337「年賀状の不思議」

年末にあわせて、年賀状を送る手配を早めに済ませておきました。

苦労した写真もなかなかいい出来だったので、表書きの宛所も気持ちよくすいすい書いていき、思ったより早く郵便局に持っていけたんです。

・・と・ところが・・数日前に、喪中の方に送っていたことがわかりました。
大事なお姉様をなくされたんです。

・・なんとしたこと！

しかもその方の、無くなられたお姉様の葬儀の受付をやっていたのは私・・・はぁ・・オバカにもほどがあります・・。

「かえせー！もどせー！」といっても後の祭り。もうとっくにポストの中です。


とっても親しい方で、いつも数十枚の年賀状の中でもいちばん初めにその方に書くので、今年も「昨年は大変お世話に・・・本年もどうぞごひいきに・・うんぬん・・」と、書き溜めて送っちゃったんです。

喪中のお知らせをいただいた方には、だいたいお正月すぎに寒中見舞いを出していました。

まずは取り急ぎその方に年賀状を出してしまったことをお詫びしなくては・・メールをやり取りしていたそのとき・・郵便やさんが・・。


その方に出した年賀状が「あて先不明」のシールをくっつけて、帰ってきたんです！

「え？？」ビックリしました。

何枚もある中から、この一枚が戻ってくるなんて・・。

亡くなったお姉様は、とっても姉御肌で（ｗ）、さよならの1ヶ月前に我が家に来て、お天気のいい明るい庭先で「ちづちゃんカフェ・ランチ」を召し上がっていらっしゃいました。

今でもその時の笑顔が目に浮かびます。

きっと、お姉様が「まったくしようがないなぁ、ちづちゃん！お正月うちは喪中なのよぉ～ｗ！あんた、受付やってたじゃないのぉ～！ボケるにゃ、早いぞぉ～！」といっているみたい。

ありがとうマッシュ姉さん。最後まで良くしていただいて。
見送られたご家族様の来年を明るく照らしてあげてくださいね。

来年は、もうちょっとしっかりしなくては！！！！