※今回の記事はUP1000回記念で①~④まであります。※「画像注意」の者も有ります。
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2009年5月13日に一番最初の記事を書いています。
※それ以前に、「カフェ」というブログに入っていましたが、残念ながら「カフェ」サイドの事情から打ち切りになってしまい、そのころの記事を読むことはもうできません。
今回の1000記事UP記念には、ドドーンとすごい記事を載せたいものです!
・・と思っていたら、すごいこと(あくまで自分的にw)があったので、それをUPします☆
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以前から、カニなどの甲殻類に寄生する生物「フクロムシ」に興味があり、手に入ったこの生物を、寄生されているカニごと標本として数個作製していました。
意外と個人でこの標本を作っている方は少ないかもしれない。
この「掘ったら菓子」の記事の中でもとても検索数の多い人気記事です。
→757「恐るべし!寄生生物フクロムシ」
数年前に職場でバレンタインの時期に「くっついたらずっと一緒!寄生生物」という企画展示があったのですが、私の個人のフクロムシ標本を短期間貸し出しました。
割と有名な職場なので、そこに展示してもらえるとは光栄です。
私の出展している「博物ふぇすてぃばる」では寄生生物シリーズを「ガクタメ(※1)」にてご紹介している為、今年の「博物ふぇすてぃばる!8」ではフクロムシを取り上げる予定になっていました。(前回は「アカヒトデに寄生するアカヒトデヤドリニナ」でした)
※1 ガクタメ・・・「学問とはエンターテイメントだ!」という来場者へのプレゼン
プレゼンなので、お客様からの質問も多く出るはずです。
自分も今以上に猛勉強せねばなりません。
フクロムシについて、ずっと疑問に思っていたことを、解消せねば、と思い、千葉の館山の研究所にいらっしゃるY先生に、ご面会のお手紙を出し、コロナが落ち着いていた少し前に、研究所を訪ねさせていただきました。
・・・こういう場合、いつもそうですが、当たって砕けろ!精神で突撃します(w)
館山にホテルを取り、1泊で行ってきました。
先生には事前にお手紙で「この本を読んでおくといい」というのを伺っていましたので、面会日までに読み切って、大事なところは2度読んで、予備知識を入れてからの訪問です。
フェリーで行く予定が、この日に限って東京湾フェリーが「フェリー修理の為、運行時間が変わります(運行数が減少)」とのことで、待ち合わせの時間まであわただしいことが判明!急遽、海ほたる経由の湾岸高速で行くことになりました。
館山に到着してまずは腹ごしらえです。
「漁師料理たてやま」・・でっかい海鮮のお店です。
私は地魚丼の「あなご丼」
ジェダイは同じく地魚づけ丼
広ーい店内の大きな机にお客さんはまばらでしたので、ゆっくりできました。
食後、いよいよY先生の研究所に突撃です。
とても暑い日でしたが、空と海が青い、とても素敵な海岸沿いに研究所が立っていました。
入口までジェダイが送ってくれました。
ここからは私一人。ジェダイをあてにはできません(w)
Y先生はとても物静かで、優しい先生でした。
大学時代には、フクロムシの新種を発見されています。
ここでは面会の内容は省きますが、1時間余りにわたって、私の質問に答えてくださいました。
私の作ったカニに寄生をしたフクロムシの標本やヤドカリに寄生をしたナガフクロムシの標本を見ていただきました。
「とてもきれいにできていますね。僕も見習わないと」と言ってくださり、私はひそかに机の下で右手をグーにして「やった~!!」(w)
忙しい時期ではありましたが、時間を作ってくださったY先生に感謝です。
先生とお写真を撮ろうと思っていたのに、興奮して話し込んでいたので、すっかり忘れてしまったのが心残りです(w)
面会後、ジェダイが迎えに来てくださり、ホテルに向いました・・が、チェックインの時間までちょっと間があります。
急遽、途中の磯に寄って磯観察してみよう・・と、思い立ち、伊戸海岸へ。
ジェダイと、磯の岩を飛び歩きながら波打ち際まで行くと、イワガニがたくさんいました!
スカートをまくり上げて、近くのイワガニを捕まえてみると・・ええ?
なんと!
これがフクロムシが寄生しているではないですか!
あちこちの磯に出かけて採集するも、なかなか見つからなかったフクロムシが!
夢にまで見たフクロムシが!
試しに、もう数匹捕まえてみるとこれが続けてフクロムシ付き!
一匹見つかるとその近くに多く見つかることがある、とおもっていた通りだ!!
これはこれは! 大収穫です!
出来る事なら生きたまま数匹持ち帰りたいところですが、今日はホテルで1泊することになっていたので、採集して持ち帰ることはできません。そこで、標本用に1匹だけ持ち帰ることにしました。
持ち帰るにしても、このままですと暑さで死んで腐ってしまいます。
標本固定するための無水エタノールも有りません。
そこで考えたのが・・
コンビニを探して、これを購入しました。
↓
ジップロックとアルコール40の「ジン」
何とかこれで明日の夕方までもつでしょう!
「フクロムシ確保~~!!」
↓
↓(画像注意!)
