503の記事で、東北旅行のことを書きましたが、このときに、高価では有りませんが普段お世話になっている気持ち分を、ご近所様にお土産お配りしました。
その中の1軒の奥様から・・・
「ちづちゃんちの裏のおうちが、建て替えでブルドーザーが入っているでしょ?あそこ、発掘調査しているらしいわよ!」との情報が!!
「ええ~~~!!発掘調査ですかぁ~~??」
実は私が住んでいるところ、昔の東海道五十三次の宿場があったところで、参勤交代の陣屋が家の目と鼻の先にあったんです。
私が庭のブルーベリーを植える花壇をちょっと深く掘ったところ、印刷ではない絵柄の陶器が出てきたのを思い出しました(それはそんなに古い感じじゃなかったので、大正とか昭和とかのかなぁ・・と思ったのですがw)
急いで飛んでいってみると・・
工事のおじさんが、立ち入らないようにロープ張っています。
すでに深い穴が掘られていていました。
ちょいちょい・・と手招きして、ロープの外から工事のおじさんを呼んでみました。
「あの・・絶対にジャマしませんから、見せていただくことって出来ませんか?
実は考古学を勉強していたことがあって・・私はエジプト考古学なんですが・・早稲田の吉村先生の授業を受けていたこともあったんです。それで今、調査をしているってうかがって、少しでも見学できないものかと思って・・」
(※・・・私はちょこっとのことを少しばかり大げさに言ってみた・・・・しかし・・ウソではない!実際に授業受けていたもん!w)
自分でも、口が勝手に動いているのが、すごいナーと思った・・・w
すると、このおじさん・・
「ちょっとまってくださいね」といって、穴のそこにいる方に声をかけに行きました。
穴を覗き込んで、中の方となにやらごにょごごにょはなしています。
ときおりこっちを指差しています。
すると、おじさん、穴の中にハシゴを差し入れました。
ややあって、なかから女性の方が上ってきました!!
「私が担当者です。足元お気をつけてくださいね。どうぞ。これが出てきた陶器です」
そういって、発掘された陶器を並べて、それはそれは詳しい説明をしてくださいました!どうやら私の話をおじさんがちょっと大げさに伝えたみたいです(w)
出てきたのは主に17世紀から18世紀の陶器だそうです。中にはちょこっと深い地層から平安時代の素焼きの土器があったそうです。
染めについては「コバルト」という色が使われているものは比較的新しいもの、それ以前は使われていないので、時代を決める目安にもなるそうです。
ツギといって、割れた茶碗をくっつけて使っていた痕跡があるものもありました。
「昔は陶器もたくさん買える物ではありませんから、ついでだいじにつかっていたんですね」とのお話。
「この近辺は、色々出てくることが多いので、まずこのような第1次調査(発掘が必要なところなのかを調査発掘)して、必要があればもっと詳細に発掘がされます。今回ここにたつのは個人のおうちで、それほど深く掘り返して建築工事することはないので、発掘も浅いところまでですが、ビルなどが建つ予定だと、深く掘削されてしまって遺構などが破壊されてしまうので、調査も深くまで行うんです。
年末にその年1年で発掘されたものが藤沢駅の近くで展示されるので、ぜひ観に来てください。」
市の調査なので、発掘されたもののお写真は自粛しました。
ぜひ展示会を見に行ってみたいものです。
歴史は不思議なもので、その時代にはその時代の人が住んでいて、いろいろなことを思い、暮らし、生きていました。
今この地面に、その時代にはその当時の人が立っていたと思うと、感無量です。
なぜその穴を掘っているのか聞かなければまったくわからず、お話を聞くこともなかったでしょうに、ご近所の型にお土産を持っていったことで、すごい収穫がありました。
皆様、ご近所にはお土産を配るべしっ!
何かいいことがオマケで着いてきますぞ!
その中の1軒の奥様から・・・
「ちづちゃんちの裏のおうちが、建て替えでブルドーザーが入っているでしょ?あそこ、発掘調査しているらしいわよ!」との情報が!!
