場所は知っていましたが、細かな取り決めもなく、漠然としていて、当日までどのような
雰囲気になるかはまったくわからなかったので、本当にぶっつけ本番でした。
ひとつ決めていたのは、一方的に2時間しゃべるのではなく、参加型にして
それぞれの意見や気持ちなど都度促して聞いていこうということ。
会社でのプレゼンは得意でしたが、体験談というのはまた全然違うものなので本当にどうまとめるかかなり悩みました。
しかも2時間…。
時間配分が結構難しい…。
当日は合計12人でこじんまりした店内のテーブルを皆で囲むスタイルでした。
後、またMBSさんが取材に来てくださってそのスタッフの方。
そしてブログでいつも暖かいコメントを残してくださってるミカタ☆さん一家や
通訳案内士のお友達姉妹も来てくれて、本当に感謝&心強かったです
自己紹介から初めて少し場が和んでからはじめにもってきた話題は”タイガーマスク現象”
でも私自身もはっきりとタイガーマスクの話を知らなかったんですよね。
なぜに寄付をするのに”伊達直人”の名前だったのか
で、リアルタイムで観ていたという人、再放送で観ていたという人、歌だけなんとなく
覚えてる人、ということだったので、大体のストーリーを説明。
エンディングの歌が悲しすぎたよね~という話題から早速スマホのYouTubeで検索。
曲名はなんと「みなしごのバラード」…
時代を感じます…。
当然ですよね。
おぉ~、この旋律は悲しすぎる…などと言いながら。
タイガーマスク現象で注目された児童養護施設とは?を皮切りに…
虐待の現状から施設で育った後に迎える18歳での措置解除。
特別養子縁組、普通養子縁組、季節里親、週末里親の違い。
ここではミカタ☆さんの貴重な経験談を聞くことができました。
今や未成年の妊娠だけでなく30代ママの二人目、三人目はいらないからと病院へ捨て置く母親達の話。
毎日の報道の中で埋もれていく子供達のお話、そんな中から私の家族となってくれたJr.君を迎えるまでの体験談。
愛情の基盤をもって育つことがどれだけ大切か…。
その愛情を注ぐのが当たり前という理想の母親像にしばられて子育てママが欝になっていく図式。
愛情弁当の話から大阪府は中学校給食支給率が全国ワースト1(7.7%)で
全国平均は80%以上などなど。
自分でもちょっとてんこ盛り過ぎと思いつつ、これって私のくせみたいなもんで…
話がどんどん広がって行ってしまうので、元に戻すのが大変…
最終やっぱり時間が推してしまい、バタバタと締めに入ってしまいました。
それでも意見交換や発言が頻繁にあって本当に有意義な会となりました。
今回私が話をしていく中で、少数派であったり、世間から知られずに、でも大きな問題であることを解決、推進していくためには、認知度を高めるのが重要だということが一本のテーマとしてありました。
女性の社会進出、離婚問題、セクハラ、PTSD、精神障害、シングルマザー、難病治療、代理出産、不妊治療など、どれもほんの10年か20年前までは世間的にまゆをひそめられたり、人目をはばかるものでした。
それがいまや、堂々と当たり前のことのように語られて、それをサポートするしくみがどんどんできあがってきています。
行政や法規制なども蛇足ながら前に進んできています。
個々の諸事情はからみますが、現実問題としてそこに苦しんでいる人たちがいるのであればそこは幅広く議論されるべきだと思います。
養子縁組についても養護施設で保護される子供達が急激に膨らんできている現状や、介護問題と同じように行政の受け皿が飽和状態であるなら、タイガーマスク現象のように、善意の人たちから動き出す大きな受け皿にのせていければと思います。
そのためにはもちろん、最初は賛否両論ありますが、世間の認知度を高めるということが大切なのでは…と強く思います。
新聞記事やTV番組などで取り上げられるというのは本当に大きなものです。
これからもこのような問題が善意のもとに取り上げられていきますように。
私のブログなどもそのような小さなひとつの活動に過ぎませんが、これからも少しずつ続けていきたいと思います。
場所を貸していただいたマーシーオーガモンドのマスター。
主催していただいたJUNNAMAさん、音楽療法士のクワォリーさん、この機会を設けていただいて本当にありがとうございました。
出席していただいた方たちにも最大限の感謝を…
その後1時間ほどジャズセッションを楽しんで岐路につきました。
Jr.君はベッドに入ってましたが、目はばっちり。
感無量で一緒にベッドに入って少しお話しながら眠りにつきました。
本当に側寝でした
この子がいなかったら今日の出会いも私の話しもまったく存在しなかったんだな~と思いながら。
参加型の有意義な会になったとのこと、
よかったですね。近くに住んでいたら是非
伺いたかったです。残念。
かふぇさんがおっしゃるように、少し前は会話に出すのがはばかられていた話題も、今は少し変わってきているように思います。
いろいろな状況の人、いろいろな考え方の人が
いるということを皆が認め合い、それそれの
立場を尊重しあえるように日本の社会が
成熟していけばいいなと思います。
思っているだけではなく、少しは私も何か
できればいいなとも思います。
ところで、時間配分って難しいですよね・・・
私も仕事で毎回(たくさん詰め込みすぎてしまって)四苦八苦しております
お話会、本当に素晴らしかったという一言に尽きます。
こういったことはなかなか周りの人も知らないがために
「聞いてはいけないことかな・・」と気を遣われたり
(根掘り葉掘り聞かれても困るところですが^^;)
「何それ?」と言う感じで流されてしまったりしますが、
でも誰かが声をあげて伝えなければつたわらないわけで、、
こういったことをメディアの前でお話するということはなかなか勇気のいることだと思います。
たくさんの人たちに「知ってもらう」行動をしているかふぇさんの勇気にはただただ尊敬の念でいっぱいで私も胸が熱くなりっぱなしでした。
学が無いので幼稚な表現しかできませんが
かふぇさん、本当に堂々としていらしてカッコ良かったです
これからこのようなことがひとりでも多くの人に伝わっていくといいですね。
本当に、Mieさんにも是非参加していただいて、意見を伺いたかったです。
こういうマイナス方向の事象については理由が千差万別で一律に枠決めが
できないために、誤解や噂、しかも後ろめたさもついてまわるので
中々オープンにはなりませんよね。
でも人は前を向いて生きていくものですから、経験した価値をお互いに
見出すことが、Mieさんのおっしゃるように認め合うということだと思いました。
それには本当に、心豊かな社会にならないと難しいですよね。
わー、本当に会ってお話したいですね~。
はい。時間配分、まとめていても、脱線したりして中々難しいです。
そういう意味で一方通行のプレゼンなどの方が簡単かも…です。
後ほどゆっくり…。
いや、本当にそこまで褒めていただけるほどのものだったのか???と
自問自答していますよ~。
あれやこれやで、きちんと話ができたのかどうか…
こういうお話などは私自身は良いとしても、やはり家族の関わってくることですから、
ある程度慎重にならざるを得ないですものね。
私もかふぇオットやJr.君が傷ついて欲しくはないです。
でもやっぱり人の善意を信じていきたいですよね。
この行動がどういう結果を生むのかはわかりませんが、良い流れにのっていってくれたら、
と切に願います。
本当に4万人近い子供達が多くの家庭で育まれていってほしいと願って。
ミカタ☆さん、いつもいつも暖かい言葉をありがとうございます。