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
------------その②へ続く-------
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2009年5月13日に一番最初の記事を書いています。
※それ以前に、「カフェ」というブログに入っていましたが、残念ながら「カフェ」サイドの事情から打ち切りになってしまい、そのころの記事を読むことはもうできません。
今回の1000記事UP記念には、ドドーンとすごい記事を載せたいものです!
・・と思っていたら、すごいこと(あくまで自分的にw)があったので、それをUPします☆
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以前から、カニなどの甲殻類に寄生する生物「フクロムシ」に興味があり、手に入ったこの生物を、寄生されているカニごと標本として数個作製していました。
意外と個人でこの標本を作っている方は少ないかもしれない。
この「掘ったら菓子」の記事の中でもとても検索数の多い人気記事です。
→757「恐るべし!寄生生物フクロムシ」
数年前に職場でバレンタインの時期に「くっついたらずっと一緒!寄生生物」という企画展示があったのですが、私の個人のフクロムシ標本を短期間貸し出しました。
割と有名な職場なので、そこに展示してもらえるとは光栄です。
私の出展している「博物ふぇすてぃばる」では寄生生物シリーズを「ガクタメ(※1)」にてご紹介している為、今年の「博物ふぇすてぃばる!8」ではフクロムシを取り上げる予定になっていました。(前回は「アカヒトデに寄生するアカヒトデヤドリニナ」でした)
※1 ガクタメ・・・「学問とはエンターテイメントだ!」という来場者へのプレゼン
プレゼンなので、お客様からの質問も多く出るはずです。
自分も今以上に猛勉強せねばなりません。
フクロムシについて、ずっと疑問に思っていたことを、解消せねば、と思い、千葉の館山の研究所にいらっしゃるY先生に、ご面会のお手紙を出し、コロナが落ち着いていた少し前に、研究所を訪ねさせていただきました。
・・・こういう場合、いつもそうですが、当たって砕けろ!精神で突撃します(w)
館山にホテルを取り、1泊で行ってきました。
先生には事前にお手紙で「この本を読んでおくといい」というのを伺っていましたので、面会日までに読み切って、大事なところは2度読んで、予備知識を入れてからの訪問です。
フェリーで行く予定が、この日に限って東京湾フェリーが「フェリー修理の為、運行時間が変わります(運行数が減少)」とのことで、待ち合わせの時間まであわただしいことが判明!急遽、海ほたる経由の湾岸高速で行くことになりました。
館山に到着してまずは腹ごしらえです。
「漁師料理たてやま」・・でっかい海鮮のお店です。
私は地魚丼の「あなご丼」
ジェダイは同じく地魚づけ丼
広ーい店内の大きな机にお客さんはまばらでしたので、ゆっくりできました。
食後、いよいよY先生の研究所に突撃です。
とても暑い日でしたが、空と海が青い、とても素敵な海岸沿いに研究所が立っていました。
入口までジェダイが送ってくれました。
ここからは私一人。ジェダイをあてにはできません(w)
Y先生はとても物静かで、優しい先生でした。
大学時代には、フクロムシの新種を発見されています。
ここでは面会の内容は省きますが、1時間余りにわたって、私の質問に答えてくださいました。
私の作ったカニに寄生をしたフクロムシの標本やヤドカリに寄生をしたナガフクロムシの標本を見ていただきました。
「とてもきれいにできていますね。僕も見習わないと」と言ってくださり、私はひそかに机の下で右手をグーにして「やった~!!」(w)
忙しい時期ではありましたが、時間を作ってくださったY先生に感謝です。
先生とお写真を撮ろうと思っていたのに、興奮して話し込んでいたので、すっかり忘れてしまったのが心残りです(w)
面会後、ジェダイが迎えに来てくださり、ホテルに向いました・・が、チェックインの時間までちょっと間があります。
急遽、途中の磯に寄って磯観察してみよう・・と、思い立ち、伊戸海岸へ。
ジェダイと、磯の岩を飛び歩きながら波打ち際まで行くと、イワガニがたくさんいました!
スカートをまくり上げて、近くのイワガニを捕まえてみると・・ええ?
なんと!
これがフクロムシが寄生しているではないですか!
あちこちの磯に出かけて採集するも、なかなか見つからなかったフクロムシが!
夢にまで見たフクロムシが!
試しに、もう数匹捕まえてみるとこれが続けてフクロムシ付き!
一匹見つかるとその近くに多く見つかることがある、とおもっていた通りだ!!
これはこれは! 大収穫です!
出来る事なら生きたまま数匹持ち帰りたいところですが、今日はホテルで1泊することになっていたので、採集して持ち帰ることはできません。そこで、標本用に1匹だけ持ち帰ることにしました。
持ち帰るにしても、このままですと暑さで死んで腐ってしまいます。
標本固定するための無水エタノールも有りません。
そこで考えたのが・・
コンビニを探して、これを購入しました。
↓
ジップロックとアルコール40の「ジン」
何とかこれで明日の夕方までもつでしょう!
「フクロムシ確保~~!!」
↓
↓(画像注意!)
↓
↓
↓
↓
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------------その②へ続く-------
としか言えない!!
穴子ちゃんは美味しそう~だ!!以上(笑)