朝9時15分ごろの電話で急遽現場の仕事になった。

近鉄上本町駅で昼食もしなければならない。
12時過ぎに近鉄奈良駅から難波行き快速急行に乗った。
上本町駅に着くとまだ1時前である。いつもはそこらへんの立ち食いうどんで済ませたりするが今日は現場に入る時間は2時半、ゆっくりできる。今日は時間があるのでちょっとゆっくり食べようと思って近鉄百貨店のスカイレストランに行った。12階にある。どこもここは高そうだなあと思いながら「田舎ご膳」のメニューが目についた。少しずつチマチマと食材が乗っている。ままごとのようであるが適量なのでこの店に入った。1500円だったかな。まあいい。たまにはいいかと思って入った。老眼なのか値段がはっきり見えない。
けっこう混んでいる。昼時もあるが混んでいた。
でてきた献立は大皿（茶色の器、信楽焼きなのかいかにも田舎っぽく見える）に鯖のムニエル（もう小さい。3センチ角ぐらい）つくね物の揚げ物も同じ、そしておからも小さじ2杯ぐらい、煮びたしは人参にちくわに高野豆腐なのかこれも3センチほどに切ってある。切るだけでも大変である。コロッケもまたこれ小さい。直径5センチほど。小豆の煮豆が数個、コンニャクの田楽も2切れ、これも2センチ角ほどである。なんか田舎料理でも日本の田舎料理である。
韓国で食べた田舎料理、八堂（パルタン）ダムの近くで食べた韓国の野菜田舎料理はこれまた小さい皿にいろんな野菜の和え物やキムチがのせられていた。みんなで15種類。ミニチュアの野菜料理、韓国では珍しいミニチュアだった。
日本でまだミニチュアに上手があった。なるほど大皿にもりつける。バイキングであれこれとってきて並べたような田舎ご膳である。
ご飯の上にのっている昆布の兎、またこれも小さい。小人がこの料理を作っているかと勘違いしてしまう。
しかしご飯と味噌汁はやや器が小さいが子どもの器と同じで大皿に盛り付けられたものからみれば普通である。
食後にコーヒーがつく。値段は消費料込みで1050円でした。
意外と安かった。具沢山の味噌汁。肴のつみれなのか。ごぼうのささがきに大根などなど具だくさん。ご飯と味噌汁はお変わりできる。
私はお変わりしなくてもおなかいっぱいになった。

支払う時、1500円かなと思ったら1050円だった。まあまあの価格だった。
近鉄百貨店の店内を見ながらエスカレーターで下に下りた。
ひさしぶりにちょっと贅沢をした昼食になった。