顔を出して、声をかけてくれていたのです。ももちゃんというかわいい犬を飼っていて、時々ももちゃんと下まで降りてきてフェンス越しに話していくこともよくありました。
ある日。
夕方、仕事から帰ってくると、ご主人が「○○さーん(私の名前)」と、2階のテラスから私を呼んでいます。
「はーい、なんでしょうー?」私が顔を出すと、ご主人が「ハンバーグ作りすぎちゃったから、お皿を2つもって取りにおいでー」とおしゃいました。
「え?いいんですかー?では伺いまーす」といって、私は急いでお皿を2つ持っておうちの境目のフェンス越しに「すいませーン、ご馳走になっちゃいまーす」と軽い気持ちで、声をかけました。
「玄関からおいでー」
このご主人のおうちは、私の家と庭側が接しており、玄関は反対側の通りまで回らなければなりません。
お皿を持ったまま、通りまで出るのも・・と思いましたが、せっかくおっしゃってくださるのだし、「じゃ、いりません」というのもどうかと思い、お皿を2枚持ったまま反対側の玄関に回りました。
玄関でご主人様にお皿を渡してまっていると、そこに奥様が帰ってきました。
どうやらご主人様は1人でおうちにいらしたようです。
奥様も優しいとても物腰の柔らかい方で、よくはなしかけてくださいます。
「あ、こんにちは。ご主人様がハンバーグを作りすぎちゃったからあげるよーって言ってくださったので、ずうずうしくもいただきに来ちゃいました」と、笑いながら挨拶したら、奥様がビックリされました
次に奥様がおっしゃった言葉を聞いて私は愕然としました。
「ハンバーグは私が朝作っていったものよ・・」
隣の家はもうお子さんも独立され、奥様は仕事にいらっしゃり、定年退職されたご主人はいつも1人だったようです。
私に、自分がまだ仕事をされていた当時の事や、お子さんが海外留学されたこと、自分の兄弟が農業研究者で新しい作物を研究していることなど、沢山の話をしてくれていました。
話がしたかったんだと思います。
私が料理の腕を褒めたもので、つい、そんなウソを言ってしまったんだと思います。
・・・・・・たぶん、私の一言を聞いた奥様に怒られちゃったのかもしれません。
それから、ご主人はあんまり顔を出さなくなりました。
奥様には、ちょっと顔が合ったときに「先日はすみませんでした。ずうずうしく伺っちゃって・・」と声をかけてみましたら「きっと、なんだか娘が引っ越してきた、みたいに思っちゃったんでしょうね。」と。
ご主人様も、ばつが悪くなっちゃったみたいです(w)
以前よりちょっと距離を置いてはいますが、挨拶だけは元気よくしています(w)
淋しさのあまりつい言ってしまったウソなんだろうけど、ウソはやっぱりいけないね!
なにもウソつく内容じゃないしね。
それでも挨拶をしてるちずちゃんがいいね♪
チョイと黙っているくらいの思いやりがあってもいいと思うけど~
と、私は思うけど、どうなんだろう?!
イチゴ様・・そうですね。そうしてくだされば私も気を使わずに丸く収まってすみましたのに・・奥様もビックリしてつい言っちゃったんだと思います。目が真ん丸かった・・・!