「ええ~~~!!発掘調査ですかぁ~~??」
実は私が住んでいるところ、昔の東海道五十三次の宿場があったところで、参勤交代の陣屋が家の目と鼻の先にあったんです。
私が庭のブルーベリーを植える花壇をちょっと深く掘ったところ、印刷ではない絵柄の陶器が出てきたのを思い出しました(それはそんなに古い感じじゃなかったので、大正とか昭和とかのかなぁ・・と思ったのですがw)
急いで飛んでいってみると・・
工事のおじさんが、立ち入らないようにロープ張っています。
すでに深い穴が掘られていていました。
ちょいちょい・・と手招きして、ロープの外から工事のおじさんを呼んでみました。
「あの・・絶対にジャマしませんから、見せていただくことって出来ませんか?
実は考古学を勉強していたことがあって・・私はエジプト考古学なんですが・・早稲田の吉村先生の授業を受けていたこともあったんです。それで今、調査をしているってうかがって、少しでも見学できないものかと思って・・」
(※・・・私はちょこっとのことを少しばかり大げさに言ってみた・・・・しかし・・ウソではない!実際に授業受けていたもん!w)
自分でも、口が勝手に動いているのが、すごいナーと思った・・・w
すると、このおじさん・・
「ちょっとまってくださいね」といって、穴のそこにいる方に声をかけに行きました。
穴を覗き込んで、中の方となにやらごにょごごにょはなしています。
ときおりこっちを指差しています。
すると、おじさん、穴の中にハシゴを差し入れました。
ややあって、なかから女性の方が上ってきました!!
「私が担当者です。足元お気をつけてくださいね。どうぞ。これが出てきた陶器です」
そういって、発掘された陶器を並べて、それはそれは詳しい説明をしてくださいました!どうやら私の話をおじさんがちょっと大げさに伝えたみたいです(w)
出てきたのは主に17世紀から18世紀の陶器だそうです。中にはちょこっと深い地層から平安時代の素焼きの土器があったそうです。
染めについては「コバルト」という色が使われているものは比較的新しいもの、それ以前は使われていないので、時代を決める目安にもなるそうです。
ツギといって、割れた茶碗をくっつけて使っていた痕跡があるものもありました。
「昔は陶器もたくさん買える物ではありませんから、ついでだいじにつかっていたんですね」とのお話。
「この近辺は、色々出てくることが多いので、まずこのような第1次調査(発掘が必要なところなのかを調査発掘)して、必要があればもっと詳細に発掘がされます。今回ここにたつのは個人のおうちで、それほど深く掘り返して建築工事することはないので、発掘も浅いところまでですが、ビルなどが建つ予定だと、深く掘削されてしまって遺構などが破壊されてしまうので、調査も深くまで行うんです。
年末にその年1年で発掘されたものが藤沢駅の近くで展示されるので、ぜひ観に来てください。」
市の調査なので、発掘されたもののお写真は自粛しました。
ぜひ展示会を見に行ってみたいものです。
歴史は不思議なもので、その時代にはその時代の人が住んでいて、いろいろなことを思い、暮らし、生きていました。
今この地面に、その時代にはその当時の人が立っていたと思うと、感無量です。
なぜその穴を掘っているのか聞かなければまったくわからず、お話を聞くこともなかったでしょうに、ご近所の型にお土産を持っていったことで、すごい収穫がありました。
皆様、ご近所にはお土産を配るべしっ!
何かいいことがオマケで着いてきますぞ!
しかし、今は少子化の影響で、その学校は閉校になっちゃいました~
出てきた物の時代背景を推測してきっとこうであっただろう?もしかしたらこうかな?いやいや、こうじゃないか?と…
それを想う時っていうのはロマンをかんじるんだろうね~^^
ただ、地層をみるとその時になにがあったか?っていうのはわかるらしい。
もも様・・お嬢さんは専門に勉強していらっしゃったから、直詳しいでしょうね。私みたいな偽物(w)とは違います!!
一緒に勉強したかったなぁ・・。